日本とヨーロッパでは、妊娠周期の数え方にちょっと違いがあるのをご存知でしたか?
実は、妊娠月数の数え方が少し違うんです。
逆に日本とヨーロッパの共通点は、基本の妊娠期間は、やっぱり280日ってこと!
その他にもちょっとした細かい共通点や違いがあるんです!
私はイタリアで2度の妊娠を経験しました。(正確には、2回目の妊娠は現在進行形です♪)
1人目の妊娠の時は、イタリア語もよく分からず、そんなに違いを意識することもなかったのですが、
イタリアの生活にも、イタリア語にも慣れてきた今回(2人目)の妊娠では、
日本とヨーロッパ(イタリア)の妊娠事情の色んな違いを理解することができるようになったので、
ブログでご紹介していきたいと思います。
私の同じように、妊娠出産をヨーロッパの国で行う方の不安な海外での妊娠&出産のお役に少しでも立てれば嬉しいです。
また、日本で妊娠出産を過ごされる方でも、へぇ~そうなんだぁ!おもしろいな!
と思って読んでいただければと思っております。
Contents
ヨーロッパでは、日本より1か月早く生まれてくる?!
日本では、「十月十日(トツキトオカ)」と言う言葉があるように、妊娠期間は10か月と言います。
一方、ヨーロッパでは、妊娠期間は9か月となっています。
えっ???
ヨーロッパでは、日本より1か月早く生まれてくるの?!
なんてことを思ってしまいましたが、日本人もヨーロッパ人も同じ人間!
妊娠&出産に、そんな大きな違いはありません!(笑)
冒頭にも記述したとおり、日本もヨーロッパも基本の妊娠期間は、280日です。
妊娠月数の数え方が違うので、10か月と9か月、つまり、計算上1か月のずれが生じているだけなんです。
これからもう少し詳しく説明しますね。
そのために、280日の妊娠期間を「週」と「月」に分解してみましょう。
280日は何週?
1週間は7日とカウントします。
【計算】 280÷7=40
【答え】 280日は40週です!
妊娠期間における1週間の定義(1週間を何日とするか)は、日本もヨーロッパも同じです。
280日は何か月?
1か月は何日でしょうか?
→ここがポイントなんです!!!
カレンダーを見てみましょう。
1か月は何日ですか?
大抵30日か31日ですよね。2月だけが28日か29日。
月によって特殊な2月を除いて、30日か31日の2種類あり、ちょっと複雑ですね。
まぁ、これが現実なわけです。
ところが!!!!
それだと分かりにくいので、
日本では、1か月を4週間と定義して次のように計算します。
1か月=4週間
280日=40週なので、
【計算】 40÷4=10
【答え】 280日は、10か月!!!!
ヨーロッパでは、月数を、現実により近い形でカウントします。
つまりほぼカレンダー方式で、こうなります。
1か月 :最終月経日~4週3日 (31日)
2か月 :4週4日~8週5日 (30日)
3か月 :8週6日~13週1日 (31日)
4か月 :13週2日~17週4日 (31日)
5か月 :17週5日~21週6日 (30日)
6か月 :22週0日~26週2日 (31日)
7か月 :26週3日~30週4日 (30日)
8か月 :30週5日~35週6日 (31日)
9か月 :35週1日~40週0日 (35日)
31日+30日+31日+31日+30日+31日+30日+31日+35日=280日!
最終月だけは、人によって多少早くなったり遅れたりするのもあるので、多めの35日でカウントしてあります。
予定日を多少前後しての出産はよくあることですからね♪
ということで、ヨーロッパでは、280日は、9か月!
というのが、一般的な考え方です。
私が住むイタリアでも、もれなくこの考え方のため、妊娠期間は9か月、ということになっております。
まとめ:一番分かりやすい!ヨーロッパの妊娠周期の数え方
日本とヨーロッパでは、妊娠月数の数え方に違いがある!
そのため、
日本では、妊娠期間は10か月と言うが、
ヨーロッパでは、妊娠期間は9か月と言う。
でも、
ヨーロッパでは、日本より1か月早く生まれてくるわけではない!!!
これは、妊娠期間中の1か月の数え方が異なるためで、
妊娠期間の日数は、日本もヨーロッパも同じ280日!
妊娠期間の週数は、やっぱり日本もヨーロッパも同じ40週!
妊娠期間中の1か月の考え方は、
日本 :1か月=4週(7日×4週)=28日固定
ヨーロッパ :1か月=カレンダーのように月によって30日と31日があり、最終月は35日と変動する
つまり、表現の違いです。
スッキリしましたね!
あなたがヨーロッパ、日本、世界中のどこにいるとしても、
あなたのマタニティライフが幸せなものでありますように(⋈◍>◡<◍)。✧♡
悪阻や体調不良、お腹が大きくなることで動きに制限が出てきたり、集中力も欠けて大変なことも多い妊娠期間ですが、
我が子をこんなに近くに感じられるのは、子供がお腹の中にいる時だけです!
何かに替えることのできない、妊婦さんだけが味わえる幸せを、1日1回でもそっと確かめながらハッピーに過ごしてくださいね。
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