うちの子は●●が苦手…子供の弱みに悩むママ&パパへ「子供の能力を伸ばすために親ができる4つのポイント」

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子供の苦手なことは、どう伸ばしてあげたらいいの?

 

学校は、中間レベルの子供は放置?!

できない子のサポートは手厚く、できる子をドンドン伸ばすこともしてるのに、

「中の下」のレベルの子供の能力をもう一つ引き上げることはしてくれない…

 

親にできることって何?

 

例えば…


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「うちの子は、英語が他の子より苦手で、悩んでる…」

 

こんな悩みを持つママやパパも結構いますよね?

 

実は、海外で生活をするハーフちゃんのママやパパも、子供の言語能力で悩むことがあります!

国際結婚の親の子育ての大きな悩みのひとつが、言語

 

我が家は、イタリア在住で、イタリア人×日本人のハーフちゃんがいます。

パパの母国語はイタリア語、ママは日本語、元々の二人の共通言語は英語。

 

じゃあ、子供は自然にイタリア語も日本語も英語も学べていいね!

って思いますか?!

 

いいえ!!!

両親がよっぽど努力しないと、生活のメイン言語であるイタリア語しか、子供は習得できません!( ̄▽ ̄;)

なぜなら、子供にとって、イタリアで生きていくのに必要な言語は、イタリア語だけだから~

 

だから、せめて日本語は教えたい!我が家では、

ママはできるだけ日本語を使って、

絵本やおもちゃ、Youtube動画など子供に日本語に触れる機会を積極的に作って、

日本語に興味を持って、遊びながら生活の中で学んでいく環境をかなり工夫して作っています!

 


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まだ就学前の小さな子供ならそれでいいのですが、

学校が始まると、

国語が苦手、数学が苦手、体育が苦手、音楽が苦手…

学校で色んな教科を学ぶと、苦手な科目も出てきますよね。

 


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●●が苦手な我が子をなんとかしてあげたい!

という親の悩みが、より高度なものになってきますよね。

 


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でも、学校教育は、基本的には、

極端に勉強ができないとか、

家庭の深刻な事情などで極端に教育機会が乏しいという子供や家庭に対しては、

積極的に介入してサポートをしてくれたりしますし、

逆にすごくできる子に対しても、先生の関心が向きやすく、

秀でた能力を伸ばしてあげようというサポートが得られることが多いです。

 

ところが!

学校も先生も、中間層、しかも「中の下」くらいにいる子供は、放置であることが多いんですね。

極端にできないわけじゃないけど、平均よりちょっと低いとか、

子供自身が苦手意識を抱いているようだ…ということについて、

親としては何とかしてあげたい!と頭を抱えますが、学校にはイマイチ期待できない…

そんな時、あなたならどうしますか?

我が子の「苦手」「弱み」に悩むママ&パパへ

子供の能力を伸ばす4つのポイントをご紹介したいと思います!

1 苦手よりも得意や強みに目を向ける!

2 子供をよく観察する!&子供とじっくり話してみる!

3 周りに合わせるよりも適応させる方法や場所を探す!

4 「好き&得意×苦手&弱み」を見つける!

 

これら4つのポイントは、

目の前の「悩み」を解決するという端的な対処法ではなく、

今後、子供自身が、

進路や就職、転職を考える時、仕事でのキャリア開発や、

自分の人生をより豊かにするには?という視点で考える時に役に立つポイントです!

 

即効性がない!とか、ちょっと面倒だな…と思われるかもしれませんが、

このポイントを子供の頃に抑えておくと、

これからの成長過程で、何か困難にぶつかった時も、

自分で突破口を見出して乗り越える能力を身に付けることができると思います!

 

なるほどな!と思って頂けるようであれば、ぜひ試してみてくださいね♪

それでは、説明していきます!

Contents

苦手なことがハッキリしている子供の能力を伸ばす4つのポイント

1 苦手よりも得意や強みに目を向ける!

いきなり元も子もないようなこと言いますが、

苦手なことを伸ばすより、得意なことを伸ばしたり、強みを強化する方が、簡単で楽しいです!

 

どうしても人って「苦手なこと」「弱み」などの方が目が向きがちです…。

 

ママ&パパ、自分自身でもそうじゃないですか?

自分の強みと弱みをできるだけ全部書き出してください!

と言ったら、弱みの方が先にスラスラっと書けて、えーっと…自分の強みって何かなぁ?と考えて書きませんか?

 

苦手なことや弱みって、つい気になっちゃうから、よく意識を向けるためでしょう。

 

逆に、得意なことや強みは、

つい「上には上がいる…」と思いがちなので、

胸を張って私はこれが得意です!と言うのが恥ずかしい…なんて思ったりしがちです。

 

でも間違いのない事実として、

誰にでも「得意」「強み」があります!

 

子供に限ったことではありませんが、1人の人間は、色んな能力や特性を持っています。

誰でも色んな能力や特性の中で、

これは平均より上かなぁ~とか、他の人より比較的得意だな、秀でているかな、

って思うものが、必ず何かあります!

 

これができるっ!ってことじゃなくても、好きなことでなくても、

他の人は苦労してやってることが、自分にとっては苦労を感じないとか、

そんなものだったりするかもしれません。

 

どうせ同じ労力をかけるなら、

得意なことや強みを磨いて伸ばす方が、効率的だし、結果もでやすく、達成感を感じやすいです!

 

我が子の「苦手」や「弱み」に向いている目をぐっと引いて、

我が子の「得意」や「強み」に目を向けてみませんか?

実は、子供も自分の「得意」や「強み」に気づいていないことだってあるんですよ!!!

 

苦手なことがあって悩むのは、親だけじゃなくて子供自身だって悩んでることも…

そんな状態が続くと、自尊心も傷つきます…。

出せる成果も出せなくなってしまいます!

 

まずは、自分ってなかなかいいぞ!やればできることが色々あるぞ!と自尊心を育んで、

苦手なことや弱いとこがあるなんて普通!大丈夫!とセルフコンパッション(自分を許す&受け入れる能力)を養って、

成長マインドセット(しなやかに能力や可能性を伸ばす心のベース)を強化してみてはいかがでしょうか?

 

2 子供をよく観察する!&子供とじっくり話してみる!

「得意なこと」や「強み」って、自覚してないことも多いです、って話をしました。

 

特に「苦手なこと」や「弱み」にばかり目が向いていて、自信を失っているところで、

自分の「得意なこと」や「強み」に目を向けるって、大人でもそんなに簡単なことじゃないですね…( ̄▽ ̄;)

 

だからこそ!親の出番!

色眼鏡を外して、しっかりよーく我が子を観察してみてください。

1日で見つけようとしなくても全然いいです!

数日、1週間、1か月、かけてもいいので、

我が子の「得意」や「強み」を見出して、子供に伝えてあげて下さい!

 

すごいね!こんなことが得意なんだね!これは普通の子よりずっと上手にできるんだね!

発見した子供の「得意」や「強み」を子供に伝える時のポイントは、

「天才!」って感じで能力を褒めるより、

そのレベルに達するために子供が自覚・無自覚関係なく積み重ねた努力に目を向けるようにするといいです!

 

整理整頓が得意な子は、ものごとを整理するのが得意です!

元々そういう気質がある、のもそうですが、その気質を活かして、

部屋をきれいに保つために小まめに掃除やものの整理をしたり、

散らかさない工夫をしてたり、しています!

細かい繰り返しの作業が苦でないのかもしれません!

空間把握能力が高いかもしれません!

時間管理やルーティン作業の管理やコントロールが得意なのかもしれません!

物事の見通しを立てるのが得意なのかも、予測能力が高いのかも?!

 


天才とか成功者と呼ばれる人は、大抵ちょっと変わった人が多いですよね。

それは、自分の得意や強みを極端なまでに尖るほどに磨き上げてるからだと言われます。

逆に苦手や弱みは、放置してたりすることも。

だから、実は普通の人が当たり前にできることができないこともあります。

でも、得意なことや強みで成果を出してるから、苦手や弱みは帳消し、むしろネタになってますよね!

 

オールマイティ―の優等生になりたい人は、それを目指してもいいですが、

変化が激しく、個人の能力がより際立つようになってきている、現代社会において、

皆と同じことが皆と同じようにできることは、長い人生を考えると重要なことでは無いと思います。

 

僕は、私は、これが得意!僕の、私の強みはこれだっ!

だから、今これをやる!そしてこんなことを実現するんだ!

そんな風に言える、

自分で自分の人生を切り開いていける能力が、これからの社会では求められる、

そう思いませんか?

3 周りに合わせるよりも適応させる方法や場所を探す!


4144132 / Pixabay

学校の″みんな″は、英語ができるけど、僕はできない、私はできない… だから何?

周りに合わせる努力をしてエネルギーを消耗するよりも、

自分の特性を生かせるように適応させる方法や場所を探す努力をした方が健全ですよね!

 


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手足が長く、背が高い、首の長い「キリン」。

かつては、キリンの首が長いのは、

生き延びるために高い木の上にあるより新鮮な葉っぱを食べるために、

進化の過程で首を伸ばした!のだと考えられていましたが、

 

これは間違いらしいです!!!

 

キリンは、元々手足が長く、背が高い、首の長い種族だったそうです。

それが、たまたま、高い木の上の新鮮な葉っぱを食べて生き延びることができた

のだそうです!

 

つまり、自分の特性を活かして「適応」させたことによって、種族の繁栄に成功したんですね。

 

今の世の中、幸せや成功の形や方法は、多種多様!

選択肢が豊富な時代だからこそ、悩むんですけど…( ̄▽ ̄;)

選べる!って希望ですよね!

 

子供は子供の特性を活かして

つまり、

得意なことや強みだけでなく、苦手なことや弱みさえも、適応させる方法を見つけて活かして

人生を豊かにすることができるんです!

 

あなたはこんな弱点があるから、これが苦手だから、ダメ―!と誰かに評価なんてされる必要ないです!

どんな弱点も、どんな苦手なことも、角度を変えると強みや得意変わります!

 

ただ、苦手だな~、みんなと違うなぁ…と悩んでいる時に、自分でそれをやるのは、大人でも難しい…

だからこそ親の出番!

この子のこの特性は、どうやって、どんな風に、どこで活かせるかな?

と考えて、子供に伝えたり、

子供と一緒に考えたり、色んなことにチャレンジしてみてください!

 

どこにも、どんなタイミングでも、活かせる特性がない!!!!なんてことは絶対にないです!

 

もっと頭を柔らかくして、

ブレイクスルーポイント(これだっ!ここが抜け道だ!というポイント)を親子で探してみるのは、

親子の関係性を向上するのにもいいです!

 

勉強しなさいっ!と100回言うだけのエネルギーと時間があるなら、

子供と一緒に頭を使って、我が子がその子らしく輝ける方法や場所を探してみてはいかがでしょうか?

 

4 「好き&得意×苦手&弱み」を見つける!

とは言え、苦手なことや弱みって、できれば克服したいですよね…(;^_^A

 

特に、小学校~中学校の基礎教育で学ぶことは、一種の「道具」ですから、

まぁ、ある程度は使えるようになるに越したことはないです。

 

「道具」なんで、基本的には、何度も使ってるうちに、ある程度はこなれてきます。

運転とかと一緒ですね。

自転車とか車とか、何回も練習すれば、そのうち、とりあえず公道を走って目的地へたどり着くくらいはできるように、誰でもなりますよね。


ただ、苦手意識や嫌悪感が強いと、こなれるまで何度も練習したりすることができないんですね。。。

これが問題!

 


geralt / Pixabay

そこで、アプローチを変えましょう!

やりたくなるように工夫します。

 

ポイントは、必要性とワクワクやときめきを掛け合わせることです。

 

例えば、英語が苦手な男の子。

英語を英語と言う学習科目と捉えて取り組むと、辛いばっかりで、

結果もなかなか出ず、嫌悪感まで感じ始めると、

もう英語を勉強するどころか、「英語」と聞くだけで反射的に嫌な気分に!

 

この子の好きなことはサッカー!

サッカーは、好きで、クラブチームにも所属して、コーチにや周りの友達にも褒められていたり♪

もう頭の中まで筋肉バカでいけばいいじゃん!という選択肢もありますが…( ´艸`)

せっかくなので、この得意&好きを、英語の学習にも活用しましょ!

 

サッカー少年なら一度は憧れる、プロサッカー選手!

世界で活躍する日本人サッカー選手も多いですよね!

例えば、本田選手!

現在は、オーストラリアのAリーグ、メルボルン・ビクトリーFCに所属して、活躍しています!

本田選手の英語のインタビュー動画で、英語を勉強するとか!

 

最初は、英語で聴いて、何にも分からないと思います。

本田選手が語っていることを、親が教えてあげ下さい。

英語が苦手なパパ&ママなら、日本語訳とか字幕、英語字幕もある動画などを選ぶのがおすすめです!

子供の心に響いたフレーズを1つ選びます。

そこだけ何度も聞いて、聞こえたままに真似させてみてください。

 

例えば、本田選手がメルボルン・ビクトリーFCに入団した時の会見動画。

英語が全然わかんなくてもこんな感じの真似はできますよね!

フン フーンフン フンフン フフフン フッ フッ フーン♪

これも実は英語の学習方法のひとつ

 

実際には、こう言ってますね。

I always tried anythig what I want.(アイ オールウェイズ トライド エニスィング ワッアイ ワント)
:僕は、自分がやりたいことの全てに挑戦したい。

 

かっこいいですね!

これを教えてあげたら、そう聞こえるまで何度も聴いて、言えるようになるまで何回も口に出して練習する。

入団記者会見を英語でやる本田選手になり切って!!!

 

このワンフレーズが言えるようなると、6個の英単語を覚えてますし、

「僕はいつも~する:I always+動詞」というフレーズ

「なんでも自分が欲しいものなら :anything what I want」というフレーズ

「~なこと:what+主語+動詞」という構文

などなど色んなことを一気に覚えられます!

 

このフレーズをマスターしたら、ちょっとだけ単語を入れ替えたりして自分の言葉を作ったり、

I always tried to wake up early everymorning but it’s still difficult…you know, mam.

:僕は毎朝、早起きしようと努力はしているんだけど、未だに難しいんだよ、分かるでしょ、ママ?

なんて言い訳を英語で言えるようになったり、まぁ、アレンジはたくさんできますよね(笑)

 

世界で活躍する本田選手は、英語での発信も多いですし、本田選手の活躍を伝える英語の文章も沢山あります!

サッカー×憧れる選手への興味で、

英語に少しずつ触れて、ときめいたり、心に響いたところだけでいいから取り組んでみたりして、

興味を広げて、チャレンジを増やして、英語を身に付ける!

チャレンジの回数が増えれば、成功の確率ももちろん上がります!

成長&成功、目標達成する可能性を上げるには、

色んな工夫をして、ゴールに向かって前進し続ける、

つまり、チャレンジして、小さな変化を認める!を繰り返すのが、

結局は、一番確実な方法なんですよね!

どんなアプローチが我が子に響くか、わかりません。

だから色んなアプローチをチャレンジして様子を見てみるしかないです。

 

成果が出るまで、チャレンジを続けるためには、

ゲーム感覚で楽しく取り組んで、

期待ほどでないにしても少なからず得た成果を認めて、

それを得るために行った子供の努力を誉めて、

親子で1ミリでも前進し続けるしかないです。

 

プロセスを言葉にすると、大変なようですが、これやり続けるとなかなか楽しいですよ♪

子供の性質をそのまま認めて、親子で能力開発に楽しく取り組もう!

苦手なことがハッキリしている子供の能力を伸ばす4つのポイントをご紹介しました!

1 苦手よりも得意や強みに目を向ける!

2 子供をよく観察する!&子供とじっくり話してみる!

3 周りに合わせるよりも適応させる方法や場所を探す!

4 「好き&得意×苦手&弱み」を見つける!

どれもあなたのお子様にピッタリ!の具体的な能力開発メソッドではありませんが、

どんな子供の能力開発にも活用できる、基本となる考え方です!!!

 

いくらでもママ&パパ次第で、アレンジ可能な材料です!

 

すべての子供は輝く未来の可能性がある、と私は信じています。

なぜなら、すべての人間に、色んな気質や特性があって、それを活かすも殺すも自分次第だから。

子供の性格を親が変えることは、ほぼできないと思った方がいいです。。。

ある研究によると、親の子育てが子供の性格形成に与える影響はわずか1~10%!

 

でも、親は子供の自尊心を育んだり、自らの人生を自分で切り開くためにサポートすることはできます!

子供の人生なので、実行するのは子供自身ですが、そのためのサポートくらい、親としてはやってあげたいですよね!

 

「●●しなさい!」「●●しちゃだめ!」と何かを指示するよりも、

そのままの子供を受け止めて、現実的に子供の可能性を信じて、

自分で困難を乗り越えられるようにサポートしてあげることができますよね。

 

親は子供本人じゃないからこそ、客観的な視点も持てるハズ!

親にできることなんて、限られてますから、

限られた中で、何ができるか、何を目指すかを考えて、子供と一緒に成長していけばいいかな、

と子育てに日々翻弄しながらも、ベースではそんな風に思っています。

 

記事を最後まで読んでくださった

あなたの子育ての悩みが少しでも和らいで、

何か前に進めそう!これをやってみよう!と思えるものが見つかったらいいな

そう思っています。

 

長いようできっと短い子育て、一緒にがんばりましょ♪

 

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