イタリア旅行を楽しんでいる最中に、喉がイガイガ、物を飲み込むのが痛い、喉の痛みでイライラ…。喉の痛みは鬱陶しいのですぐに対策をしたいですよね。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-18.png” name=”Ayetta”]Ayettaも疲れやストレスが溜まると喉を痛めやすい体質なので、イタリアに移住してからも色々な喉ケアを試しました。
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”noppo-01.png” name=”のっぽさん”]イタリアで一般的な喉のケアは、薬用ののど飴、トローチ、うがい薬です。
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-27.jpg” name=”Ayetta”]Ayettaの経験からこれは効いたと実感できた、オススメの薬用のど飴、トローチ、うがい薬をご紹介します![/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”noppo-06.jpg” name=”のっぽさん”]
せっかくのイタリア旅行で喉を痛めて辛い思いをする前に、旅行慣れしたのっぽさんとAyetttaがオススメする、旅行中に自分でできる喉風邪予防の対策5つも伝授しますね!
[/speech_bubble]Contents
旅行中など慣れない土地で喉が痛くなる理由
旅行など慣れない土地で過ごすとき、いつもの生活リズムが狂い、健康状態を崩しやすいです。健康な体のバランスが崩れると、ウイルスや細菌に感染しやすくなり、感染したウイルスや細菌によって喉が痛くなってしまいます。なぜ旅行や慣れない海外の土地で健康状態を崩しやすいかというと、理由は大きく3つ。
- 疲れが溜まって
- 免疫力が落ちて
- 喉や扁桃腺が弱い体質
疲れが溜まって
旅の疲れが溜まって、健康なバランスを崩してしまうことはよくある話です。具体的には、飛行機の長旅による疲れや、移動が続いたことによる疲れ、日本語や日本の常識が通じないことによるストレス、海外にいるという緊張感によるストレスなどが考えられます。
免疫力が落ちて
疲れと似ていて、重複するところもあるのが、免疫力の低下。軽い風邪を引いていて、免疫力が低い状態のところに別のウイルスや細菌が感染したり、時差ボケや睡眠不足などにより自律神経のバランスが崩れて、免疫力が低下することもあります。女性なら生理のタイミングなど、ホルモンバランスを崩しやすい状態にある時にも注意が必要です。また、イタリアは年間を通して、基本的に日本よりも湿度が低く、空気が乾燥しています。普段は鼻や喉の粘膜がウイルスや最近から守ってくれますが、乾燥によりウイルスや細菌が侵入しやすい状態&炎症を起こしやすくなります。
喉や扁桃腺が弱い体質
もともと喉や扁桃腺が弱い体質の人もいます。風邪を引くときはいつも喉から、って人いますよね。体質として喉や扁桃腺が弱い人は、意識して水分を補給をしたり、乾燥対策をしていても、他の人より喉を痛めやすいので、より一層の注意が必要です。
旅行や慣れない土地で喉が痛くなる理由を3つ、溜まった疲れ、免疫力の低下、体質とあげましたが、多くの場合、これら3つが重なり合って、喉の痛みが発生します。
イタリア旅行中に喉の痛みを予防する自分でできる5つの対策
- 水分補給
- しっかり睡眠をとる
- 栄養バランスを考えた適度な食事をとる
- 意識して休息をとる
- 睡眠時の乾燥対策を行う
ついつい水分補給を疎かにしがちですが、健康を維持するためには水分補給は不可欠です。1日に1.5リットルを目安に水分補給をするように心がけましょう。
旅行でやりがちなのが、時差ボケや興奮し過ぎて、眠れなくなってしまうことがあったり、ついつい予定を詰め込み過ぎて睡眠時間が短くなったり、しっかり睡眠を取ることで、楽しみたい時にちゃんと楽しめる体と体力を保つことができます。旅行中も7〜8時間を目安に睡眠を取りましょう。
外食ばかりの旅行中はなかなか食事のバランスは偏りがちですが、意識して、野菜・肉・炭水化物など、食事のバランスを考慮したチョイスをするようにしましょう。
イタリアは一年を通して、日本よりもずっと乾燥しています。しっかり質の良い睡眠で体を休めることができるように、ホテルなどでの睡眠時には加湿対策をすることをオススメします。日本ではビジネスホテルでも加湿器が常備されていることが多いですが、イタリアのホテルには加湿器が用意されていることはほとんどありません。電池式のポータブル加湿器などを日本から持参すると便利です。
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充電式のポータブル加湿器の場合は、携帯のポータブル充電器で充電できますよ!
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加湿器がない場合は、水で濡らしたタオルを軽く絞って、ベッドヘッドにかけておくと加湿効果があります。朝起きたらカラッとタオルが乾いていて、空気がどれくらい乾燥しているかに驚くと思いますよ!喉が弱い人は、睡眠時にマスクをするのもオススメです。薬局、スーパー、コンビニなどどこでもマスクが手に入る日本と違って、イタリアでは入手困難です。かさばるものではないので、マスクが必要な人は、日本から持ってくるようにしましょう。
イタリアで咳や喉が痛くてツライ時、薬局で買える市販薬3選
おすすめのど飴 SANAGOL GOLA VOCE 喉の痛みレベル☆☆★
SANAGOL GOLA VOCE(サナゴール ゴーラ ヴォーチェ)は、薬局の薬剤師さんに勧められたのど飴です。喉の奥がチリチリする程度の喉の痛みに効果が期待できます。レモン味で舐めやすいです。
喉の乾燥や炎症、咳に効果が期待できます。
成分
砂糖、グルコースシロップ、蜂蜜、ウスベニタチアオイエキス、カネキガラシエキス、ローズヒップエキス、レモンエッセンシャルオイル、メントール、シネオール
用法用量
1回に1粒を口の中でゆっくり溶かして服用します。1日4個まで。
値段の目安
6ユーロ(800円くらい)
参考:http://www.phytogarda.com/prodotto/sanagol-gola-voce-limone/
おすすめトローチ neo Borocillina Gola Dolore 喉の痛みレベル☆★★
neo Borocillina Gola Dolore(ネオ ボロチリッナ ゴーラ ドローレ)は、強い喉の痛みを伴う、喉の炎症に効果が期待できるトローチです。喉風邪を悪化させてしまって、SANAGOLでは痛みが楽にならなかったので、薬局に行って相談をしたところ、こちらのトローチを勧めてくれました。のっぽさん&Ayettaの感想としては、即効性が高い。舐め終わる前に喉の痛みが和らぐ。ただし、持続力が△。数時間でまた喉の痛みが戻ってきます。
有効成分のフルルビプロフェンは、非ステロイド性抗炎症薬で、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用があるそうです。日本では湿布の痛み止め成分、日本で有名な鎮痛剤の有効成分のイブプロフェンやロキソニンも非ステロイド性抗炎症薬。
注意事項
●他の非ステロイド性抗炎症薬との併用はNG
●フルルビプロフェンは稀に、フロセミド、利尿薬、血液希釈剤(抗凝固剤)に影響が出る場合があります。
●妊娠中は、かかりつけの産科医と相談の上使用可能。妊娠後期の使用はNG
●授乳中は、使用をお控え下さい
●長期間の使用で副作用としてアレルギー反応が出る場合があります。次に当てはまる人は使用を控えて下さい。
・血小板減少、再生不良性貧血、無顆粒球症など血液関係の症状がある人
・アナフィラキシー、顔や唇、舌の腫れなど重症なものに限らず、アレルギーがあるなど、免疫システムにトラブルがある人
・神経系のトラブルを抱えている人(めまい、うつ、脳卒中、吐き気など)
・耳鳴りなど耳にトラブルがある人
・呼吸系のトラブルを抱えている人(喘息、呼吸困難など)
・胃腸のトラブルを抱えている人(下痢、便秘、ガス溜まり、腹痛など胃腸のトラブルを頻繁に発症する人、たまに胃炎や潰瘍などを発症する人)
・皮膚のトラブルを抱えている人(かゆみ、湿疹、変色など)
・腎臓および尿路のトラブルを抱えている人
大人向けのトローチで、対象年齢は12歳以上。
成分
フルルビプロフェン(有効成分)グリセロールジビナート、カリウムアセスルファム、ハニーレモンアロマ、イソマルト、コポビドン
用法用量
1回に1粒のトローチを口の中でゆっくり溶かして服用します。24時間で最大8個まで。一度服用したら、次の服用まで3〜6時間空けること。
値段の目安
6ユーロ(800円くらい)
参考:http://www.phytogarda.com/prodotto/sanagol-gola-voce-limone/
おすすめうがい薬 FROBEN GOLA 0,25% collutorio 喉の痛みレベル☆★★
FROBEN GOLA collutorio(フローベン ゴーラ コルットーリオ)は、強い喉の痛みを伴う、喉の炎症に効果が期待できるうがい薬です。Ayettaが気管支炎を発症した時に、かかりつけの医者さんに勧めらたうがい薬です。よく効くけど比較的安全性の高いうがい薬と説明を受けました!
FROBEN GOLA collutorioは、口内炎、歯肉炎、咽頭炎の治療としても有効で、口の中を清潔に保つうがい薬としても効果を発揮します。お医者さんにも喉の痛みが治ったら、普通のうがい薬として使ってもいいよ、と言われました。なんだか不思議な感覚ですよね。
有効成分はフルルビプロフェン。非ステロイド性抗炎症薬で、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用があります。日本では湿布の痛み止め成分、日本で有名な鎮痛剤の有効成分のイブプロフェンやロキソニンも非ステロイド性抗炎症薬。
FROBEN GOLA collutorioには、直接薬液を患部に吹きかけるスプレータイプもあります。喉ぬーるスプレーのイタリア版?!Ayettaのお医者さん曰く、スプレータイプは使用が楽だけど、菌を洗い流して、薬が患部にしっかり塗れるうがい薬タイプの方がオススメだそうです。
注意事項
●他の非ステロイド性抗炎症薬との併用はNG
●フルルビプロフェンは稀に、フロセミド、利尿薬、血液希釈剤(抗凝固剤)に影響が出る場合があります。フルルビプロフェンに限らず、非ステロイド性抗炎症薬でアレルギー症状が出たことがある方はFROBEN GOLA は使えません。
●消化性潰瘍を患っている、または消化性潰瘍を過去に患ったことがある人は使えません。
●過去に胃腸の出血や胃腸穿孔(いちょうせんこう:胃腸の壁に穴があく症状)などの経験がある方は使えません。
●胃腸潰瘍、胃腸の出血の経験がある方は使えません。
●重度の心不全のある方には使えません。
●妊娠中は、かかりつけの産科医と相談の上使用可能。妊娠初期&中期の使用はNG
●授乳中は、使用をお控え下さい
成分
フルルビプロフェン(有効成分)、精製水、アルコール、ブルーパテントVE131、グリセロール、ミントエッセンス、硬化ヒマシ油40-ポリオキシエチレン、重炭酸カリウム、サッカリン酸ナトリウム、ソルビトール。
用法用量
付属のプラスチックのチビカップにFROBEN GOLAを注いで10mlを計測。口に含んで喉を洗うように、上を見て顎を上げて喉の奥で15秒以上ガラガラガラガラとうがいする。うがいが終わったら吐き出して終了。1日2〜3回、食後の歯磨きの後に行う。
値段の目安
7.8ユーロ(1000円くらい)
参考:http://www.phytogarda.com/prodotto/sanagol-gola-voce-limone/
疲れや環境の変化で痛めやすい喉をしっかりケアして旅行を楽しもう
楽しいイタリア旅行、当たり前ですが、日本語は通じず、食べ物や習慣も日本とは違います。イタリアは観光大国。4大観光都市、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネツィアだけでなく、近年ますます人気の高まっているアマルフィ、ナポリ、ロミオとジュリエットの街ヴェローナ、不思議な農村アルベロベッロ、断崖絶壁のカラフルな街並みのチンクエテッレ、イタリアの食の宝庫ピエモンテなど、見所満載のイタリア旅行は、限られた時間で複数都市を回る贅沢な日程になりがちですよね!
だからこそ疲れやストレスを知らず知らずのうちに溜めやすい。もともと喉や扁桃腺が弱い体質の人なら尚更です!自分でできる予防策で、疲れやストレスで痛くなりやすいデリケートな喉をケアして、イタリア旅行を最初から最後まで満喫してくださいね!
それでも喉が痛くなってしまったら、悪化する前にスグに対策!のど飴、トローチ、うがい薬など、喉の痛みの度合いや自分にあったものを選んで、しっかりケアして、イタリア旅行を楽しみましょう!
風邪を引いて熱を出してしまった時、お医者さんも勧める市販の解熱剤はTachipirina(タキピリーナ)と言います。詳しく説明しているので、困った時はこちらをご覧ください。
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