標高1800メートルのアルプスの山の上で、森の小人を発見しました!!!
こちらです!
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「森の小人」と言えば…この歌?!
森の小人(日本)
森の木かげでドンジャラホイ♪ 不思議な雰囲気のイントロで始まり、アゲアゲな感じの歌い出し(笑)
歌詞はこちら。
一度聴いたらなんだか頭に残る歌ですね。Ayettaも子供の頃、なんだか好きでしたw 今は日本でプレゼントに頂いた日本の童謡CDに入ってて、この前コロコロちゃんが歌って踊ってましたw
「ドンジャラホイ」なんて言葉の使い方知らないだろうに、いい感じのポーズ取っていたので、雰囲気は感覚で感じ取れるものなのでしょうか?笑
「森の小人」の可愛い動画を発見したのでご紹介します!
「森の小人」というこの曲は、パラオのお祭りをテーマに作られた歌です。
上の動画の最後に、さと子さんが解説されているとおり、最初のタイトルは「土人の祭り(パラオ人のお祭りって意味)」だったのが、土人という言い方が、差別的なため、タイトルと歌詞をアレンジして「森の小人」となったんだそうです。
パラオは、当時、日本の委任統治領でした。*ちなみにパラオは、500以上の島からなる西太平洋の国。フィリピンの南西にあります。パラオをGoogleマップで調べると、海の上に「パラオ」って表示されてるから、え????あれ?となりますが、右上の方に地図をずらしていくと、本土が見えてきて、ホッとします(笑)
ところが、「小人」というタイトルもまた差別的、という考えによって、現在では、テレビ番組やラジオ放送などのマスメディアで放送されることはなくなり、教科書などに掲載されることも無くなりました。
でも、歌詞を見れば、差別的な内容でないことは誰にも明らかです!メロディーも歌詞もとっても可愛くて素敵なので、童謡を収録したCDや本には、今でも収録されていて、子供達も知っている愛されソングです。
森の小人のなんだか不思議なメロディーは、ロ短調だからかな。
ロ短調の曲と言えば、「パガニーニ; ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調」とかですかね。
Gnomi ci chiamo/ニョーミ・チ・キアーモ:僕らは小人(イタリア)
イタリア語で「小人」は、Gnomo(ニョーモ)。複数形で Gnomi (ニョーミ)です。なんかニョッキみたいで美味しそうですね(笑)
イタリアのGnomo(ニョーモ)の歌と言えば、こちら「Gnomi ci chiamo(ニョーミ・チ・キアーモ:僕らは小人)」。(1曲だけの動画がなかったので、イタリアの童謡メロディー動画ですが、最初の1分24秒が「Gnomi ci chiamo」です。)
Gnomo(ニョーモ)は、ヨーロッパで有名な森の妖精の一種。小人さんです。こんな特徴があります。
・身長15cmくらい
・おじいちゃんみたいな見た目で、長いひげが生えてる
・三角帽子がチャームポイント
・筋肉質
・主に地中で生活
・鉱脈の場所などに詳しい
・知的で、手先が器用
・細工品作りが得意
設定がしっかりしていて、面白いですね!
森の小人に出会える場所
私たちが森の小人に出会った場所を紹介します!
イタリア北西部、フランスとの国境にあるワインや美味しい食べ物で有名なピエモンテ州。アルプス山脈の一部「マリティム・アルプス」と呼ばれる山の、マリンベルン・リフージョという山小屋です。
マリティム・アルプスは、
フランス南東部とイタリア北西部にまたがる西アルプス山脈の一部
アルプス山脈の西側の端の流れが仏伊の国境を南下して地中海に隣接
このマリティム・アルプスのVinadio(ヴィナーディオ)というイタリアの小さな村に、マリンベルン・リフージョ(山小屋)はあります。
この山小屋は、カフェ&バール、レストラン、宿泊施設が提供されていて、山登りの休憩場所として人気です。
小じんまりとしてますが、子供が遊べる遊具(滑り台、ブランコ、トランポリン、小さいテーブルと椅子)もあって、小さな子供づれのファミリーにもオススメです。
最寄りの村(Vinadio:ヴィナーディオ)から、小さな子供連れで休み休みでも、歩いて1時間ちょっとくらいでした。コロコロちゃんは、途中ベビーカーで寝てましたけどねw
(のっぽさん&一緒に山登りした従兄弟が協力してベビーカー押してくれました。お疲れ様です。)
頑張ればベビーカー持参できます。でもベビーカーを持って行く時は、タイヤが大きくてしっかりしたもので!我が家のベビーカーはイタリアのメーカーCamです。
山小屋までの道中、牛の大移動を発見!暑い夏は涼しい山で美味しい草をたくさん食べて過ごすのだそうです。この牛達は、美味しい肉牛になる牛さん達です。ドナドナドナ〜。
1時間ほど歩いて到着した山小屋「マリンベルン・リフージョ」の脇の切り株?に彫ってあるのが、森の小人(Gnomo:ニョーモ)でした!
アップで撮影するとこんな感じ!
とっても可愛いのでホッコリしますね。自然に溶け込んでて、最初は気づきませんでした!
山小屋の裏にいる、木彫りの鷹の方が存在感があります!みんなこっちの写真を沢山撮ってました!
Gnomo(ニョーモ)に気づかずに山を降りる人もいっぱいいると思います(笑)
日本からわざわざいらっしゃる方はあまりいないと思いますが(苦笑)、もしいらっしゃることがあったら、ぜひニョーモと写真撮影して帰ってくださいね!
そもそも森の小人ってなに?!
こんな絶妙なポジションで、切り株にクオリティの高い小人の木彫りアートなんて、一体誰が、何のために作ったのか、気になりますよね?
リフージョの人に聞いてみたかったんですが、生憎大勢のお客さん相手に大忙しで、聞くタイミングがありませんでした。
実際のところは、どうやら「ただの遊び」ではないか、と周りのイタリア人は言ってました。
確かに、そんなに大切にされている風でもなく、気づかず通り過ぎる人も多いんです。
訪れるのが2度目という人の中にも、言われて初めて気づいた人がいました(笑)
どちらかと言うと、リフージョの裏の鷲の木彫りの方が価値があるようで、みんなわざわざ裏に回って写真を撮ってます。
確かにこちらは絶景をバックに、今にも飛び立ちそうな鷲の木彫りアート、この景色は圧巻です!
この鷲の方はリフージョの公式サイトにも掲載されています!
こちらの鷲も、誰がいつ何のために作ったのか、気になるので、リフージョに問い合わせてみることにします!分かったら、ブログ&Twitterでお伝えさせて頂きます!お楽しみに!
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超絶景!山のオアシス「マリンベルン湖」
アルプス山脈には沢山の湖があります。有名なのは、スイスのユングフラウ地方のヴァッハアルプ湖とかでしょうか?
アルプスの宝石とか鏡の湖と呼ばれていて、標高2271mのところにあります。
イタリアのマリティム・アルプスにもいくつかの湖があるのですが、マリンベルン・リフージョから徒歩45分くらいで行けるマリンベルン湖があります!
リフージョから1時間もかからないので、Vinadio(ヴィナーディオ)を出発して、リフージョの近くでピクニック、ランチの後にもうひと歩きでたどり着けていいです。
ただしなかなかの傾斜なので、山歩き用のシューズを装備するのがベストです。
できればストックもあると安心です。
(Ayettaともう一人の女性は、歩きやすいスニカーで挑んでしまいましたが、登山シューズくらい用意すればよかったなぁと思いました。)
45分間頑張って歩くと、こんな絶景が目の前に広がります!
湖のほとりでしばし休憩&アルプスの大自然を満喫してください!
個人的には、行きよりも帰りの山下りの方が大変だと感じました。湖へ向かって山を登るときは、お尻と膝の筋肉を使ってる感じでしたが、帰りの山下りは、太ももの筋肉を使ってしっかり足を踏ん張る必要があると感じました。
山下りの時こそ、登山シューズとストックがあればよかったかなぁ、と思いました。(笑)
リフージョまでの山道は、歩きやすいスニーカーで十分です♪ベビーカーを押して行けるくらいの道ですから!
ということで、イタリア・標高1800メートルのアルプスの山の上で、ドンジャラホイ♪と踊り出しそうな可愛い森の小人をこの目で観たい!という方は、マリティム・アルプスの山小屋「マリンベルン・リフージョ」へおいでくださいませ。
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