イタリア語の前置詞の覚え方!a/in/da/di/suの使い分けや使い方を例文付きで紹介

イタリア語の前置詞の覚え方!a/in/da/di/suの使い分けや使い方を例文付きで紹介

本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

イタリア語の前置詞「a in da di su」の使い分けや使い方をマスターする覚え方をご紹介します!

イタリア語で動詞の活用の次に、地味に面倒くさい…と感じがちなのが「前置詞」です。

イタリア語の前置詞が”面倒くさい”と感じる2つの理由

  1. 1つの前置詞に意味がいくつかある
  2. 形を変えたりする…

一気に全部覚えようとすると、混乱します。

もういやだー!わかんない!

例文見せられても理解できない…もういやだ~!

途中で投げ出してしまいたくならために、1つずつ、しっかり、何度も繰り返しチェック&使うを意識してマスターするのがおすすめの覚え方です。

この覚え方で練習して、

覚えてるじゃーん!やるね、自分!

という風に、前置詞攻略達成することを目指しましょう!

このレッスン(記事)では、イタリア語の基本の前置詞5つ「a、in、da、di、su」の基本の意味を、しっかり覚えて使い分け&使い方をマスターすることに集中します!

そのまま使える例文付きでわかりやすく丁寧に解説するので、あなたもイタリア語の前置詞を攻略できるはずです!

では、早速、見ていきましょう!

 

Contents

イタリア語の前置詞a/in/da/di/suの覚え方!

イタリア語の前置詞a/in/da/di/suの覚え方には3つのコツがあります!

  • 何個覚えればいいのか前置詞一覧をチェック
  • それぞれの前置詞を1つずつマスターする
  • 使う!使う!使う!

イタリア語に限ったことではありませんが、外国語の習得は地道な努力を積み重ねる必要があります。

もう嫌!途中でやってらんない!となってしまわない言語学習のコツは、楽しく!達成感を味わいながら進めることです。

そこでおすすめの方法が、ゲーム化×やってみる!

イタリア語の前置詞は躓く人が多い難関の1つなので、ゲーム化して「攻略する」という言葉を使って楽しみながら学びましょう。

また、実際に使える例文を自分で作って口に出すことで、前置詞が使えるようになった自分の成長を味わいながら学習を進めることができるんです!

いきなり覚えたばかりの前置詞を使って文章を作れと言われても、怯んでしまう人もいると思うので、使いやすい例文をご紹介しております。

 

この記事の使い方

この記事では、6つのステップでイタリア語の前置詞を学ぶことができます。

  1. 使い方を理解する
  2. 例文を書いてみる
  3. 例文を口にしてみる
  4. 例文をちょっと自分流にアレンジしてみる
  5. 使い方を確認する
  6. 自分流例文を何度も口にする

1つのステップができたら、次のステップに進みます。

つまづいたら、前のステップに戻ります。

戻ったステップでも理解が足らないor不安なところがあれば、もうひとつ絶対自信があるところまで戻ってやり直します。

3と6を暗記してしまうくらい多めにやるのがおすすめです。

使う例文は1つの理解に対して、1個~2個で大丈夫です。

 

イタリア語の前置詞一覧「a/in/da/di/su」

イタリア語の前置詞は5つです。

a、in、da、di、su

5つは片手で数えられる数なので、実はそんなに多くないのです!

まずこれを理解しましょう。

片手に入るレベルの難易度が、イタリア語の前置詞です。

では、5つのイタリア語の前置詞を、1つずつ攻略していきましょう。

 

イタリア語の前置詞a/in/da/di/suの使い分けや使い方(例文付き)

1 a 「~に、~で/~へ」 【場所/方向】

英語の「at/to」にあたる前置詞です。

イタリア語の前置詞「a」には2つの使い方があります。

  • a+場所を表す名詞
  • a+場所または方向を表す名詞

2つの意味や使い方を理解して、使い分けられるようになりましょう!

 

「a+場所を表す名詞」

「a+場所を表す名詞」で、「~に」または「~で」という意味になります。

場所を表す名詞の例:ミラノ、ナポリ

これはボックスのタイトルです。

Siamo a Milano.

(シアモ ア ミラーノ)

これはボックスのタイトルです。

Mangiamo una buona pizza a Napoli.

(マンジャーモ ウナ ブオーナ ピッツァ)

 

「a+場所または方向を表す名詞」

「a+場所または方向を表す名詞」で、「~へ」という意味になります。

場所や方向を表す名詞の例:フィレンツェ、方角

これはボックスのタイトルです。

Vado a Firenze.

(ヴァド ア フィレンツェ)

これはボックスのタイトルです。

Gli uccelli migratori vanno a sud.

(リ ウッチェリ ミグラトーリ スタンノ アンダンド ア スッド)

イタリア語の前置詞「a」に続く『場所』を表す名詞は、都市など、ちょっと狭い範囲の場所になります。

国や州のような広い場所を表す名詞は、「a」は使いません!

国や州のような広い場所を表す名詞を使う場合は、次に説明する「in」を使います。

 

2 in 「~に、~で、~の中に/~へ」 【場所/方向】

英語の「in/to」にあたる前置詞です。

inを使う形はいつも1つで、「in+場所を表す名詞」です。

イタリア語の前置詞「in」には2つの意味と使い方があります。

  • ~の中に、~へ
  • ~に、~で、~へ

2つの意味の使い方を理解して、使い分けられるようになりましょう!

 

~の中に

「in+場所を表す名詞」「~の中に/~へ」という意味があります。

トイレに行く」は、トイレという空間の中に行くと捉えてこう言います。

トイレに行く

Vado in bagno.

(ヴァド イン バーニョ)

山へ行く」は、山の中に行くという感覚なんですかね!

海に行く

Vado in montagna.

(ヴァド イン モンターニャ)

しかし、「海に行く」は、海というエリア(砂浜や海の限られた範囲)に行くという感覚なのでしょう、

海に行く

Vado al mare

(ヴァド アル マーレ)

 

~に、~で、~へ

「in+場所を表す名詞」で、「~に、~で」という意味になります。

これはボックスのタイトルです。

Matteo è in Italia.

(マッテーオ エ イン イターリア)

これはボックスのタイトルです。

Andate in Piemonte se volete bere i buoni vini!

(アンダーテ イン ピエモンテ セ ヴォレテ ベーレ イ ブオニ ビーニ)

イタリア語の前置詞「in」に続く『場所』を表す名詞は、国、地方名など、ちょっと広い範囲の場所になります。

 

場所を表す「a」と「in」の使い分け

イタリア語の場所や方向を表す前置詞「a」と「in」の基本的な意味は同じ。

「a」の方が、都市など比較的狭い範囲の場所を表します。

「in」は、地方や国など「a」より広い範囲の場所を表します。

一度挫折しかけたイタリア語文法攻略、私を助けてくれた1冊はこちらです↓

※アマゾンなら送料無料で翌日配送!

 

3 da 「~から」 【出発点】

英語の「from」にあたる前置詞です。

イタリア語の前置詞「da」には2つの使い方があります。

  • 「da+場所を表す名詞」
  • 「da+時間表す名詞」

2つの意味や使い方を理解して、使い分けられるようになりましょう!

 

「da+場所を表す名詞」

「da+場所を表す名詞」で、「~から」という意味になります。

場所を表す名詞の例:どこ、家、東京

これはボックスのタイトルです。

Da dove viene?

(ダ ドヴェ ヴィエネ)

これはボックスのタイトルです。

Sono da Tokyo.

(ソノ ダ トーキョー)

これはボックスのタイトルです。

La stazione è vicino da casa.

(スタツィオーネ エ ヴィッチーノ ダ カーザ)

 

「da+時間表す名詞」

「da+時間表す名詞」(例:1年、長時間)で、「~前から」という意味になります。

これはボックスのタイトルです。

Vivo a Roma da un anno.

(ヴィヴォ ア ローマ ダ ウナンノ)

これはボックスのタイトルです。

Ci siamo aspettati da tanto tempo.

(チ シアーモ アスペッターティ ダ タント テンポ)

 

4 di 「~の、~に属する」 【所有、所属】

英語の「of」にあたる前置詞です。

イタリア語の前置詞「di」には2つの使い方があります。

  • 「di+人、地域、組織、モノなどを表す名詞」
  • 「essere(~です、ます)+di+都市名」

2つの意味や使い方を理解して、使い分けられるようになりましょう!

 

「di+人、地域、組織、モノなどを表す名詞」

「di+人、地域、組織、モノなどを表す名詞」で、「~の」という意味になります。

人、組織、モノなどを表す名詞の例:マリア、トリノ、どこ

彼は、マリアの友達です。

Lui è un amico di Maria.

ルイ エ ウン アミーコ ディ マリーア)

 

「essere(~です、ます)+di+都市名」

「essere(~です、ます)+di+都市名」で、「~の出身です」という表現になります。

これはボックスのタイトルです。

Di dove è Lei?

(ディ ドヴェ エ レイ)

これはボックスのタイトルです。

Sono di Torino.

(ソノ ディ トリーノ)

 

5 su 「~の上に」 【場所】

英語の「on」にあたる前置詞です。

「su+場所やモノを表す名詞」(例:ソファー、テーブル)で、「~の上に」という意味になります。

これはボックスのタイトルです。

Puoi mettere il cuscino su quel divano, per favore.

プオイ メッテレ イル クシーノ ス クエル ディヴァーノ ペル ファヴォーレ)

これはボックスのタイトルです。

Il tuo libro era su quel tavolo.

イル トゥオ リーブロ エラ ス クエル ターヴォロ)

 

まとめ

最初に覚えておきたい、イタリア語の基本の「前置詞」5つを学習しました!

  1. a 「~に、~で/~へ」 【場所/方向】  英語の「at/to」
  2. in 「~に、~で、~の中に/~へ」 【場所/方向】  英語の「in/to」
  3. da 「~から」 【出発点】  英語の「from」
  4. di 「~の、~に属する」 【所有、所属】  英語の「of」
  5. su 「~の上に」 【場所】  英語の「on」

大変そうなイメージの前置詞ですが、実は「a in da di su」の5つだけ覚えれば良いんだ!と思うと、意外と越えられそうな山です。(笑)

しかもここまで読んだあなた、この覚え方だったら覚えられそう!むしろ覚えたよ!という方もいるのではないでしょうか?

イタリア語の前置詞を使い分けを学んだら、実際に例文をアレンジして自分のオリジナル文章を作って使い方の練習をしてみてください!

この覚え方なら面倒なイタリア語の前置詞も、意外と簡単に覚えられますよ!

ちょっと衝撃的な事実をお伝えします。

実は、この記事で学んだ5つの基本の前置詞「a、in、da、di、su」には、この記事で説明した以外の意味や使い方もあるんです!

よいお知らせもひとつ!

大抵は、今日学んだ5つの基本の前置詞の基本の意味で事足ります! ε-(´∀`*)ホッ

基本の5つの次に覚えておきたい、よく使う前置詞や、基本の前置詞のその他の意味や使い方については、また別の(レッスン)記事で解説します!

お楽しみに♪

 

おまけ

イタリア語の文法は、筋トレや自転車に乗るのと似ています。

一気に全てをやろうとすると、考えるべきことが多くて、なかなかったり、また間違えた…とイライラしちゃうんです。

まずは、今日学んだ、基本の前置詞5つ「「a、in、da、di、su」の基本の意味をしっかり覚え使い慣れるまで使い倒す!ことを目指してくださいね。

試験や会話で、イタリア語の文法につまづく人の多くは、練習不足なことが多い印象です。

過去の自分を振り返っても…( ̄▽ ̄;)

聞く、読む、口にする、書く!を、イタリア語文法という自転車に乗りこなせるようになるまで、何度も繰り返す気で取り組んでみてください。

イタリア語学習が便利なのは、その練習は隙間時間でできること!

家事をしてても、道を歩いていても、電車やバスでの移動時間、耳や口、頭の中は空いてる数分間がありますよね。

その隙間時間に、今日は、この自転車(基本の前置詞5つ)を乗りこなすぞ!という気持ちで、自分が使う場面をイメージしながら、学んだ文法を使ったフレーズを心の中や実際に口に出して何度も言ってみる!

をやってみてくださいね♪

手が空いている時は、覚えたフレーズを紙に書いてみる♪というのも良いアウトプット学習です!

学習したことが思い出せなくて、悔しいっ!!!は、まさにチャンス!!!

その悔しい気持ちを噛みしめて、一生懸命覚えたことは、長期記憶に定着しやすいです!

ぜひ「クソ―ッ!」という気持ちで、覚えちゃってください!