今日のフレーズは、
「~しました」 essere/avere+動詞の過去分詞
日本語や英語で一般的に「過去形」と呼ばれる形で、
過去のことを表現する時に使うフレーズです。
旅行や日常生活で使えるフレーズなので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね!
Contents
基本フレーズ
Sono arrivata all’hotel.
(ソノ アッリヴァータ アッロテル)
私はホテルに到着しました。
例えば、現地のプライベートガイドサービスなどを予約していて、
現地のガイドさんにホテルに着いたら連絡することになっていました。
電話やスマホのメッセージアプリなどで、
あなたが所定の場所に到着したことを相手に伝える時に使えるフレーズです。
日常生活でも、
誰かとの待ち合わせの時などによく使います!
覚えるフレーズの形
essere/avere+動詞の過去分詞 :~しました
よく使うイタリア語の代表がこの二つ、essereとavereですが、
このフレーズで覚える「essereとavere」は助動詞です。
※「助動詞」ってなに?と不安にならなくて大丈夫です!
このまま「essere/avere+動詞の過去分詞 :~しました」と覚えちゃってください!
このフレーズの難易度は、星2つ!(★★☆)
このフレーズの形を覚える上で注意すべき点が、2つあるんです!
注意点1 essere/avere は主語によって活用する
注意点2 動詞によって、「essere」「avere」どちらとセットで使うかを判断する必要がある
注意点1 essere/avere は主語によって活用する
イタリア語の動詞はいつも主語によって活用するので、
まぁ、いつものことですね!( ´艸`)
ちょっと大変ですが、落ち着いて確認すれば、そんなに難しくありません!
過去のことを表現するフレーズですが、
essere/avereの活用は、直接法現在【Indicativo presente】でOKです。
※essereの直接法現在【Indicativo presente】の活用を確認されたい方は、こちらの記事をご覧ください!
※avereの直接法現在【Indicativo presente】の活用を確認されたい方は、こちらの記事をご覧ください!
注意点2がちょっと厄介です!
注意点2 動詞によって「essere」か「avere」のどちらを使うかを毎回判断する必要がある!
動詞によって「essere」か「avere」のどちらを使うかの判断する基準は、
ザックリとしたルールがあるので、それに従いながら、
基本的には、動詞ごとに覚えていく必要があります。
詳しい説明は、こちらの記事をどうぞ♪
また、↑こちらの記事の中で、よく使う動詞については、
「essere」か「avere」のどちらを使うか、一目でわかる表にまとめてみましたよ!
慣れるまでは何度も確認したいと思います!便利だと思うので、良かったらご活用くださいませ♪
基本フレーズの「私はホテルに到着しました。」は、
Sono arrivata all’hotel.
(ソノ アッリヴァータ アッロテル)
essere+動詞の過去分詞(arrivare:到着する)+「all’hotel :ホテルに」
→Sono arrivata all’hotel.
となります!
ステップアップ1 基本フレーズの形を使った他の「例文」も見てみよう!
Ho studiato bene.
(オ ストゥディアート ベーネ)
(僕は)よく勉強しました!
・studiato →studiareの過去分詞形
・studiare :勉強する
→avereを使って近過去を作る動詞
E’ andato tutto bene.
(エ アンダート トゥット ベーネ)
全てうまくいったよ!
・andato →andareの過去分詞形
→主語は「tutto」で、男性名詞なので、過去分詞はandato
・andare :行く
→essereを使って近過去を作る動詞
・tutto 全て
La nostra bimba è nata in Aprile.
(ソノ ナータ イン アプリーレ)
私たちの娘は、4月に生まれました。
・nostra :私たちの
・bimba :(女の)赤ちゃん
→(男の)赤ちゃんは、bimbo
・nata →nascereの過去分詞形
→主語は「bimba」で、女性名詞なので、過去分詞はnata
・nascere :生まれる
→essereを使って近過去を作る動詞
Ho studiato bene.
(オ ストゥディアート ベーネ)
(僕は)よく勉強しました!
・studiato →studiareの過去分詞形
・studiare :勉強する
→avereを使って近過去を作る動詞
Mio marito ha preso il raffreddore.
(ミオ マリート ア プレーゾ イル ラフレッドーレ)
私の夫は、風邪を引きました。
・mio :私の
・marito :夫
・preso →prendereの過去分詞形
・prendere :取る、(乗り物に)乗る、注文する
→avereを使って近過去を作る動詞
・raffreddore :風邪
・prendere il raffreddore :風邪を引く
Hanno fatto la spesa nel frattempo.
(アンノ ファット ラ スペーザ ネル フラテンポ)
(彼らは)その間に買い物を済ませました。
・fatto →fareの過去分詞形
・fare :する、作る
→avereを使って近過去を作る動詞
・nel frattempo :その間に
ステップアップ2 「non」を付けると否定形になるよ!
Non essere/avere+動詞の過去分詞 :~していません。~しませんでした。
頭に「Non(ノン)」を付けるだけで否定形が作れます!英語よりずっと簡単♪
Non sono arrivata all’hotel. 私はまだホテルに到着していません。
Non ho studiato bene.
(ノン オ ストゥディアート ベーネ)
僕はあまり勉強しなかった。
Mio marito non ha preso il raffreddore.
(ミオ マリート ノン ア プレーゾ イル ラフレッドーレ)
私の夫は、風邪を引かなかったよ。
ステップアップ3 語尾に「?」を付けると疑問形になるよ!
Sei arrivata all’hotel?
(セイ アッリヴァータ アッロテル)
(あなたは)ホテルに到着しましたか?
疑問形を作る時に注意することは、
文脈に合った主語を確認&正しい主語の動詞のカタチを選ぶこと。
Sono arrivata all’hotel?
ソノ アッリヴァータ アッロテル?
(私はホテルに着いたのですか?)
と自分のことを人に聞くのは、一般的にはおかしな話ですよね。
家族や友人と一緒の場合、相手任せで着いて行っている場合などは、
Siamo arrivati al nostro hotel?
(シアモ アッリヴァーティ アル ノストロ オテル)
私たちのホテルに着いた? →ここが私たちの泊まるホテル?
と尋ねることはありますけどね♪( ´艸`)
一般的に疑問文を作る時には、
次のように疑問文にするために、主語を変更、それに伴って動詞の形を変えてあげる必要があります。
Sono arrivato/a(僕は~しました)→Sei arivato/a(君は)~しましたか?
Siamo arrivati/e(私たちは~しました) →Siete arrivati/e(あなたたちは)~しましたか?
ステップアップ4 質問(疑問形)への答え方
Yes=Sì(シィ)、No=No(ノォ)でパシッと立場を明確にして、
基本のフレーズの形か、否定形で答えます。
Sei arrivata all’hotel?
(君は)ホテルに着いた?
Sì, sono arrivata all’hotel.
(シィ、ヴォーリョ アンダーレ ア ピエディ)
うん、ホテルに着いたよ!
No, non sono ancora arrivata all’hotel.
(ノォ、ノン ソノ アンコーラ アッリヴァータ アッロテル)
ううん、まだホテルに着いてないよ。
否定文の場合は、
「essere/avere」と「動詞の過去分詞」の間に、『ancora(アンコーラ):まだ』を入れると
より自然なイタリア語になります!
ステップアップ5 あなたのオリジナルフレーズを作ってみよう!
基本のフレーズの形を活用して、
あなたの日常生活で使える、
または
あなたがイタリア語の日常会話を使いたい目的で使える、
あなたのオリジナルフレーズを1つ作ってみましょう!!!
essere/avere+動詞の過去分詞 :~しました
Ho letto un libro giapponese!
(オ レット ウン リーブロ ジャポネーゼ)
日本の本を読んだよ!
Ci siamo conosciuti non in Italia ma in Giappone sette anni fa!
(チ シアーモ コノッシューティ イン ジャッポーネ セッテ アンニ ファ)
僕たちは7年前にイタリアではなく、日本で出会ったんだよ。
作りたいフレーズの単語が分からない場合は、
とりあえずGoogle翻訳を活用するか、
お手元のテキストや辞書を活用するか、
このブログで紹介している単語などを活用してみてください♪
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