紅白歌合戦出場歌手の審査基準とは?今年の人気や活躍だけじゃない。これで納得!審査の仕組み。

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今年の紅白歌合戦の出場者が発表されました!

 

米津玄師は、今年の2月から今に至るまで人気あるのになんで出ないの?

復帰したばかりで今年活躍してない、いきものがかり出場

 

NHKの朝ドラ「まんぷく」の主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」のドリカム落選

 

初出場を決めた、あいみょん、DAOKO、King & Prince、Suchmos、純烈、YOSHIKI feat. HYDEのファンが歓喜に湧く一方で、

絶対出場する!と思われていた歌手の紅白落選に、納得がいかないファンを中心にネットが炎上しています!

 

そこで疑問なのが、

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準ってどうなってるの?

 

 

紅白歌合戦の選考基準は、以下の3つを総合的判断して選ばれているそうです。

1 今年の活躍

2 世論の支持

3 番組の企画・演出

 

ふむふむ。なるほど。

だとしたら、やっぱり納得がいかないっ!!!

むしろ疑問が湧いてくる!!!

 

そんな人も多いですよね(笑)

 

そこで!!!

この3つの審査基準をどのようにして判断しているのか、を調べてみました。

あなたのざわつく気持ちが少しでも落ち着くお役に立てることを目指して!!!

早速、見ていきましょう。

Contents

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準ってどうなってるの?


TJENA / Pixabay

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準は、3つの要素の総合判断で決まります。

1 今年の活躍 

2 世論の支持

3 番組の企画・演出

 

これら3つの要素は、次の6つのデータを参考資料として、総合的に判断されます。

 

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準の判断材料となる6つのデータ

① 7歳以上の全国5000人を対象に、NHKが行う電話調査

② 7歳以上の全国8000人を対象に、NHKが行うウェブアンケート調査

③ 「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目

④ CD・DVD・カセットの売上

⑤ 有線ラジオ・カラオケのリクエスト等についての調査

⑥ インターネットやダウンロード等についての調査

 


3dman_eu / Pixabay

①の電話調査は、RDDという調査方法が採用されています。

「RDD」とは

「ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)」の略で、

コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話をかけて調査する方法です。

この方式だと、電話帳に番号を掲載していない人にも調査をお願いすることができます。

「RDD方式とは」/朝日新聞DIGITAL

新聞社の世論調査にも使用されている方法で、

例えば、朝日新聞は、内閣支持率などを調べる毎月の調査や、大きな出来事があったときに実施する緊急調査に、RDD方式による電話調査を行っています。

 


Free-Photos / Pixabay

企画者側からすると一番楽な、②ウェブアンケートだけだと、

比較的若いネット世代の意見が集まりやすい傾向にあるかもしれませんね。

 


kaboompics / Pixabay

④CD・DVD・カセットの売上、⑥インターネットやダウンロード等についての調査は、

新曲にポイントが行きがちです。

当たり前ですよね!みんな、基本的には、新しいCDなどを買うわけですから。

 


klimkin / Pixabay

③ 「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目、⑤ 有線ラジオ・カラオケのリクエスト等についての調査、

ココが見落とされがちなところ!

毎年同じ歌を歌う演歌歌手の紅白出場を支えている「今年の活躍」と「世論の支持」は、

ズバリ!ここから来てるのではないでしょうか?

 

カラオケでは、最新の曲ばかり歌ったりしませんよね?

懐メロや長年のお気に入りの曲、歌いやすい持ち歌、場を盛り上げる鉄板ソングなども、カラオケの人気レパートリーです。

若い世代では、友達と、職場の仲間と一緒に、その他の1人カラオケなどでの利用しますが、

高齢者の間でも、カラオケは人気の娯楽です。

高齢化社会が進む中、一人暮らし、高齢者夫婦のみの世帯が増えて、社会とのつながりがともしくなりがちな世代の、居場所としてカラオケは1つの人気の場所なんです。

高齢者の選曲は、やっぱり馴染みの演歌の定番ソングなのではないでしょうか?

 

 

カラオケ同様に、ラジオも最新ヒット曲ばかりでなく、リクエストによって懐メロや少し前の曲でよく耳にする曲もありますよね。

 

短期の人気トレンドだけでなく、

長期的・安定的な人気を集める曲や歌手もまた、日本で愛される曲や歌手であり、

その年に多くの国民に好んで歌ったり、聴いたりされた曲は、

最新曲でなくても、今年を象徴する曲&歌手なんですね!

 

例えば、震災や災害などが起こった年は、私たちは日常的に不安を感じがち。大切な人やモノを失って、悲しみに暮れている人も多くいたりします。

そんな時に聴いたり、歌ったりしたいのは、元気が出る曲。

悲しいことが起こる前の、楽しい思い出にあふれた時期に流行った曲など。

そんなちょっと昔の曲が、紅白で歌われたりするのも、その年を表す曲、と言えますよね。

 

 

そして最後に「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目。

「NHKのど自慢」は、ファミリー向けのカラオケ番組です。

番組の視聴において、家族のチャンネル争いにならないように、

合格者は年齢別に枠があり、

若い人から年配者まで楽しめるよう(家族みんなで楽しめれるよう)、

高校生が何人とか~高齢者が何人とか、その中間の年齢層とかを何段階かに分けて

合格者を決めているそうです。

 

全国で順番に開催される形式で、

開催地域の産業などを全国に紹介する目的で、役所の担当者とか団体等の枠もあるのでは?

と言われています。

 

メイン視聴者&参加者層や、上記の事情で、

「NHKのど自慢」では、演歌を好む層が多くなりがちです。

若い出場者でも演歌歌ったり、懐メロ歌ったりする人もいます。

 

以上のように、6つのデータを「参考資料」として、

1今年の活躍 2世論の支持 3番組の企画・演出

総合的に判断した結果、

紅白歌合戦の出場歌手&曲は、選ばれています

 

 

また、「世論の支持」、国営放送としての「番組の企画・演出」では、

歌手や曲の好感度も大切です。

今年ネガティブなイメージで話題になった歌手や曲などは、

好感度という点において、選出されないと考えられます。

 

例えば、元メンバーの山口達也が強制わいせつ罪で処分された、TOKIOや、飲酒運転で処分された吉澤ひとみが在籍していたモーニング娘’18、原爆Tシャツ騒動で騒がれたBTSは、人気や話題性があったとしても、紅白出場者として選ばれませんでした。

 

人前に出て、夢や希望を与える歌手は、世間の注目を集めやすいです。

仕事とプライベートは別!と普通の仕事のように言い切れないのは、

この業界の難しい&厳しいところなんですね。

 

こと紅白出場に関しては、

その年の業績だけでなく、

歌手として、曲としての商品価値だけでもなく、

テレビや雑誌、SNSなどへの露出、イメージ戦略、好感度などが、

NHK的にどうなのか、総合的に判断された上での選考となるんですね。

 

2018年の紅白歌合戦出場者一覧

さて、そんな厳しい選考基準を満たして選ばれた今年の紅白歌合戦出場者一覧がこちらです!

2018年紅白歌合戦「出場歌手一覧」

★総合司会

出典:weblio.jp

内村光良(ウッチャンナンチャン)

桑子真帆アナウンサー

 

★紅組司会者

出典:ameblo.jp

広瀬すず

 

★白組司会者

出典:a-sounanda.com

櫻井翔(嵐)

紅白歌合戦の司会の選定基準について、気になる方はこちらもどうぞ♪

紅白歌合戦の司会ってどうやってきまるの?本人&公式起用理由コメントあり(2018年版)

2018年紅白歌合戦「出場歌手一覧」

紅組

aiko(13)

あいみょん(初)

いきものがかり(10)

石川さゆり(41)

AKB48(11)

丘みどり(2)

欅坂46(3)

坂本冬美(30)

島津亜矢(5)

Superfly(3)

DAOKO(初)

天童よしみ(23)

TWICE(2)

西野カナ(9)

乃木坂46(4)

Perfume(11)

松田聖子(22)

松任谷由実(3)

MISIA(3

水森かおり(16)

Little Glee Monster(2)

白組

(10)

五木ひろし(48)

EXILE(12)

関ジャニ∞(7)

King & Prince(初)

郷ひろみ(31)

Suchmos(初)

三代目 J Soul Brothers(7)

純烈(初)

SEKAI NO OWARI(5)

Sexy Zone(6)

DA PUMP(6)

氷川きよし(19)

福山雅治(11)

Hey!Say! JUMP(2)

星野源(4)

三浦大知(2)

三山ひろし(4)

山内惠介(4)

ゆず(9)

YOSHIKI feat. HYDE(初)

 

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準は、
「今年の成果×今年の人気×番組の都合」で決まるようです。


AnnaKovalchuk / Pixabay

紅白歌合戦の出場歌手の選考基準は、あくまでもこの3つ。

1 今年の活躍 

2 世論の支持

3 番組の企画・演出

 

つまり…こういうことですね。

1 今年の活躍     

今年の成果

新曲・既存の曲を含む商品の売上、認知度、活用度

 

2 世論の支持

今年の人気

歌手そのもの、また曲の好感度、認知度、活用度

 

3 番組の企画・演出

番組の都合

日本国営放送としての人気長寿音楽番組の企画・演出全体としてのバランス

 

特にポイントは、成果でも人気でも「活用度」。

歌は、聴いて・歌ってなんぼ。

歌手本人の歌声を聴くだけのじゃないんですね。

活用されてなんぼ。

つまり「多くの人に歌われた」というのもまた今年の活躍であり、人気なのです。

 

長年の演歌歌手がいつも同じ曲で登場する理由はココにあるわけです!

 

 

そして、NHKがオファーしても、歌手本人が「お断り!」するケースもあるのだとか!

過去には、矢沢永吉さんが紅白出場のオファーをお断り!

理由は、矢沢さんのバックバンドは全員が外国人で、12月末には母国に帰っちゃうから31日大晦日の仕事は受けられません!ということだったそうです。(笑)

ユーミンこと松任谷由実さんは、「おせち作らなきゃいけないのでダメ!」と主婦の事情でお断りしたことがあるそうです。日本の主婦にとって、年末のおせちの準備は大事な仕事ですもんね。手作りなら、紅白なんて出てる暇ないです!!!納得!(笑)

 

納得がいかない!とファンを中心に大騒ぎになっている、

ドラマ「アンナチュラル」(TBS系)の主題歌「Lemon」のYoutube再生回数が2億回を超え、

まさに今年を代表する歌手!の米津 玄師さんも、

NHKからのオファーを自ら断った可能性が高いのではないでしょうか?

 

日本テレビの朝の情報番組ZIPで、

なぜあまりメディアに出ないのか?

本人に尋ねたところ、

あまりテレビに出たくない。。。テレビに出ずに済むなら出ない。

と、本人が回答したそうです。

 

本当に良い曲×素敵な歌声で多くの人を魅了する歌手が、

みんなテレビに出たい!と思っているわけじゃないんですね。

 

できるだけ露出してくれた方が、嬉しいファンもいますが、

そんな彼がいいんだよ♡と今の米津 玄師さんに大満足のファンもいて、

米津 玄師さんが今年の紅白に出場しないことについては、ファンの中でも賛否両論あるようですね。

[blogcard url=”https://giapponeseitaliano.com/archives/8145″]

 

 

さて、今年の紅白歌合戦、出場メンバーがそろったところで、

次に気になるのは、出場歌手が何の曲を歌うのか?出場の順番は?トリは誰?

 

★紅白歌合戦の出場歌手の曲名発表は、12月中旬(12月16日~12月20日)

★紅白歌合戦の出場歌手の曲順発表は、クリスマスの頃(12月24日~12月25日)

発表が楽しみですね!

それまで約1か月、色んな予想を立ててドキドキしちゃいますが、

発表までワクワク待っておきましょう♪

 

以上、ずっと気になってた!紅白歌合戦の審査基準の謎を解いた記事でした。

あなたのざわつく気持ちが少しでも落ち着いたことを祈っております。

 

 

紅白出場者が意気込みを自らの言葉で語る!本人のコメント公式動画を集めました!

紅白が始まるまでにぜひご覧下さいませ♪

2018年紅白歌合戦出場者のコメントまとめ【本人が意気込みを語る!】動画あり

公式コメント動画は、各出場者順次公開されています。

順次追加していきますので、まだ気になる出場歌手の方のコメントがない時は少しお待ちくださいね。