逮捕された日産元会長のカルロス・ゴーン氏を「悪者」として、
日本の各種メディアは大々的に取り扱っていますが、
ゴーン氏の逮捕容疑は確定していないし、
多くの情報がまだ謎のままで、分かっていないことが多いのが、本当は現状です。
一部では、
日本のメディアの偏った一斉の騒ぎ方、日産の対応の仕方、情報公開がなかなかされない捜査状況など、
不可解なことが多すぎる謎な事件
と目を細めて注目されています。
日本の多くのメディアが大々的に報道しているように、
本当にカルロス・ゴーン氏は「悪者」なのでしょうか?
本記事では、
知識や理解が足りずに、モヤモヤとこんな疑問を持っている人が、
なるほど!そういうことだったのか!
とモヤモヤを解消することを目指して書いています。
実は、
何となくメディアの報道で見える「カルロス・ゴーンは悪者!」説に違和感を感じて、
知識がないためモヤモヤしていたのは、私でした。
そのモヤモヤを解消して、「なるほどそうだったのか!」にたどり着いたきっかけになった記事を、
この記事では、
私がその記事を読み解くのに勉強した内容を付加して、
ビジネスや法律などに詳しくなくても分かりやすいように、
ドラマのようなストーリー形式で解説してみようと思います。
【この記事の目的】なんでそんな面倒なことするの?
私はこうやって理解した、
というのをカタチにしてみたかったので!(笑)
主な目的は自己満ですが…
もしあなたもビジネスや法律に興味はないけど、
話題のカルロス・ゴーン氏が悪者なのか?興味があれば、
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この事件は、
横文字の登場人物が多い、小出しの細かい情報も多くて、結局大事なことやどういうことなのかが分かりにくい!
「有価証券報告書の虚偽記載」「金融商品取引法違反」「司法取引」など難しい専門用語もたくさん使われて、頭が「?」でいっぱいになる…
だからこそ、情報バラエティ番組などの面白おかしく分かりやすい”ような”情報を鵜呑みにして、
「カルロス・ゴーン氏は、ケチで非常な悪者だ!」
「日産V時回復させた?!リストラとかしただけじゃないの?」
「本当にすごい経営者だったの?」
といった感情的な声がネットを中心に盛り上がっている気がします。
約20年…正確には19年の間に、日産でカルロス・ゴーン氏が何をしてきたのかを理解すると、
多くのメディアで描かれている(ように少なくとも私は感じる)、
「悪者」外国人カルロス・ゴーン元会長を追い出した、「正義」の日本企業日産
というイメージに、疑問が湧いて、
話題の「日産カルロス・ゴーン元会長逮捕事件」への興味・関心が深まり、見方が変わってくるかもしれません!
善悪だけで語ることができないことが多い世の中、
この事件も、絶対的な「正義」と「悪」の戦いではないと思えてくると思います。
カルロス・ゴーンは悪者か?日産とゴーン氏の20年の歴史ストーリー 全10話
ルノーと日産が「資本提携」したきっかけを作った男が語る、当時のカルロス・ゴーン
日産を立て直したカルロス・ゴーンの武勇伝とは?
3話目 日産のゴーン時代 ~不透明な独裁帝国が始まり 第二期
ゴーン氏一人に、ルノー&日産、2社の権力が集中!
4話目 日産のゴーン時代 ~絶対王からの転落 第三期
ルノー・日産・三菱の3社連合のトップからの下克上
5話目 ルノーと日産を「支配者と支配されるもの」の関係にしたくなかった
ゴーン氏が目指したのは「対等な関係」
6話目 ゴーン氏の2つの功績
①ゴーン氏が大切にした精神「企業と企業は、支配する者・される者という関係ではうまくいかない」
②中国を制した日産
7話目 きっかけはフランス政府
ルノーと日産の絶妙な関係を揺るがしたのは、フランス政府が仕掛けた法律
8話目 「最終兵器」のボタン
フランス政府から日産を守るためにゴーン氏がしかけた仕掛け
9話目 もう後戻りはできない
「最終兵器」をもつ日産は、ルノーは、フランス政府はこれからどうするか?
10話目 カルロス・ゴーンとは?
ゴーン氏と日産の20年の歴史を読んで、カルロス・ゴーン氏について考える
1話から順番にアップしていきます。
記事投稿に時間がかかると思いますが、あしからず。
参考資料
本記事のベースとして主に参考にしたのはこちらの記事です。
News Pics
「緊急特集 ゴーン事変 そうだったのか独裁帝国!【保存版】ルノーと日産「20年史」のすべて」
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