バイリンガル子育て成功者の共通点から学ぶ”夫婦ですべき3つのこと”

バイリンガル子育て成功者の共通点から学ぶ”夫婦ですべき3つのこと”

国際結婚カップルの子供達は、自然とバイリンガルになる、と思いますか?

答えはノーなんです!

バイリンガル子育ては、親が子供をバイリンガルに育てるという意思を持って、バイリンガル子育てのために決めたことを実行し続けるからこそ成功するものなんです。

バイリンガル子育ての成功事例、バイリンガルに育った子供は確かに世の中に存在しますよね。国際結婚カップルの子供で、バイリンガルの子供とバイリンガルでない子供にはどんな違いがあるのでしょうか?

バイリンガル子育て実践中&これから始めようという、新米国際結婚ママたちに向けて、バイリンガルに育った子供たちの共通点を紹介、バイリンガル子育てのために夫婦でやるべき3つのことを詳しく解説します!

 

【バイリンガル子育ての成功事例】バイリンガルに育った子供たちの共通点5つ

  1. 自然なバイリンガルな環境があった
  2. 親の読み聞かせ&歌い聞かせがあった
  3. バイリンガル子育てをするという親の強い意志があった
  4. 両親が言語を分担&徹底
  5. ママが一緒に楽しんで学習していた

1 自然なバイリンガルな環境があった

バイリンガルに育った子供達の家庭では、自然にバイリンガルの環境がありました

生まれてしばらくは、その子の生活のほとんどが家庭にありますよね。聞き取る音と聞き取らない音を仕分けして、母語の音のベースを作る大切な時期に、どれだけバイリンガルの音をインプットできるか、それが後々子供が言葉を発する準備(下の筋肉の発達とか)ができたときのアウトプットに大きく影響するようです!

実は生後6〜8ヶ月までの赤ちゃんは、どんな言語の音も聞き取ることができる特別な能力を持っていますところがその数ヶ月後の生後10ヶ月〜12ヶ月になると、母語以外の音が聞き取りづらくなるそうです!

日本語は例えばイタリア語や英語に比べて音が少ない言語です。よく言われるのが英語の”r”と”l”の音を日本人は聞き取ることが苦手とされています。言語を勉強したことがある人は誰しもがこの発音の壁に向き合ったことってあるんじゃないでしょうか?Ayettaの場合は、”b”と”v”とかも苦手でした。。。イタリア語の”r”のような巻き舌で発音する音も難しい。。。

バイリンガルに育った子供たちの家庭では、1歳までだけでなく、その後も継続的に生活の中に自然にバイリンガルの環境があったことが分かっています。やはり”自然にバイリンガルな環境に馴染む”ことは、子供がバイリンガルに育つのに大切なベースなんですね!

2 読み聞かせ&歌いかけの習慣があった

 

バイリンガルに言葉を理解し、話せる、読み書きができるようになる、ということは、ふたつの言語でインプットしてアウトプットできるということですよね。

子供にインプットする言葉が、日頃の話しかけや夫婦や家族間の会話だけだと、どうしても日常の話し言葉に限られます”おはよう、今日もいい天気だね”とか”あれあれ?どうして泣いてるの?お腹が空いたのかな?”とか”スパゲッティーは美味しいね。もりもりたくさん食べて、コロコロちゃんは偉いなぁ!”とか、挨拶や天気のこと、日常の感情や食べ物、褒めたり叱ったり、そんな感じですよね。

絵本の読み聞かせや歌の歌いかけは、普段の生活の中では出てこない言葉も子供にインプットすることができます。

”赤ずきんちゃんが森の中を歩いていると、お花畑の近くで狼に会いました”

森の中で狼に出会うシーンは日常生活ではなかなかないですよね。(笑)

「〜していると」「〜しました」は書き言葉。子供との会話や家族の会話の中でこんな話し方はしませんよね。

”こぶた♪たぬき♪きつね♪ねこ♪”

こんなリズムで動物の名前を覚えたりします。

読み聞かせや歌いかけが大切、というのはバイリンガル子育てに限らず言われていることですが、仕組みは同じで、小さい頃の読み聞かせや歌いかけは、言葉を話し始めた頃だけでなく、読み書きをする頃に成果を発揮します字を読むこと、字を書くことは、適切に教育をすることでどの子供も学びます。読み聞かせや歌いかけがなかった子供は、字を音として発音することができても、文字や音が意味を持っていること、文字や音がストーリーを語っていることが理解するのに手こずります。

読み聞かせや歌いかけボキャブラリーを増やして、言葉からいろんなことを想像する力を高めることができます。ボキャブラリーが増えるって難しい表現ですが、つまりキャッチできる言葉が増えるということです。たくさんの言葉を受け取って、受け取った言葉から色々なことを想像したり、言葉と言葉、言葉と意味を繋げられるようになることで、言語力って磨かれていきますよね。バイリンガルの場合、それを2言語で行うってことですね。

2つの言語を自由に操るバイリンガルの子供たちが、読み聞かせや歌いかけをたくさんしてもらっていたというのは納得ですね!

 

 

3 バイリンガル子育てをするという親の強い意志があった

バイリンガル子育てに最も重要なのは親の意思です。

バイリンガル子育ては難しいって良く言いますが、確かに難しいです。バイリンガル子育てでうまくいかない一番の理由は、親がバイリンガル子育てを継続することができたなかったということが多いようです。

継続できない理由は色々あります。例えば日本に住んでいる国際結婚カップルの場合は、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚、近所の人とかに「外国語の前にまずは日本語がちゃんとできるようになった方がいいんじゃない?」とか言われるのは、すっごく良くある話ですね。

両言語がペラペラな両親なら、住んでいる国の言語に偏りがちです。普段の生活が日本語とか、子供ができるまでどちらかの言語で夫婦間も会話をしていたのであれば、気を抜けばつい家庭内がどちらかの言語に偏ってしまうことだってあります。つまり楽な言語に偏ったため、子供は一方の言語しか身につかなかった、ということはあります。日本では最近すっかりハーフタレントが増えましたが、見た目がほぼ外国人だけど、日本語しか話せない、そんなハーフの人も珍しくないですよね。

バイリンガル子育ては、1週間や1ヶ月、数ヶ月や1年程度の短期間ではなく、ずっと続けていくモノです。何年も続けていると、逆にそれが当たり前になって苦じゃなるようですが、最初のうちはバイリンガル子育てを実行し続ける親の強い意思が、バイリンガル子育ての鍵を握っています。

4 両親が言語を分担&徹底

「1人1言語の原則」

バイリンガル子育てを計画または実践中の人なら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。

バイリンガルに育った子供たちの家庭では、1人1言語の原則が徹底されていました。つまり、お父さん、お母さんがそれぞれ自分の母語のみで子供に話しかけているんです。意識してそうしていたケースと、お父さんは英語しか話せなかった、お母さんは英語が得意じゃなかった、そんな事情で自然に1人1言語が成立していたケースもあるようです。ある意味ラッキーですね。

1人1言語の原則を徹底する目的は、子供が自ら相手に応じて言葉を使い分けることを自然に身につけることと、両言語をミックスした中途半端な言語能力にならないようにすること、両言語をバランスよく習得するという3点です。

パパと話す時は英語、ママと話す時は日本語。まずは家庭で相手によって言語の切り替える能力を自然に身につけるそれから、父方の親戚、母方の親戚、住んでいる国の友達、住んでいない方の国の友達などとも相手に合わせて切り替えることができるようなるのです。

5 ママが一緒に楽しんで学習していた

 

小さい頃は特にママと過ごす時間が圧倒的に多くなると思います。子供たちはママと遊びながら言葉も文化も覚えていきますよね。

バイリンガルに育った子供たちの家庭では、ママが日本語話者の場合、ママは日本語だけでなく、パパの母語も大切にしてあげていました。例えばパパの母語が英語なら、歌を歌ったり、本を読んだり、日本語だけでなく英語でもママも子供と一緒に楽しく学んでいたそうです。

ここで重要なのがどちらの言語も大事、楽しい、役に立つ!と楽しく一緒に学ぶことですが、会話の場合は1人一言語を徹底していたようです。

このバランス、難しいですが、二つの言語どちらも大事にする=異文化を尊重し受け入れるグローバルな感覚を小さいうちから養うことはとてもいいことですよね。 

 

 

バイリンガルな子供たちの共通点からわかったこと

バイリンガルに育った子供たちの共通点からわかったことは、子供をバイリンガルに育てるために重要なことは、親の決意と実行力、この2つです。

バイリンガル子育てに必要なのは、当たり前ですが、バイリンガルな環境をいかに自然に子供に与えることができるか。これがバイリンガル子育てのベースですね。これは言葉で表現するのは簡単ですが、それを実現するには両親の”本気”の”実行力”が必要です。

親だって人間だから、楽な方に流れがち、つまり子供ができる前からそれぞれが別の言語で当たり前に生活していたのであれば、そんなに難しいことではないと思いますが、実際は、住んでいる国の言語で生活していますよね。つまり大変なのは、住んでいる国の言語とは別の言語を母語とする親がいかにその言語のみで子供とコミュニケーションをすることを徹底することです。

バイリンガルに育った子供の家庭では、自然なバイリンガルの環境を子供に与えるために、すごく努力したことがわかりますね。アメリカに住んでいる国際結婚カップルで、日本人ママが英語が堪能で、仕事もプライベートも夫との会話もいつも100%英語なのに、子供とだけ日本語で会話するのは最初はかなりの努力が必要です。しかも1週間とか1ヶ月とか短期間限定とかなら頑張れますが、子育て中それをずっと継続すると思うと、果てしないですね。

バイリンガル子育ての成功の秘訣は親の決意と実行力。バイリンガルに育った子供たちは、バイリンガル子育てをやってのけた親の努力の賜物ですね!

バイリンガル子育てのために夫婦ですべき3つのこと

バイリンガル子育てでは、夫婦で協力することがポイントです。そこで、バイリンガル子育てのために夫婦ですべきことが次の3つです。

  1. バイリンガル子育てをすることを夫婦で話し合う
  2. バイリンガル子育てをすることを夫婦で決意する
  3. 基本スタイルと例外を決める

バイリンガル子育てをすることを夫婦で話し合う

バイリンガル子育ては、子供にとってバイリンガルな環境が常に自然にあることがベースになります。夫婦はお互いの言語を尊重しつつ、それぞれの母語でのみ子供と話すことを徹底する必要があります。

仕事で疲れて帰ってきても、何かでイライラしている時も、ハッピーなことがあってテンションが上がっている時も、徹底して母語で子供とコミュニケーションをとることになります。

バイリンガル子育ては、国際結婚カップルが絶対しなければならない義務ではありません。子供はその存在が宝ものだし、そのまま自然に育っていく中で、ある程度は生活圏のマジョリティ言語とは別の言語も多少なりは勉強することになるでしょう。それでいいじゃないか、と考えるのもまたひとつの子育ての在り方です。

バイリンガル子育て以外の選択肢もあることを理解して、柔軟におおらかな気持ちで子育てについて二人で一度じっくり話し合ってみてください。

バイリンガル子育てをすることを夫婦で決意する

バイリンガル子育ては親の決意と実行力が鍵を握ります。やると決めたら徹底的に行いましょう。

適当にやると後々子供が両言語をミックスで身につけてしまったり、結局モノリンガルになったりと、気持ちだけ頑張っ他のにとがっかりしてしまう、そんな事例もあるんですよ。

バイリンガルに育った子供たちの家庭の親は、バイリンガルな環境づくりを徹底していますが、最も大変なのは最初のベース作りのようです。

人間って習慣化する能力にすごく長けています。慣れるまでは普段生活で使っていなかった言語で子供と話すことはちょっとストレスですし、面倒臭いですが、習慣化してしまえば、親自身も自然に言語をスイッチするようになります習慣化するまでは、ゲーム感覚で、親も自分の母語で子供と話すことを楽しむようにしたりと自分にあった工夫を楽しんでみてくださいね。

慣れるまでのストレスは夫婦でお互い労わりあって解消して乗り越えてくださいね。

生活圏のマジョリティ言語ではない方の母語で話すことを決めた親がそれを実行することが難しいと感じるのは、家の外ですね。バスや電車、カフェやレストランなど公共の場で、自分の母語を話すと、周りの人からすると外国語なので、つい振り返えられたり、ジロジロ見られたり、そんな周りの好奇心たっぷりの視線を感じてしまうことです。そんな時も周りの無責任な視線や声は気にせず自分の母語で子供と話すことを徹底します。

知らない人ならまだしも、義父母や親戚からは、彼らの立場&常識ベースからの直接的な反対意見やアドバイスなども届くことがあると思います。そんな時こそ夫婦で協力してください。パートナーが率先してバイリンガル子育てを頑張る妻や夫をサポート&周りにフォローするようにしてくださいね。

そのために夫婦二人でバイリンガル子育てをすることを決意する必要があるんです。

 

 

基本スタイルと例外を決める

バイリンガル子育てをすることを決意して、徹底的に実行することが大切だと説明しました。とはいえ、例外のないルールはないと言いますよね。子供の友達やその親、親戚、近所の人などモノリンガルの人と話す時は、どうしても母語のみで押し通すわけにはいかないことだってあります。私たちが言語を身につけるのはあくまでも社会性のためですからね。コミュニケーションを否定してまで言語を学ぶことはナンセンスです。

そこで、モノリンガルの人を含めて子供ともコミュニケーションをする場合、相手には相手の母語で話しかける、子供と一対一の会話の時は、自分の母語で話しかける、などの例外を夫婦で事前に設定しておくと、実際にその場で困ることがなくて済みます。

その場や後から子供にどうしていつもと違う言語で話をしていたのか聞かれた時も、事前にどう説明するかを決めておけば、夫婦どちらからでも同じ説明ができるので、子供が混乱することがないですね。

バイリンガル子育ては親が率先して楽しむ!

眉間にシワを寄せて教育しようとしても、子供は逃げちゃいます!(笑)

色々と難しいこともあるバイリンガル子育てですが、子育ての本質”子育てを通して子供と一緒に親も成長すること”を忘れちゃいけませんね。

バイリンガル子育ては結局環境づくり

赤ちゃんが生まれて間もない頃は、赤ちゃんが寝てる顔まわりに危ないものや余分なタオルや毛布を置かないとか、ハイハイするようになったらいつもより床掃除を徹底するとか、立ち上がるようになったら手の届くところに危険なものを置かないとか、開けちゃいけない引き出しや戸棚にはチャイルドロックをつけたり、階段に一人で行かないように柵をつけたりしますよね?

バイリンガル子育ての環境づくりも同じこと。怪我をしないように危険から我が子を守る環境づくりをするように、両親の大切な母語をどちらも大切にしてほしい、両親の大切な人たちとコミュニケーションができるように育てたい、将来の可能性を少しでも広げてあげたい、そんな子供へのオモイから、子供のためにバイリンガルという環境をづくりしたい、そう思っただけのことですよね?^^*

我が子へのオモイとバイリンガルという環境づくりの理由を大切にしながら、バイリンガル子育ても、子育ての本質である子供と一緒に楽しく成長するを親が率先して実践しましょう!

言葉は道具。言葉だけじゃなくて、言葉を使って歌ったり、感動したり、お互いの気持ちを交わしたり、2つの言語、2つの道具を色々使って、バイリンガル子育てを楽しんでいきましょ♪

 

おまけ 〜我が家のバイリンガル子育ての状況と課題〜

偉そうに色々と解説してきましたが、Ayetta&のっぽさんも、コロコロちゃんのバイリンガル子育てには試行錯誤の連続です。

私たちの大切なお互いの両親や兄弟、親戚や友達とコロコロちゃんがコミュニケーションできるように、コロコロちゃんをバイリンガルに育てることはコロコロちゃんができる前から決めていましたし、妊娠中も出産後も何度も二人で色々と話し合っています。私たちなりに色々と勉強もしました。(まだまだ日々勉強中ですけどね)

Ayetta&のっぽさんの場合も一番難しいのは、1人1言語の原則を徹底することです。我が家はのっぽさんの両親と同居なので、どうしても圧倒的にイタリア語が飛び交いますし、Ayettaがイタリア語を話さずに1日を終えることはできません。のっぽさんの両親は日本語はわからないので。

しかもAyettaは元来適当な人なので、ついうっかりと気づいたらイタリア語でコロコロちゃんにも話しかけてしまうことがあります。自分で気づいて気をつけることも、のっぽさんに指摘されて次の言葉から日本語に直すこともあります。。。

我が家の課題はAyettaがちゃんと日本語でコロコロちゃんと話すことを徹底することです!

一方私はイタリア語も好きだし、のっぽさんもAyettaと出会ってから独学ですが日本語を勉強しています。二人ともお互いの言語も文化も大好きなので、挨拶やちょっとした習慣、料理や歳時記など、取り入れられるものはできるだけ取り入れて、日本とイタリアどちらの文化も素敵だね。と一緒に体験しながら、コロコロちゃんには教えております。

ところで、英語教師をしている知り合いに子供ができました!日本に住んでいるんですが、待ち望んだ我が子を絶対バイリンガルに育てる!と強い決意のもと、彼は子供に英語のみで話しかけることを徹底しています!彼の奥様はAyettaと同じゆるい系なので、そんな夫をおもろいよね〜って笑顔で見守りつつ、私は日本語担当なの〜と言っていますw そんなバイリンガル子育ての仕方もあるんだなぁ〜と目から鱗でした。

親の決意と実行力が鍵を握るバイリンガル子育てですが、心を決めて実行することは徹底しつつも、結局楽しんだものがち。力を抜くとこは抜きつつ、バイリンガルな環境で子育てを楽しめばいいのかな、そうも思うのです。

 

もしよろしければ、あなたのバイリンガル子育てをAyetta&のっぽさんにも教えてくださいね!

私たちもまだまだ試行錯誤ですが、バイリンガル子育てに関しての情報や体験は今後も不定期に更新していきまーす!どうぞゆるりとお付き合いいただければ嬉しいです。^^*

注意:バイリンガルに育った子供の家庭の共通点は、あくまでそんな家庭が多いよというだけのこと、そうでなければならないというものではありません。

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