ヴェネツィア旅行2日目or2回目の人へ ガラス職人の島”ムラーノ島”とは?行き方、おすすめ半日観光コース

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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”noppo_san-01.jpg” name=”のっぽさん”]ヴェネツィアに2日以上滞在するなら、ぜひ足を伸ばしてほしいのがムラーノ島![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”korokoro_chan-01.jpg” name=”コロコロ ちゃん”]ムラーノ島!ガラス細工職人の島だね。 [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-01.jpg” name=”Ayetta”]ヴェネツィアと言えばヴェネツィアガラスヴェネツィア本土の観光はヴェネツィア観光の必須ポイントだけど、ヴェネツィアまで来たら、ムラーノ島にはぜひ行ってみたい! [/speech_bubble]

今日はヴェネツィアに2日以上滞在できる人、または2回目のヴェネツィア観光を計画している人に向けて、おすすめ!ヴェネツィアガラス細工職人の島「ムラーノ島」観光ルートをお届けします!

 

Contents

ヴェネツィア1日目or1回目に押さえておくべきポイント

ムラーノ島に行く前に確認!ヴェネツィア本土の観光必須ポイントはチェック済ですか?本題の「ムラーノ島観光」の前に、ヴェネツィア1日目または1回目に押さえておくべきポイントをサクッと復習しておきましょう!

はじめてのヴェネツィア観光で絶対抑えるべき5つのポイント

  1. サン・マルコ大聖堂&サン・マルコ広場
  2. リアルト橋
  3. ヴェネツィア本島路地裏散歩
  4. ヴァポレットで運河(カナル・グランデ)を渡る
  5. ゴンドラに乗る

サン・マルコ大聖堂&サン・マルコ広場

世界中の観光客に大人気のヴェネツィア屈指の観光スポットと言えば、サン・マルコ大聖堂ナポレオンが「世界で最も美しい広場」と称したサン・マルコ広場で、一際存在感を発揮しているのがサン・マルコ大聖堂です。

サン・マルコ大聖堂を訪れずして、ヴェネツィアは語れません。ヴェネツィアの守護聖人、聖マルコに捧げられた豪華絢爛な大聖堂です。大聖堂の中心への入場は無料ですが、その豪華絢爛さ、天井の黄金のモザイクは必見です!

ところがこのサン・マルコ大聖堂は、観光難易度中級!大人気過ぎて、美しい大聖堂の内部を一眼見ようと世界中から集まった観光客が長蛇の列を作るので、入場には時間がかかるのです!しかもセキュリティレベルが高く、スーツケースなどの大きな荷物はもちろん、リュックサックも持ち込み禁止!わかりにくい荷物預かり所に荷物を預けないと入場拒否されます!

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-01.jpg” name=”Ayetta”]最も多くの人がヴェネツィアを訪れる観光ハイシーズンに、行列に並ばずにサン・マルコ大聖堂を観光する方法&荷物預かり場所のわかりやすい説明をこっそりAyettaが教えちゃいます! [/speech_bubble]

サン・マルコ大聖堂観光を計画している人はぜひこちらをチェックしてくださいね!

リアルト橋

ヴェネツィアで一番有名な橋がリアルト橋橋の上にはお土産やさんが所狭しと並ぶ丈夫な石造りの橋で、超人気観光スポットです!

リアルト橋は少し離れて外観を眺めてもよし、橋の上をショッピングしながら歩いてもよし!観光スポットとしては最高の橋ですね!

ヴェネツィア本島路地裏散歩

 

ヴェネツィアはワクワクするような路地がいっぱい!ちょっと迷路みたいで、ドキドキしちゃいますが、地図を片手に、またはスマホを片手にぜひ路地裏散歩してみて下さい!期待以上の可愛いお店や素敵な景色、隠れ観光スポット、思いもよらない発見がヴェネツィアの路地には溢れていますよ!

ヴェネツィア散歩には、クラシックに紙の地図を持っていくのも素敵ですが、Ayettaのように方向音痴さんにはスマホがおすすめ。Ayettaもそうしてましたが、海外で使えるポケットwifiなどがあると迷子になっても安心ですよ!

 

ヴァポレットで運河を渡る

水の都ヴェネツィアと言えば、運河!ヴェネツィア自体がアドリア海に浮かぶ100以上の小さな島々でできています。150を超える大小の運河があり、約400の橋が掛かっています。そんなヴェネツィア1番の運河が、ヴェネツィア本島の真ん中を北西から南東へ逆S字型に流れるカナル・グランデです!

ヴェネツィアの入り口ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅からヴェネツィア屈指の観光スポットサン・マルコ広場に行くにも、ヴァポレット(水上バス)でカナル・グランデを渡って行くのがおすすめ!

ゴンドラに乗る

ヴェネツィアでゴンドラに乗るのは憧れですよね!サン・マルコ広場に隣接するロマンチックな観光スポットため息の橋は、狭い運河にかかる小さな橋です。ため息の橋にはロマンチックなジンクスがあって、「夕日が沈む時ため息の橋の下でキスをしたカップルは幸せになれる」と言われています!ため息の橋がかかる運河は小さいので、ゴンドラで橋の下までサンセットに訪れる、それだけでもうロマンチックで幸せいっぱいですよね!

ゴンドラは友達同士で乗っても楽しいです!ヴェネツィアのあるヴェネト州の人は陽気で明るい人が多いとイタリアでは有名です。陽気で歌の上手なゴンドリエーレ(ゴンドラを漕ぐ人)は、観光客を盛り上げるのも上手でとっても楽しいクルーズになりますよ!

気になるゴンドラクルーズの料金は、30分80ユーロが基本料金です。20分100ユーロとか言われたりするので、価格交渉が必要です。交渉がうまくいけば、40分80ユーロとかちょっとだけお得に乗れることもありますが、大抵は価格交渉して基本料金です。

ヴェネツィアの街にはゴンドラ乗り場がたくさんあります。オススメのゴンドラ乗り場はサン・マルコ広場の近くの乗り場です。サン・マルコ運河、ため息橋、リアルト橋と30分でぐるっと必見観光スポットをゴンドラで回れる素敵コースです。

 

ヴェネツィアと言えば「ヴェネツィアガラス」

ヴェネツィアガラスは、イタリアではVetro di Murano(ヴェトロ・ディ・ムラーノ)つまりムラーノガラスと呼ばれていて、ムラーノ島で生産されたものだけが、本物のヴェネツィアガラスとされています。

鮮やかな色が特徴のヴェネツィアガラス。ヴェネツィアガラス鉛を含まないソーダ石灰を使用することが特徴で、コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜて、様々な色を表現することを実現しています。混ぜる鉱物によって色だけでなく、ガラスの硬さも変化します。赤色のガラスが一番硬いそうですよ!

ヴェネツィアガラスは、高い技術によってなし得る美しい装飾も特徴です。空中で吹いて作ることで極限まで薄く作り上げたり、複雑な植物や動物や架空の生き物などのモチーフをガラスで表現するなど、職人の高度なテクニックが詰まった作品ばかりです。

 

最近では中国、ルーマニア、チェコで生産されたのに”ヴェネツィアンガラス”と呼ばれる商品も巷に出回っているので、本物志向の方は、ヴェネツィアガラスは、ぜひムラーノ島で本物を手にとって購入してくださいね

 

ヴェネツィアガラス職人の島「ムラーノ島」

ムラーノ島とは

ヴェネツィアガラス発祥の地。ヴェネツィアの入り口ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅からヴァポレットで約25分。

ムラーノ島でヴェネツィアガラスが発展したのには、歴史的背景があります。

ヴェネツィア共和国時代、ヴェネツィアガラスは交易の重要な商品でした。そのため、ヴェネツィアガラスの伝統や技術、職人さんは大事にされてきました。一方で、貴重なヴェネツィアガラスを作る技術を保有するガラス職人を囲い込んで、技術を外へ持ち出させないようにしたかったので、ガラス職人をこのムラーノ島に幽閉(軟禁状態)にしていたと言われていますが。そうしてヴェネツィアガラスがこのムラーノ島を中心に発展したのです。

ヴェネツィア中のガラス工場をムラーノ島に集めたという説もあります!

それほどヴェネツィアガラスは、今も昔も人々を魅了する美しさをもつ芸術作品なんですね。

ムラーノ島の観光ポイント

サント・ステファノ広場とムラーノの時計塔

Campo San Stefano | Campo San Stefano, 30141

サント・ステファノ広場は、巨大なヴェネツィア・ガラスのモニュメントが目に飛び込んでくる小さな広場です。どの観光客も、時計塔巨大なヴェネツィアガラスのモニュメントのコラボレーション写真を撮ってます。Ayetta&のっぽさんもそんな観光客の一人でした。ちなみにみんな同じアングルで写真を撮るので、ムラーノ島に行った友人や知人もほとんど同じ写真を撮ってました(笑)

友達などグループでムラーノ島を訪れた場合、自分のとびっきりの1品を探すために、仲間と分かれてお土産探しをすることもありますよね。そんな時、待ち合わせの場所にこのオブジェはぴったりの場所ですよ!「○時にこのオブジェの前で待ち合わせね!」迷うことはありませんから!

フォンダメンタ・ディ・ヴィトライ通り

フォンダメンタ・ディ・ヴィトライ通りは、ムラーノ島のメインストリート。レストラン、カフェ、お土産屋さんが並んでいます。Ayetta&のっぽさんが行った時は秋の曇り空だったので、写真がちょっと残念ですが、晴れた日はフォンダメンタ・ディ・ヴィトライ通りを散歩するだけでも、キュンキュンしちゃうシャッターチャンスがいっぱいです!小さな小道に入り込んでも、ヴェネツィア本島よりずっと小さなムラーノ島。迷子になってもメインストリートに出てくるのにそんなに時間はかかりません。運河沿いを同じ方向にずっと歩けば必ずメインストリートに辿り着きますしね♪

気になるお土産やさんにはぜひ足を踏み入れてみてくださいね。

最初は色鮮やかなヴェネツィア・ガラスに心がときめいて、どのお店にも入りたくなります!

そのうち目が肥えてきて、よく見ると同じようなデザインの中にも、手作りでこその一つ一つの違いに気づき始めます。そこまできたら初めて何を買うか吟味してみてください。自分だけの最高の一品がきっと見つかりますよ!

フォンダメンタ・ディ・ヴィトらい通りにかかる橋の上でパチリ♪運河にかかる橋で写真を撮るとヴェネツィア感出ますよね!^^*

ヴェネツィアガラスのシャンデリア!シャンデリアってゴージャス!エレガント!ハードル高いイメージもありますが、こんなにキュートなシャンデリアなら、お部屋に飾れるかな?!毎日ヴェネツィアガラスを通してキラキラした光を浴びれば、いつも幸せでいれる!そんな気がしませんか?

ガラス博物館

出典:Museo del Vetro公式サイトより

ムラーノ島のガラス博物館(Museo del Vetro)は、ムラーノ島のガラス製造の歴史を今に伝える、ムラーノ島のガラス製造のストーリーが詰まった博物館。設立は1861年。

ここにしかない芸術的なヴェネツィアガラス作品を見ることができます!

 

Murano chandelier #murano #muranoglassmuseum

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やっぱりヴェネツィアガラスのシャンデリアは、王や女王、貴族じゃなくても魅了されてしまいますよね!

ガラス工房見学

ムラーノ島の様々のガラス工房が無料で見学させてくれます。

ヴェネツィアガラスのオリジナル作品製作ワークショップができるガラス工房もあります。こちらは基本的に事前予約が必要です。ワークショップの相場は30ユーロ〜。お店によっては、後日日本の指定住所まで配送してくれるサービス(有料)があります。所要時間は1時間〜1時間半が相場です。

最後の仕上げの部分だけなら、職人さんがいるお店ならその場で見せてくれることがありますよ♪一つずつ心を込めて手作りしている姿を目の当たりにすると、一つずつの商品を見る目が変わりますよね!好みのものにその場でアレンジしてくれるサービスをしてくれることもありますよ♪日本人の穏やか&礼儀正しい態度と笑顔で接すれば、言葉が伝わらなくても良い関係が築けます!技術を見せてくれたり、サービスをしてもらった時は、Grazie!(グラーツィエ!:ありがとう)」と笑顔でお礼を言ってくださいね!日本人らしくお辞儀しながら言うとすっごく喜んでもらえますよ♪

ジェラテリア・ムラーノ

出典:muranogelateria公式サイトより Calle Angelo Dal Mistro 3, 30141 Murano, Italy

 

ムラーノ島で一番美味しいジェラート屋さんGelateria Murano!個人的な意見ですが(笑)Gelateria Muranoのジェラートがムラーノ島で一番美味しいと思います。(Ayetta&のっぽさん調べ)

イタリア人は、夏の暑い日はもちろん、少々寒くても暖かいコートを着込んで、マフラーを巻いて、ニット帽をかぶって、ジェラートを食べる!ジェラテリア(ジェラート屋さん)はどの街にもあちこちにあって、お店ごとに味にこだわりがあります!ぜひ色んな街の色んなジェラートを試して、自分のお気に入りのジェラテリアを見つけてくださいね!

 

ムラーノ島の半日観光オススメコース

ご紹介したスポットをGoogleマップで紹介します!

ヴェネツィア本島からムラーノ島へは、ヴァポレット(水上バス)に乗って入ります。ムラーノ島に入る時は、ムラーノ島の水上バス乗り場”Museo”からが、ガラス博物館の最寄りの駅で便利!帰りはフォンダメンタ・ディ・ヴェトライ通りでショッピングを楽しんで終了がオススメなので、水上バスは”Murano Colonna”から乗るのがオススメです。

ムラーノ島への行き方

ときめきいっぱいで、ヴェネツィアガラス以上に心がキラキラしちゃう、ムラーノ島への行き方を説明します!

ヴェネツィア本島からヴァポレットが出ています。ムラーノ島へ行きやすいヴァポレットの乗り場は4つヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅の近くの”Ferrovia”、ローマ広場の近くの”Ple. Roma”、リアルト橋の近くの”Fondamente Nove”、サン・マルコ広場の近くの”San Zaccaria”

ヴェネツィア本島もそんなに大きなエリアではないので、島中を徒歩で移動することもできるのですが、水上からだからこその景色も沢山あります、水の都ヴェネツィアに来たら、ヴァポレットを利用して効果的な観光を楽しんでくださいね!

ヴァポレットの路線図(PDF)はこちらでダウンロードできます!便利なので、紙に出力するか、スマホやタブレットなどポータブルなデバイスにダウンロードして持って行くことをオススメします!

ムラーノ島は半日もあれば十分に楽しめてしまうので、ヴェネツィア本島の観光1.5日楽しんだ後に足を伸ばすか、レース編みとカラフルな家々で有名なブラーノ島にも足を伸ばすかするのがオススメです。

 

ヴェネツィアに来たらムラーノ島へ行こう!

ヴェネツィア観光のメインはやっぱりヴェネツィア本島。サン・マルコ大聖堂があるサンマルコ広場、カナルグランデにかかるリアルト橋や路地裏散歩、ゴンドラなどですが、ヴェネツィアに2日以上滞在できる人や2回目のヴェネツィアの人には、絶対ムラーノ島にも訪れてほしい!オススメ観光スポットです!

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-02.jpg” name=”Ayetta”]ぜひヴェネツィアまで来たら、ヴェネツィアガラスの島、ムラーノ島へいらしてくださいね![/speech_bubble]