おしゃれなイメージがあるイタリア語!
日本でもお店の名前(レストラン、エステサロン、美容室、ネイルサロン、雑貨屋さん)、ブログ名、会社の名、ブランド名、ペットの名前、メニュー名などにイタリア語はよく使われています。
おしゃれな言葉と言えば、フランス語、英語もよく言われますが、フランス語も英語も、日本人にとっては発音が難しい。。。
せっかくあなたの大切なもの(お店やブランド、会社名、アカウント名、ペットの名前など)に、おしゃれな外国語を使っても、覚えてもらえにくいのはちょっと残念ですよね。
イタリア語の発音は、日本人にとって比較的簡単です。基本的にはローマ字読みでOKなので。
個人的には、大学生の頃に学んだお隣の国の言葉、韓国語よりもイタリア語の発音の方が簡単でした♪
イタリア語の発音で難しいのはRとLの発音ですが、日本で使うためのイタリア語の名前で、ネイティブの発音を求める必要はないですよね。日本語の「ラ・リ・ル・レ・ロ」で発音すればいいと思います!
あなたの大切なものに名前を付けるというのは、子供に名前を付けるように、それに命を吹き込むようなもの。
日本では、姓名判断という名前による占いがあるくらい、名前って大事なものです。
この記事では、色んなネーミングで使える!可愛いイタリア語厳選20個を紹介します。
今日のテーマは「クリスマス」。
カトリックの国のイタリアでは、クリスマスは特別なもの。
日本でもおなじみのクリスマスのあれは、イタリア語では何と言うでしょう?
イタリアらしいクリスマスの特別なものなども、イタリア文化の紹介を織り交ぜながらご紹介します。
幸せが溢れるクリスマスの「かわいい」イタリア語を見てみましょう!
「これだ!」というあなたのお気に入りの名前が見つかりますように!
Contents
「クリスマス」ってイタリア語でなんて言うの?
「クリスマス」はイタリア語で、Natale(ナターレ)と言います。
イタリア語らしいおしゃれな響きです♪
イタリアのクリスマスは、日本のお正月に似てる感じ。
日本では、クリスマスは、友達や恋人と楽しく、お正月は家族とお家で過ごす、という方が多いのではないでしょうか?
最近では、せっかくの年末年始を、海外旅行に出かけたりして過ごされる方も多いですかね?
イタリアでは、基本的にクリスマスは家族で過ごします。
イタリアのクリスマスの王道の過ごし方は、
家族や親せきと″長い″クリスマスランチをして、
深夜0時に教会のミサに行きます。
クリスマスランチは、最近ではレストランを予約して外食にする家族も増えていますが、伝統的な祝い方は、家でホームパーティーです。
なので、イタリアママンは、前日からクリスマスランチの準備で大忙しです!
元々きれい好きなイタリア人、特別なクリスマスに客人を招くとなると、家中大掃除します!
それを考えると、ホストとなる家では、かなり前からクリスマスの準備をしていますね。
我が家は、クリスマスランチは、毎年義母の姉妹家族と行います。今年はうち、来年は彼女の家、再来年は彼女の家、と毎年ホストを順番に替えてお祝いするのが習慣です。
昨年は我が家だったので、数日前から大掃除!
料理は仕込みを2~3日前から行って、当日も早朝から、義母と料理を本当に食べきれるのか?!というくらい作りました(笑)
義父が日本料理も振舞いたい!と言うので(笑)、
義父の大好きなカレーと、義母のお気に入り「カツオのから揚げさっぱり甘酢漬け」と、夫の好きなポテトサラダを作りました!
イタリア人にとって、食事はおそらく何よりも大切なこと!
さすがグルメの国ですね。みんな食べるのが大好きで、本当によく食べます。
イタリア人は、パーティーの料理のメニューを考えるだけで、2時間くらい平気で本気の家族会議をします(笑)
ドルチェも、日本の「食事のあとのデザート♪」っていう軽い感覚じゃありませんよ。
肉料理まで終わったら、チーズ(最低数種類を味わいます)、フルーツ、ケーキ、ケーキに合うワインを頂きます。
そんな感じで大ランチを4~5時間くらいかけて頂きます。
クリスマスの他に、結婚パーティーとかもこんな感じw
カトリックの国イタリアでは、多くのイタリア人がカトリックのキリスト教徒です。
敬虔な人は、毎週日曜にはミサに行きます。
最近は特に若い人を中心に宗教離れしつつありますが、日本に比べると圧倒的に宗教(キリスト教)が生活に根付いています。
普段ミサに行かない人でも、25日24時のクリスマスミサには、足を運びます。
ミサは1時間ほどで、
ミサの最後に、周りの人と「Pace(パーチェ):あなたに平和を」と周りの人と握手を交わしながら声を掛け合います。
若い人は、大抵友人同士で誘い合って、ミサの前にバールやカフェでアペリティーヴォをしてから、ミサに行く人も多いです。
逆に年配の方は、夜中のミサは大変なので、26日の朝のミサに行く、という人もいます。
イタリアでは、クリスマスは基本的に家族や親せきと過ごしますが、
大晦日やお正月は、友人や恋人と楽しく過ごすのが一般的です。
大晦日のカウントダウンパーティーは、レストラン、バー、クラブ、ホームパーティーなど色んなところで開催されていて、みんなで楽しくカウントダウンを迎えるのがスタンダードです。
イタリアのクリスマス、日本と少し違っていて面白いですよね。
なんとなく雰囲気が伝わりましたでしょうか?
それでは、
クリスマスの「かわいい」イタリア語20選をさっそくご紹介します♪
クリスマスの「可愛いイタリア語」20選
クリスマスの「可愛いイタリア語」を集めてみました!
あなたの心に響くものが見つかりますように!
1 l’albero di natale(ラ・ネーヴェ) : クリスマスツリー
2 il babbo natale(イル・ギアッチョ) : サンタクロース
babbo(バッボ)だけでも、前後の文脈でクリスマスのことについて話していれば、サンタクロースと分かります。
また、babboは、フィレンツェのあるワインやオリーブオイルが有名なトスカーナ地方の方言では、「お父さん」という意味になります!
3 il regalo(イル・ガッティーノ) : プレゼント
プレゼントが1つなら、il regaloですが、
プレゼントが2つ以上なら、i regali(イ・レガーリ)になります。
「たくさんのプレゼント」と言いたい場合は、tanti regali(タンティ・レガーリ)と言います。
4 la rena(ラ・レーナ) : トナカイ
5 la slitta(ラ・スリッタ) : そり
6 la candela(ラ・カンデーラ) : キャンドル
キャンドルが1つなら、la candelaですが、
キャンドルが2つ以上なら、le candele(レ・カンデーレ)になります。
「たくさんのキャンドル」と言いたい場合は、tante candele(タンテ・カンデーレ)と言います。
「クリスマスキャンドル」は、le candele natalizie(レ・カンデーレ・ナタリーツィエ)。Candele Natalizie(カンデーレ・ナタリーツィエ)と、 “le”をはずして、単語の頭を大文字にしてもOKです。
7 la stella di natale(ラ・ステッラ・ディ・ナターレ) : ポインセチア
「stella(ステッラ)」は、「星」という意味です。
Stella di natale(ステッラ・ディ・ナターレ)は、「クリスマスの星」という意味なんです!
真っ赤なクリスマスの星が地上に落ちたように花を咲かせる、ロマンチックなイタリアらしい表現ですね!
8 il tronchetto di natale(イル・トロンケット・ディ・ナターレ) :ブッシュドノエル
tronchetto(トロンケット)は、ロールケーキのことです。
ブッシュドノエルは元々フランスのお菓子。イタリアにはお隣の国から、クリスマスのケーキとして伝わりました。
「クリスマスのロールケーキ」だから「tronchetto di natale(トロンケット・ディ・ナターレ)。
イタリアの定番&伝統的なケーキと言えば、
Pandoro(パンドーロ)か、Panettone(パネットーネ)です。
9 la canzone(ラ・カンツォーネ) : 歌
クリスマスキャロルは、Canto di Natale(カント・ディ・ナターレ)またはCarola di Natale(カロラ・ディ・ナターレ)と言います。
定番のクリスマスソングの「ジングルベル」は、Din don dan(ディン・ドン・ダン)です♪
10 Luminarie Natalizie(ルミナリエ・ナタリーツィエ) : クリスマスイルミネーション
Luci di Natale(ルーチ・ディ・ナターレ)とも言います。
イタリアの各都市でも、クリスマスイルミネーションで夢の世界のように輝くのは、クリスマスの時期の楽しみです!
11 le decollazioni natalizie(レ・デコラチオーニ・ナタリーツィエ) : クリスマスの飾り
12 la corona di natale(ラ・コローナ・ディ・ナターレ) : クリスマスリース
13 la chiesa(ラ・キエザ) :教会
14 Presepe(プレゼーペ) : プレゼピオ
Presepio(プレゼピオ)とも呼ばれます。
キリスト誕生のシーンを人形などを使って表現したもので、イタリアでは、クリスマスツリーと同レベルでクリスマスに欠かせない飾りです。
各家庭では小さな人形で作られたプレゼピオを家の中に飾ります。一方、クリスマスツリーは、家の外に飾ることが多いです。
教会では少し大がかりなプレゼピオが飾られ、立派なものになると、プレゼピオを見るために遠方からはるばる訪れる人もいるくらいです!
街中には等身大の人間よりも大きな人形などのプレゼピオを飾るところも!
プレゼピオ巡りは、イタリアのクリスマスの楽しみ方の一つです♪
15 la stella cometa(ラ・ステッラ・コメータ) : 流れ星
イタリアのクリスマスデコレーション、特に電飾でよく表現されるのが流れ星です。
教会の入り口にも、クリスマス時期になると流れ星のイルミネーションがされることが多いんです!
cometa(コメータ)は、直訳では「彗星」ですが、日本語の「流れ星」をイタリア語で表現しようとすると、やっぱりla stella cometaが一番しっくりきます。
流れ星をイタリア語に直訳すると、la stella candente(ラ・ステッラ・カデンテ)となります。こちらでもイタリア人に通じます。
16 Gesù Cristo(ジェズ・クリスト) : イエス・キリスト
Gesù(ジェズ)とだけ呼ばれることが一般的です。
最後の「ズ」を強めに発音するのがポイント。
17 la gioia(ラ・ジオイア) : 喜び
子供などに、「可愛い子!」「愛しの○○!」というニュアンスで、名前ではなく、「Gioia!(ジオイア)」と呼びかけることも良くあります!
子供はその存在そのものが、私たちの喜びですからね♪
イタリア人らしい愛にあふれた表現です♡
18 miracolo(ミラーコロ) : 奇跡
19 la magia(ラ・マジーア) : 魔法
20 Buon Natale(ボナターレ) : クリスマスおめでとう
メリークリスマス!ってことです♪
家族、親戚、友人など、クリスマスに出会った人とは、「Auguri(アウグーリ)!:おめでとう」の他、Buon Natale!と挨拶し合います!
クリスマスカードやプレゼントに添えるメッセージにも、Buon Nataleと書かれていますよ!
クリスマスのイタリア語は、カトリックに根付いたイタリアらしい文化と、ロマンチックで愛にあふれた表現がたくさんです!
奇跡や魔法が本当に起こりそうなクリスマス。
本当の奇跡や魔法は、あなたが大切な人のことを思って、
心を込めたモノや行動、気持ちそのものなのかもしれません。
クリスマスシーズン限定の商品の名前に
クリスマスの「可愛いイタリア語」を使ってみてはいかがでしょうか?
例えば、クリスマスシーズン限定のサービスの名前に
「Regalo di Natale(レガーロ・ディ・ナターレ):クリスマスプレゼント」。
自分への、大切な人へのクリスマスプレゼントとしてどうぞご利用くださいませ!
あなたへ、あなたの大切な人へ、私たちからの「クリスマスプレゼント」です。
そんな気持ちを込めて用意するのは素敵ですよね。
クリスマスの奇跡や魔法のような幸せを、あの人へ届けたい!
そんな想いを込めた「クリスマスの可愛いイタリア語」、あなたの大切なものの名前にどうぞご利用くださいませ。
使用上の注意
☆ 単語の冒頭の「il la l’ lo」は、冠詞(定冠詞)と言います。英語の「The」に当たるものです。ペットの名前や、ID、アカウント名、ハンドルネームでは、「il la l’ lo」は付けなくて大丈夫です。
☆ 動物や花など、数えられるもので、「1つの」と強調したい時は、「il la l’ lo」の代わりに「un una un’ uno」を使います。
「il la l’ lo」→ 「un una un’ uno」 の替え方は、以下のルールです。
il → un に替える
la → una に替える
l’ → un’ に替える
lo → uno に替える
ちょっと難しそうな説明をしてしまいましたが、もし実際に名前を付けるにあたって、不安になってしまったときは、気軽にお問合せくださいませ。可能な限りでお力になりますよ♪
色んなネーミングに使える!「かわいいイタリア語シリーズ」には、他にもこんな記事があります。
よければ併せてご覧下さいませ♪
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