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直接法近過去/essereを取る動詞とavereを取る動詞【イタリア語の難しい文法をわかりやすくサクッと解説!】

イタリア語
libellule789 / Pixabay
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イタリア語の文法は難しい…ですか?

ひとつずつ丁寧に紐解けば、実はイタリア語の文法は、そんなに難しくない!

かもしれませんよ♪( ´艸`)

 

新企画【イタリア語の難しい文法をわかりやすくサクッと解説!】では、

イタリア語の文法の一番わかりやすい解説!を目指して始めました!!!

 

今日のテーマは

直接法近過去/essereを取る動詞avereを取る動詞

イタリア語には、過去のことを表現する方法(過去時制)が8種類くらいあるのですが…(;^_^A

日常的に一番よく使う過去時制が、「近過去」。

正式には【直接法近過去:Indicativo passato prossimo】と言います。

 

近過去の作り方はこちらの3ステップです。

近過去の作り方は3ステップ

1. 近過去を作りたい文の動詞が、「essere/avere」どっちの助動詞を取るかを判断!

2. 動詞を過去分詞する

3. 1で判断した「助動詞 essere または avere」を2で作った動詞の過去分詞の前に設置して、近過去の完成!

 

近過去を作るには、

近過去形にしたい動詞が、「essere/avere」どっちの助動詞を取るかを判断する必要があります。

Contents

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直接法近過去「essereを取る動詞とavereを取る動詞」を判断する方法


avereを取る動詞 →他動詞と多くの「自動詞」

essereを取る動詞 →場所の移動、存在、状態、変化を表す「自動詞」とpiacere

 

「他動詞」「自動詞」ってなに?カンタンな見分け方


他動詞は、目的語がないと「なに?」って聞きたくなっちゃう動詞のことです。

 

例えば、「mangiare:食べる」

Ho mangiato! (オ マンジャート) :僕は食べたよ!

と言われると…

「え?なにを?」と聞きたくなりますよね!

 

Ho mangiato una pizza! (オ マンジャート ウナ ピッツァ) :僕はピザを食べたよ!

と言ってもらえると、なるほど!そうなんだ!と安心できますね。

上の文では、「una pizza」が目的語になります。

 

 

自動詞は、目的語がなくても文が成立する動詞のことです。

 

例えば、「piangere:泣く」

Ho pianto! (オ ピアント) :私は泣きました。

と言われると…

「おぉ…そっか…。」と完了することができますね。

「泣いた」という報告を受け止めた上で、どうしたの?悲しいことでもあったの?と会話を展開することはできますが、

とりあえず、受け止めて第一段階終了!でOKですね。

これが、自動詞の特徴です。

 

自動詞の他の例ももう少し見てみましょう。

例えば、「andare:行く」

Sono andato a Roma! (ソノ アンダート ア ローマ) :僕はローマに行ったよ!

あれあれ?a Romaとか付いてるから他動詞?と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私は初めて見た時、そう思いました!( ´艸`)

「a Roma」は目的語ではなく、追加情報です!

「a」などの助詞を伴う!ってところがポイントです!

avere/essere どちらを取るか早見表「よく使う25語」


libellule789 / Pixabay

avereを取る動詞 →他動詞と多くの「自動詞」

essereを取る動詞 →場所の移動、存在、状態、変化を表す「自動詞」とpiacere

「essereを取る」よく使う動詞21語

essereを取る動詞は、場所の移動、存在、状態、変化を表す「自動詞」piacereです。

とりあえずはこの21語を覚えるとかなり会話ができるようになります!

日本語 イタリア語原形【Infinito】 イタリア語過去分詞【Participio Passato】
行く andare andato/a/i/e
来る venire venuto/a/i/e
入る entrare entrato/a/i/e
出る uscire uscito/a/i/e
滞在する stare stato/a/i/e
生まれる nascere nato/a/i/e
残る rimanere rimasto/a/i/e
死ぬ morire morto/a/i/e
成長する crescere cresciuto/a/i/e
座る sedere seduto/a/i/e

いる、ある

essere stato/a/i/e
降りる scendere sceso/a/i/e
出発する partire partito/a/i/e
できる riuscire riuscito/a/i/e
落ちる cadere caduto/a/i/e
なる diventare diventato/a/i/e
変化する cambiare cambiato/a/i/e
雨が降る piovere piovuto
乗る salire salto/a/i/e
経つ passare passato/a/i/e
好む piacere piaciuto/a/i/e

「avereを取る」よく使う不規則動詞28語

avereを取る動詞は、全ての「他動詞」と多くの「自動詞」です。

上記で紹介した「essereを取る動詞」以外はほとんど「avereを取る動詞」です。

 

avereを取る動詞はすごく多いので、

過去分詞づくりがちょっと難しい「よく使う不規則動詞」を表にまとめてみました!

日本語 イタリア語原形【Infinito】 イタリア語過去分詞【Participio Passato】
開ける aprire aperto
飲む bere bevuto
尋ねる chiedere chiesto
閉める chiudere chiuso
走る correre corso
守る difendere difeso
描く disegnare disegnato
言う dire detto
分ける dividere diviso
する fare fatto

読む

leggere letto
置く mettere metto
動かす muovere mosso
失くす、負ける perdere perso
泣く piangere pianto
取る prendere preso
生産する produrre prodotto
笑う ridere riso
縮小する ridurre ridotto
答える rispondere risposto
壊す rompere rotto
溶かす sciogliere sciolto
(お金を)使う、消費する spendere speso
消す spegnere spento
訳す tradurre tradotto
見る vedere visto
生きる、暮らす vivere vissuto
勝つ vincere vinto

 

過去分詞の作り方について、詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね!

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まとめ

日常的に一番よく使う過去時制が「近過去」【直接法近過去:Indicativo passato prossimo】について学ぶのに重要な、

近過去を作りたい文の

「動詞が、「essere/avere」どっちの助動詞を取るかを判断する方法」を学習しました!

 

avereを取る動詞 →他動詞と多くの「自動詞」

essereを取る動詞 →場所の移動、存在、状態、変化を表す「自動詞」とpiacere

 

他動詞は、目的語がないと「なに?」って聞きたくなっちゃう動詞のことです。

自動詞は、目的語がなくても文が成立する動詞のことです。

 

全ての「他動詞」と多くの「自動詞」が、avereを取るので、

まず最初に、数の少ない「essereを取る動詞」を覚えると学習効率がいいです!

 

「essereを取るよく使う動詞」と「avereを取る不規則動詞」は、

まるっと覚えてしまうのがいいので、一覧表にまとめました!

良ければぜひ活用してくださいね!

 

「動詞が、「essere/avere」どっちの助動詞を取るかを判断する方法」

「過去分詞の作り方」をマスターすれば、

日常的に一番よく使う過去時制「近過去」を活用できるようになります!

 

近過去の作り方は以下の3ステップです。

近過去の作り方は3ステップ

1. 近過去を作りたい文の動詞が、「essere/avere」どっちの助動詞を取るかを判断!

2. 動詞を過去分詞する

3. 1で判断した「助動詞 essere または avere」を2で作った動詞の過去分詞の前に設置して、近過去の完成!

 

近過去について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください♪

 

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