イタリア語っておしゃれなイメージがありますよね!
日本でもお店の名前(レストラン、エステサロン、美容室、ネイルサロン、雑貨屋さん)、ブログ名、会社の名、ブランド名、ペットの名前、メニュー名などにイタリア語はよく使われています。
でも、日本では、イタリア語って気づいてない人も多いですけどね!(笑)
おしゃれな言葉と言えば、フランス語、英語もよく言われますが、フランス語も英語も、日本人にとっては発音が難しい。。。
せっかくあなたの大切なもの(お店やブランド、会社名、アカウント名、ペットの名前など)に、おしゃれな外国語を使っても、覚えてもらえにくいのはちょっと残念ですよね。
イタリア語の発音は、日本人にとって比較的簡単です。基本的にはローマ字読みでOKなので。
個人的には、大学生の頃に学んだお隣の国の言葉、韓国語よりもイタリア語の発音の方が簡単でした♪
イタリア語の発音で難しいのはRとLの発音ですが、日本で使うためのイタリア語の名前で、ネイティブの発音を求める必要はないですよね。日本語の「ラ・リ・ル・レ・ロ」で発音すればいいと思います!
あなたの大切なものに名前を付けるというのは、子供に名前を付けるように、それに命を吹き込むようなもの。
日本では、姓名判断という名前による占いがあるくらい、名前って大事なものです。
この記事では、色んなネーミングで使える!かっこいいイタリア語厳選20個を紹介します。
今日のテーマは「男性の名前」。
イタリアで人気の男の子の名前(2017年トップ20)をご紹介しましょう!
「これだ!」というお気に入りの名前が見つかりますように!
最新!2018年版が気になる方は、こちらをどうぞ♪
女の子の名前が知りたい方は、こちらをどうぞ♪
Contents
イタリアの名前
イタリアでも日本のように海外の名前を子供に付ける流行もありますが、イタリアでは基本的には伝統的な名前が今でも主流です。
イタリアでは、基本的に名前は聖人の名前です。
詳しくは、こちらの記事で詳しく説明しているので、こちらを参考にしてくださいね。
イタリアの名前でもう1つ特徴的なのは、名前に男性版と女性版があることです!
例えば、イタリア人の男性の名前で良く聞く「Mario(マリオ)」。
マリオの女性版は、Maria(マリア)です。
2017年のイタリアの女の子の人気の名前には、Giulia(ジウリア)、Nicole(ニコーレ)、Alessia(アレッシア)などがありましたが、これらにも男性版の名前があります。
語尾が少し変化するだけなんですが、それだけで「かわいい」から「かっこいい」に大変身して、男らしい響きになるのですから、おもしろいですよね!
ちょっとしたイタリアの名前の豆知識を学んだところで、
イタリアで人気の男の子の名前はどんな感じなのでしょうか?
早速2017年のイタリアの男の子の名前トップ20を見てみましょう!
イタリアで人気のかっこいい男の子の名前(2017年トップ20)
イタリアで人気の男の子の名前(2017年版)を1位から20位までランキング形式にしてみました!
あなたの心に響くものが見つかりますように!
1 Francesco(フランチェスコ) : フランスから来た者、フランスの
2 Alessandro(アレッサンドロ) : 人類の守護者
3 Leonardo(レオナルド) : ライオンのように強い
4 Lorenzo(ロレンツォ) : 月桂樹に囲まれている人
月桂樹は、勝利・栄光の象徴とされていて、マラソンの優勝者が被る冠は、月桂樹の葉で作られています。
月桂樹の葉は、鎮痛作用や炎症を抑える作用があり、その優れた薬効から、ヨーロッパでは魔よけの効果があるとも信じられており、ギリシャ・ローマ時代から神聖な植物とされています。
5 Mattia(マッティア) : 神の贈り物
6 Andrea(アンドレア) : 強く、大胆で、勇敢な
7 Gabriele(ガブリエーレ) : 神に与えられた強さ
大天使ガブリエルは、神のメッセンジャーであり、神に与えられた強い力を持った守護天使です。
「受胎告知」などで描かれる天使ガブリエルは、いつも力強く男らしさを兼ね備えた優美な青年として描かれます。
8 Matteo(マッテオ) : 神の人、神からの贈り物
9 Tommaso(トッマーゾ) : 双子
トッマーゾは、キリスト教の十二使徒のうちの一人で、現実的で疑い深い弟子とされていて、「疑心のトマス」と呼ばれています。人の話だけでは納得できず、自分の目で見たもの、自分の身体で感じたものを信じる現実主義なタイプだったそうです。
また、責任感が強く、仕事熱心で、結果を出すタイプだったようです。キリスト教を伝える活動では多くの実績を残しました。
Tommasoの語源はヘブライ語で、「双子」と言う意味なのですが、誰と双子だったとかは謎なんだそうw
10 Riccardo(リカルド) : 勇敢なリーダー
11 Edoardo(エドアルド) : 繁栄の守護者
12 Giuseppe(ジウゼッペ) : 神がくれた子供
13 Davide(ダヴィデ) : 最愛の
14 Antonio(アントニオ) : 嬉しい人、地球、値のつけられない、繁栄している、花
15 Federico(フェデリーコ) : 喜び
16 Diego(ディエゴ) : 取って代わる者
スペインの守護聖人、聖ヤコブのイタリア語名。
漁師だったヤコブは、父と弟と仕事をしているところ、イエス・キリストに「私について来なさい。あなたを人間を釣る漁師にしてあげよう」と言われて、仕事の途中で、漁網も、父親も置いて、弟と一緒にキリストにそのままついて行って、キリストの弟子になったそうです。
このエピソードから、人を出し抜く者、取って代わるもの、なんて意味があるみたいです。チャンス!は絶対に逃さない!そんなタイプだったのかも。
17 Giovanni(ジョヴァンニ) : 神からの贈り物、神は慈悲深い
18 Christian(クリスチャン) :隣人愛がある、人間らしい、上品な、尊敬すべき
19 Niccolò(ニコロ) : 民と共に、民のための勝者
20 Samuele(サミュエーレ) : 彼の名前は神です
サミュエーレは、旧約聖書の預言者の名前で、語源はヘブライ語。ヘブライ語での意味は、「彼の名前は神」という意味なんだそう。
預言者だから、神様の意思などを人間に伝える人ってことなんで、彼が何かを伝える時にいつも最初にそう言ってたのかな?決まり文句的なものでしょうか(笑)
実は、イタリアでは子供の名前は、意味より音を重視して付けることが多いです。
実際上記の名前一覧を見ても、え?!という意味のものもありますよね(笑)
日本では、名前に込められた意味を大切にする風習があるので、せっかくのこの習慣は大切にしたいですね。
ペットの名前や、アカウント名、メールアドレスなども、意味を込めた方が、思い入れも出て、記憶にも残りやすいんですよ。
店名やブランド名、社名などは、想いを込めて名前を付けて、そこから創り出したいストーリーを描きますよね。
新しく立ち上げるファッションブランドに、例えば「Nicolò(民と共に、民のための勝者)」というブランド名を付けてみます。
¨民と共に、民のための勝者¨というと、「国民のために戦い、勝利をおさめた、国民に愛される国王」のようなイメージですよね。
ブランドやブランドの商品を愛してくれるファン(民)のために、ブランドのファンとなってくれる人々が、このブランドの商品を身に付けることで、勝者のように気持ちよく過ごせる、ハッピーになれる、そうして沢山のファンを作って、ブランドそのものも大きく成長(勝利)していきたい、そんな思いを込めて、「Nicolò(民と共に、民のための勝者)」という名前をブランドに付ける、なんていうのもカッコイイですよね!
ヴィンテージみたいに時を超えて長く愛用してほしい、そんな商品には「Davide(最愛の)」なんて商品名を付けてもいいですね。
あなたの大切なものには、音の響きも大切ですが、想いを込めた意味のある名前を付けてあげて下さいね!
使用上の注意
☆ 単語の冒頭の「il la l’ lo」は、冠詞(定冠詞)と言います。英語の「The」に当たるものです。ペットの名前や、ID、アカウント名、ハンドルネームでは、「il la l’ lo」は付けなくて大丈夫です。
☆ 動物や花など、数えられるもので、「1つの」と強調したい時は、「il la l’ lo」の代わりに「un una un’ uno」を使います。
「il la l’ lo」→ 「un una un’ uno」 の替え方は、以下のルールです。
il → un に替える
la → una に替える
l’ → un’ に替える
lo → uno に替える
☆ 一見数えられそうですが、月や太陽は数えられるものではありません。月や太陽は常にこの形です。
月 :la luna(ラ・ルーナ)
太陽 :il sole(イル・ソーレ)
ちょっと難しそうな説明をしてしまいましたが、もし実際に名前を付けるにあたって、不安になってしまったときは、気軽にお問合せくださいませ。可能な限りでお力になりますよ♪
真っ白な花、青い鳥、美しい月、優しい光、のような、
形容詞×名詞の組み合わせは、また別の機会に紹介しますね。そちらもお楽しみに♪
この記事では「かっこいいイタリア語」をご紹介しましたが、本ブログでは、色んなネーミングに使える!「かわいいイタリア語」も色んなテーマごとにシリーズでご紹介しています。
よければ併せてご覧下さいませ♪
コメント