イタリア語を独学で勉強するには、第一にインプット。
聞いたり、読んだりしてイタリア語の語彙やフレーズを増やす!
そしてアウトプット。書いたり、話したりしてみる。
言葉は所詮ツールなので、使わないと意味がない!
使うことを前提としてイタリア語を学習するなら、
ゼロから始める初心者でも「フレーズでイタリア語を学ぶ」というのは、なかなかいい方法です。
実は、Ayettaは、イタリア語は「チャオ」と「グラツィエ」くらいしか知らなかった頃にのっぽさんと出会って、のっぽさんとメッセージやチャット、メール、スカイプでコミュニケーションする中で、少しずつイタリア語のフレーズを、聞いて、発音して、読んで、書いてを繰り返して学び始めたのが最初です。
フレーズでイタリア語を学ぶのに、Ayettaが使い倒したオススメ本とその学習方法をご紹介します!
Contents
会話をすることを目的として選んだイタリア語学習本
ゼロからイタリア語を始めるために、Ayetta買ったイタリア語の学習の本がこちら。
たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話
使うこと=会話することを目的として外国語を勉強するなら、アウトプットする形でインプットするのが効率的です。
単語、文法、と基本に忠実に学んでいくのももちろんいいのですが、
覚えた単語と文法を自分で組み合わせて初めてインプットできるのと、
覚えたまま使ってみることができるのとだと、
覚えたまま使ってみることができる方が楽ですよね!
「フレーズ学習」は4ステップで行います。
1 覚えたフレーズをとりあえずそのまま使ってみる/言ってみる。
2 手応えを感じたら、単語を入れ替えて使ってみる。
3 ここで初めて辞書や単語帳を使って、使いたい単語をインプット
4 自分でアレンジしたフレーズを使ってみる
とにかく使うことが目的のイタリア語学習です。
Ayettaがこの本を買った3つの理由
フレーズ学習するために「たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語」を選んだ理由を解説します。
①72パターン覚えて本当にイタリア語が話せるようになったら、楽だなと思った
②イタリアに行って、72パターンあれば、ペラペラじゃなくても意思疎通くらいできそうじゃない?と思った
③途中で挫折しないように、できるだけシンプルな勉強をしたかった
④72フレーズが、「これだけは絶対覚えたい重要パターン21」と「使える!頻出パターン51」の2段階になっている
①72パターン覚えて本当にイタリア語が話せるようになったら、楽だなと思った
最初から後ろ向きなんですが(笑)
できれば楽してイタリア語をマスターしたい、という甘い考えを持ってまして、
72という数字がなかなか現実的でかつ少なめと感じたのが、第一の理由です。
②イタリアに行って、72パターンあれば、ペラペラじゃなくても意思疎通くらいできそうじゃない?と思った
72って結構な数ですよね。
100ほどじゃないけど、仮に毎日1フレーズ覚えるとしても2ヶ月半くらいかかる計算です。
72フレーズあれば、ペラペラとはいかなくても、意思疎通くらいはできるようになるのかな、と考えたのです。
③途中で挫折しないように、できるだけシンプルな勉強をしたかった
文法とか複雑なルールを詳細に覚えて使いこなす自信がなかったのです。最初から後ろ向きw
最初から無理な計画を立てるより、頑張れはいけそうだな、という計画で臨みたいと思ったのです!
④72フレーズが、「これだけは絶対覚えたい重要パターン21」と「使える!頻出パターン51」の2段階になっている
散々弱気な感じで72という数字を選んだくせに、
「目標:72フレーズマスター」って大変かも…と怯んだわけです。(笑)
ところが、まず21パターン覚えればいいんだな、と思うと気が楽になりました!
21パターン覚えた後に、51パターンのうち必要なものだけ覚える
とすれば、気づいたら72パターン網羅しているだろう!と考えたわけです。
「たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話」で学習してみた感想
この本を隅々まで真面目にやれば、割とペラペラになります!
ペラペラの定義にもよりますが、Ayetta的にはペラペラになったな!という感覚がありましたし、この頃、周りの日本人にもイタリア人にもペラペラ評価をもらいました。
「たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話」と言ってますが、
フレーズだけ、とりあえず覚えろっ!と叩き込まれる訳ではなく、
フレーズ1つに対して、そのフレーズの主要文法を解説してくれて
且つ、1フレーズを単語を変えたフレーズバリエーションも紹介されているのです!
かなりありがたい造りになっています。
文法説明はサラッとしてあるので、もっと詳しく理解したい!と好奇心をくすぐられた時は、文法学習の本を開いて読みました。
文法学習にAyettaが使ったおすすめの本も紹介しておきますね。
あなただけのイタリア語家庭教師
架空の家庭教師マルコが語り口調で教えてくれる、わかりやすいテキストで、特に独学者にオススメ!
イタリア語独学のオススメ勉強法について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
「たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話」のおすすめの学習法
用意するもの
・たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話
・ノート
持ち歩けるようにA4サイズくらいまでの大きさの薄いものがオススメです。
・ペン
5色くらいあると便利。色はなんでもいいです。
・音声を聞けるデバイス
「たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話」には本のフレーズをイタリア語と日本語で読み上げてくれるCDが付属しています。会話をするには、発音ができないといけないので、イタリア語の音をインプットすることが大切です。
CDプレイヤーを用意してもいいですが、いつでも気軽に聞けるようにスマホなどに音声データを入れることをおすすめします。
スマホで再生する場合、イヤホンも常備していると、通勤通学の移動時、カフェでもどこでも周りを気にせず聞けるのでオススメです。
通勤通学が車の場合は、スマホとカーステレオをBluetoothで繋げて聴く方法がとってもオススメです。Ayettaはいつも、スマホに入れた音声データ(音楽や学習CDデータ)、youtubeの再生などを、車を運転中にカーステレオで聴いています!
学習方法
学習のポイントは3つです。
① 毎日学習する
② 復習する
③ まずインプット(聴く&読む)、定着させるためにアウトプット(発音する、書く)
上記の3つのポイントを意識しながら、具体的には次のように学習します。
インプット
1 基本フレーズを読んで覚える&CD音声を聞いてみる
2 「こんな時に使おう!」というアドバイスに従って、使う場面をイメージして、発音してみる
3 文法説明はサラッと読む
4 「基本パターンで言ってみよう」と紹介されているフレーズパターンのCD音声を一通り聞いて、全部声に出して言ってみる
5 「応用」の説明をサラッと読む
6 「応用パターンで言ってみよう」と紹介されているフレーズパターンのCD音声を一通り聞いて、全部声に出して言ってみる
7 「これも知っておこう!」をサラッと読む
8 これは使える!と思ったフレーズを1つ選んで、そのフレーズの日本語を、ノートに書く
9 選んだフレーズを覚えられるように、好きなだけ言ってみる
10 覚えたい単語を抜き出して、日本語で、ノートに書く
復習
11 ノートを見て、ノートに日本語で書いたフレーズをイタリア語で言ってみる
12 言えたら、最初に使ったペンと違うペンでOKマークをつける。ニコちゃんマークとかでもOK
13 覚えたフレーズを思い出せなかったら、本を見てもう一度覚える
14 この時思い出すためのちょっとヒントとなる単語やキーワードを日本語またはイタリア語で書き込んでもOK
最初の復習は、私はその日のうちか翌日までにやります。
2回目以降の復習は3日ごとくらいに繰り返して、初回の復習を合わせて、全部で5回くらいはやります。5回くらい復習して、毎回言えるフレーズはほぼマスターしてます。
復習ごとにペンの色を変えるがオススメですが、何色も持っておくのが嫌な人は3色くらいを使いまわしてもOKです。
1パターンごとに1フレーズしか覚えちゃダメ、全部覚えなきゃダメ、○個まで覚えなきゃダメとかあまり厳格なルールを作るより、1パターンごとに1フレーズ以上覚える!1フレーズ覚えられれば合格!調子に乗ってそれを超えてもOK!などとゆるめのルールを設定しておくと継続しやすいです。
日によって時間が取れたり、取れなかったり、調子もあると思うので、緩めのルールで、調子に乗ったらドンドン超えちゃう、「今日はやり過ぎちゃった!」って感じが継続のポイントです。
「毎日学習する」は、新しいことを覚えられない日があってもOKとするのがオススメ。
できない日もあるでしょうし、それでいちいち心が折れてると、続かないので(笑)。新しい学習ができない日は1つでも復習すればOKです。
超短時間で行う復習はこんな感じ。
昨日覚えたのは、「これは〜です:Questo è 〜」。
覚えたフレーズは「これ可愛いね。:Queto è carino.」。
単語は「carino:可愛いね」「la famosa pizzeria:有名なピザ店」「panino:パニーノ/サンドイッチ」「buono:美味しい」の4つ。
これをノートを見ながら、もはやベッドで寝る直前に今日イタリア語の学習をしていないことを思い出したら、復習作業を唱えて、今日の学習はOK、としてもいいです。30秒くらいで学習終了!笑
とにかく、毎日からなず学習することを習慣にするのがポイント!
使えるイタリア語を学習するのに一番大事なのは、学んだことを復習することとアウトプットすること。
だから自分の力で頑張って思い出す、という復習の仕方がすごくオススメです。
例えば、これだけ覚えただけでも、これだけのことが言えるようになります。
Questo è carino. これかわいい!
Questo è la famosa pizzeria. これは有名なピサ屋さんだよ。
Questo panino è buono. このパニーノは美味しいね。
Questo è buono. これ美味しい!
パニーノを注文する時、メニューや商品を指差しながら… Questo panino. このパニーノ(を下さい)と注文もできます。
お店でお買い物をする時に、商品を手に取ったり、指差して、Questo. これ(ください)と注文や購入することもできます。
Dove vuoi andare? (どこに行きたい?)という質問に、ガイドブックの行きたいお店を指差して、Questo. これ/この(お店に行きたいです)と伝えることもできます。
レストランで、ウェイターやお店のオーナーやシェフに、Buono!美味しい!と感動を伝えることもできます。
72パターンのフレーズを覚えるとイタリア語は結構話せる!
1パターンのフレーズを覚えるだけでも、かなり意志や気持ちを伝えることができるようになります。72パターンをマスターすれば、かなり話せるようになりますよ。
「72パターンでこんなに話せるイタリア語会話」を使って学習するポイントは3つ
① 毎日学習する
② 復習する
③ まずインプット(聴く&読む)、定着させるためにアウトプット(発音する、書く)
毎日学習して、学んだことを自分で頑張って思い出したり、足りてないところを補足しながら復習して、しっかり定着させていきましょう。
また、SNSやチャットなどインターネットを活用して、できるだけイタリア語で誰かと会話をすることなどにもチャレンジしていくと、イタリア語を使った喜びなどがモチベーションになって、ますますイタリア語を学ぶことが楽しくなるので、オススメです。
短期間の旅行でもいいので、実際にイタリアに行ってみるのは最高にオススメです。
1フレーズでも使えたら、かなりテンション上がります!
一方、だいぶイタリア語マスターした!と自信満々にイタリアに行ったところ、思ったほど通じなかったり、相手の言っていることが理解できなくて凹むこともあります。
イタリア語検定などを受けて受からなかったとか…
それはただ「伸びしろがある」というだけなので、そんなこともあり得ることは、覚えておきましょう。
知っておけば、実際にショックな現実に出会った時に、「Ayettaの言ってたあれか〜」と言って起こったことは流して、引き続き一緒にイタリア語の勉強を頑張りましょう!(笑)
と、いうことで、独学でもイタリア語を「日常会話ができるようになる」のは、可能ですよ!ってお話です。
ある程度実力がついてきたら、オンラインや直接通う語学学校に通うのはオススメです。
アウトプットができるし、独学で勉強していた時に自分では気づかなかった弱点や苦手ポイントを強化することができたり、逆に、自分では気づいていなかった自分の強みを発見することもあります!
何よりイタリア語のネイティブスピーカーと直接イタリア語でコミュニケーションをする機会が得られるのが最大の魅力です!
イタリア語を学習したい理由は、それぞれあると思いますが、まずは自分でできるところから初めてみるのがいい!とのっぽさん&Ayettaは思っています。
イタリア語の学習、一緒に頑張りましょう!!!
【独学でイタリア語】おすすめ学習方法・コツ・教材・アドバイスまとめ
独学でイタリア語を学習中の方のために、
おすすめの学習方法、学習のコツ、おすすめ教材、役に立つイタリア語の例文などをご紹介しています。
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