この記事では、
Twiceの韓国人メンバー、ダヒョンが
過去に着た″慰安婦Tシャツ″って反日表明なのか?
反日と騒がれるダヒョンはどんな人物なのか?本当に反日なのか?
を紐解きます!
2年連続の紅白歌合戦出場が決まった「Twice」に対して、
紅白出場の取り消しか辞退を求める声が、ネットで炎上しています。
その原因は、
メンバーの1人が過去に″慰安婦Tシャツ″と呼ばれるTシャツを着用していた
ことが明らかになったためです。
Twiceは、韓国人、日本人、台湾人の3か国の女性9名で構成された、多国籍女性アイドルグループです。
そして、
確かにTwiceの韓国人メンバー、ダヒョンが過去に″慰安婦Tシャツ″を着用した事実はあるようです。
実際に″慰安婦Tシャツ″を着用したダヒョンの写真が出回っています。
そもそも″慰安婦Tシャツ″とは、
どういう目的で作られたもので、
そのデザインが意味するものは何なのでしょうか?
このTシャツのブランド名、ロゴの意味を調べてみました。
そして、
″慰安婦Tシャツ″を着用したダヒョンは、
このTシャツで反日感情を表明していたのでしょうか?
渦中のメンバー、ダヒョンは、どんな人物なのかを調べてみました。
Contents
「慰安婦Tシャツ」ってどんなTシャツ?ブランド名、ロゴの意味は?
kororoko1のblog : 紅白出場の「TWICE」、過去ダヒョンが”慰安婦支援Tシャツ”着用で物議… 「BTS」に続き非難殺到か https://t.co/bcvCnnBEBh pic.twitter.com/96NPxGBn6U
— kororoko (@kororoko1) 2018年11月16日
問題となっているTシャツは「MARYMOND」というブランドが製作したもの。
韓国メディアによると、元慰安婦を後援する社会的企業で、
これまでにも多くの韓国芸能人が同企業の製品を身につけて公の場に登場しているという。
―Yahooニュース
MARYMONDは、韓国では若者の間では認知度の高いブランドで、
ブランドの商品を購入することで、
元慰安婦だった女性たちの現在の生活を支援するための支援活動の資金になることが認識されています。
認知度の高いブランドのため、
芸能人など有名人が着用するとすぐに大きな話題になるのだそうです。
つまり、このブランドのTシャツを購入&着用することは、
同じ韓国人で過去に辛い思いをしたことで今も苦しんでいる、
元慰安婦だった人を支援するための
ボランティア活動と認識されているようです。
気になるロゴは、「I MARYMOND YOU」と書かれています。
これは正しい英語ではありません。
韓国語にすることで意味が明らかになります!
その韓国語を日本語にすると「あなたを大切に思っています」という意味になるそうです。
今更ですが、
「慰安婦」とは、
戦地の軍人を相手に売春する施設である慰安所でそれを行った女性
現代では、それを批判する人々の視点から
「かつて主に戦地で将兵の性の相手をさせられた女性」との語義で用いられる用語
ー「慰安婦」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より 2018年10月17日 (水) 12:25 UTC http://ja.wikipedia.org/
戦時中、戦地で戦う軍人の慰めや労いのために、性の相手をさせる女性と専用の場所が設けられていました。
慰安婦とは、その「軍人の性の相手をさせる女性」のことです。
慰安婦は、日本軍による慰安婦問題が有名ですが、アメリカ軍、イギリス軍、フランス軍、ドイツ軍、国連軍、韓国軍にも慰安婦がいたことが確認されています。
韓国の元慰安婦だった女性たちは、日本軍、アメリカ軍、韓国軍の軍人の相手をさせられた女性たちということになります。
慰安婦にとっては、どの国の人の相手をさせられたか、ではなく、
その辛い経験そのものが心の傷となっているのではないでしょうか?
話題になっている″慰安婦Tシャツ″は、
平和に生きている自分たちの国に、
実際に過去に辛い経験をして、今もその過去に苦しんでいる、元慰安婦の女性たちがいて、
Tシャツ(5千円くらいだそうです)を買って、着ることで、
そんな人たちの「現在の生活を支援」するためのボランティア活動になる、という仕組みのようですね。
日本では、日本軍による韓国人慰安婦の問題が、今でも時々、反日感情の表明として話題になります。
反日感情として、韓国の慰安婦問題を意図的に取り上げている場合も、少なからずあるのは事実です。
でも、今回の「ダヒョンが″慰安婦Tシャツ″を着用していたことは、
着用していた事実があった、ということだけでは、
反日感情の表れとは言い切れないのでは?!と思います。
話題の″慰安婦Tシャツ″は、
元慰安婦だった人の現在の生活を支援するための社会企業MARYMONDのTシャツで、
Tシャツを購入することで、支援に繋がるボランティア活動として人気があります。
また、そのTシャツを着用して、ボランティア活動への参加を表明することが、
韓国の若者、芸能人を中心に流行しているようです。
ダヒョンの″慰安婦Tシャツ″の着用も、
純粋に、自国の元慰安婦だった人の現在の生活を支援するためのボランティア活動だったのかもしれません。
そこに「反日」という感情があったというのは少し拡大解釈な気がします。
ダヒョンってどんな人?反日なの?
ポジションはリードラッパーですが、パワフルなダンスが得意で、
デビューのきっかけも、中学2年生の時に参加したダンス大会で現在の事務所にスカウトされたことだそうです。
Twiceの中では、ムードメーカー的存在で、ファンをとても大切にする、サービス精神旺盛な人柄です。
日本のファンへの対応も、神対応!と日本のファンからの支持も厚いメンバーです。
韓国人&台湾人メンバーの中で、一番日本語が上手なのもダヒョン。
とっても頑張り屋な性格で、メンバーの誰よりも日本語を勉強しているそうです!
ダヒョンの記憶力は、メンバー&ファンにも定評があり、ファンの顔だけでなく髪型も覚えていたりするのだそうですよ!スゴイ!!
ダヒョンの頑張り屋な性格×熱心に勉強した日本語×抜群の記憶力 を発揮した動画がありましたので、ご参考まで♪
3人も日本人メンバーがいるから、日本語での対応は日本人メンバーに任せちゃってもいいところ、
積極的に、勉強中の日本語を使って会話をする姿は、
インタビューアである日本人アナウンサー、日本のテレビ番組、日本のファンに対する最大級のリスペクト
ではないかな?と思います。
昨年の紅白歌合戦の直後に、渡辺直美さんが、Twiceにインタビューを行った時の動画です。
「日本の大きな音楽番組で、お客さんがいっぱいいる中で(パフォーマンスをしてみて)、いかがでしたか?」
という日本語の質問に対して、
ダヒョンは、日本人メンバーのサポート無しで、積極的に日本語で答えています!
日本はK-popの人気が高く、Twiceにとっても大切なマーケットです。
仕事だから!日本語がこのくらいできるようになるのは当然だ!と思いますか?
仕事で必要と分かっていても、本人の努力や情熱なしに、外国語を学ぶことは難しいことは、
多くの社会人が身をもって知っていることです。
外国語学習は、いくら必要性を感じても、その言語の文化に興味がないと、なかなか困難です。私の経験上。
実際に、日本語がペラペラな外国人は、たいてい親日家です!
人一倍日本語の勉強も頑張り、ファンを大切にする人柄の
ダヒョンは、反日どころか、本当に、親日家である方が高いと思います!
まとめ:「Twice」過去に着た″慰安婦Tシャツ″って反日表明なの?ダヒョンは反日?親日家?!
Twiceの韓国人メンバー、ダヒョンが過去に着たと話題の″慰安婦Tシャツ″は、
元慰安婦だった人の現在の生活を支援するための社会企業MARYMONDのTシャツで、
Tシャツを購入することで、支援に繋がるボランティア活動として人気。
そのTシャツを着用して、ボランティア活動への参加を表明することが、
韓国の若者、芸能人を中心に流行していたようです。
韓国の慰安婦とは、日本軍だけでなく、アメリカ軍、自国韓国軍の慰めのためにも設置させれた慰安所で、軍人の性の相手をした女性のことです。
元慰安婦だった人の苦しみは、どこの国軍人の相手をさせられたかではなく、その経験そのものが辛い過去として、今もぬぐい切れないものなんだと思われます。
″慰安婦Tシャツ″は、
自分たちが平和に生きる国に、自分たちが生まれるずっと昔の過去のこととは言え、今もなおそのことで苦しむ女性たちがいて、現在の生活の支援を必要としている、
だからできることで手を差し伸べよう!というボランティア活動のツールだったようで、
″慰安婦Tシャツ″そのものを、反日感情のメッセージと捉えるのは、ちょっと拡大解釈だと思われます。
問題とされている、ダヒョンの″慰安婦Tシャツ″の着用も、
純粋に、自国の元慰安婦だった人の現在の生活を支援するためのボランティア活動だったのかもしれません。
そこに「反日」という感情があったというのは、少し拡大解釈な気がします。
また、人一倍日本語の勉強を頑張って習得し、
日本のファンからも「神対応」と言われるファン対応をする、
ダヒョンは、反日どころか、本当に、親日家である方が高いと思われます!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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