幸せをよぶジンクスは世の中に沢山ありますが、幸せを呼ぶ神秘的な瞳「オッドアイ」をご存知ですか?
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”korokoro_chan-01.jpg” name=”コロコロ ちゃん”]先日お散歩に出かけたところ、とっても珍しい左右の目の色が違う「オッドアイ」の馬に出会いました! [/speech_bubble]
幸せを呼ぶというジンクスのある神秘的なオッドアイは、猫に多く、人にも「オッドアイ」を持つ人がいるそうです。
オッドアイとはそもそもどんな瞳なのか、なぜオッドアイは幸せを呼ぶと言われるのか、オッドアイの秘密を探ってみました!
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-01.jpg” name=”Ayetta”]記事の最後で、私たちが出会った激レア!オッドアイの馬を紹介します!オッドアイへの理解を深めて、オッドアイの幸運にあやかりましょ♪ [/speech_bubble]
Contents
神秘的な瞳「オッドアイ」とは
オッドアイとは、左右の瞳の色が異なる目のことです。「オッドアイ」は通称で、正式には虹彩異色症と言います。イタリア語ではEterocromia(エテロクロミア)。
オッドアイは、どうして左右の目の色が違うのかというと、一方の虹彩(目の角膜と水晶体の間にある薄い膜)の一部が変色するためです。
瞳の虹彩とは?
虹彩の役割は、瞳孔(一般的に黒目と言われている部分)の大きさを調節して、網膜に入る光の量を調節すること。虹彩は、カメラの絞りの役割ですね。
虹彩の色
瞳の虹彩の色は、虹彩に含まれるメラニン色素の量によって異なります。色素の量が多い順番にこんな瞳の色(黒>濃い茶色>栗色>灰色>緑>青)があります。オッドアイとは別にアルビノという目の色に関する症状があります。アルビノは、突然変異や劣性遺伝によりメラニン色素が先天的に欠乏して起こる症状で、瞳孔が薄い紅色になったりとさらに違う色になることもあります。
瞳のメラニン色素は、有害な紫外線から大切な瞳を守るための重要な色素。だからアフリカなど太陽の光が強く暑い国々では、虹彩のメラニン色素が多く黒や茶色の瞳になり、一方北欧などの太陽の光が弱く寒い国々では、虹彩のメラニン色素の量が少なくグレーやブルーの瞳になる、と言われています。
日本人は大抵みんな黒か茶色の瞳と2種類くらいだと思っている人も多いですが、実は、虹彩の色やパターンは指紋と同様ひとりひとり微妙に異なるのです。同じ虹彩のパターンを持つ人はいないと言われており、個人認証に使われることもあるんですよ。
オッドアイのように左右の瞳の虹彩の色が異なる理由
思わず吸い込まれてしまいそうな魅力のオッドアイ、左右の瞳の色が違うのは、瞳の虹彩に含まれるメラニン色素の量が違うからだと説明しました。
では、なぜ左右の虹彩でメラニン色素の量が違う、ということが起こるのでしょうか?オッドアイには先天的オッドアイと後天的オッドアイがあります。
先天的なオッドアイの理由
先天的なオッドアイには3種類あります。単純な遺伝、ワーデンブルグ症候群、まだら症です。
単純な遺伝によるオッドアイとは、正常な遺伝の範囲で左右の瞳にそれぞれ異なる遺伝情報が現れたため、左右の目の虹彩の色が異なることが、ごくごく稀にあるそうです。
ワーデンブルグ症候群によるオッドアイは、染色体異常の一つで、左右の虹彩の色の違いだけでなく、視力障害を併発することも稀にあるそうです。多くの場合は、目は虹彩の色素以外に問題はないことが多いそうです。また聴力障害と併発することが多いです。
まだら症によるオッドアイは、お母さんのお腹の中にいる時に、色素に関する遺伝が正しく行われなかったことで、体の一部のみ色素が欠乏して起こる症状です。皮膚や体毛の一部の色が違うというかたちで起こることが多いのですが、稀に瞳の虹彩に起こることもあります。
後天的なオッドアイの理由
事故など物理的な外傷、緑内障、虹彩毛様体炎、ホルネル症候群などの目の病気、虹彩や虹彩組織を含む眼球組織の移植手術を受けた場合に、後天的にオッドアイになることがあります。
物理的な外傷や目の病気、眼球組織の移植手術など片方の瞳の虹彩にだけメラニン組織の量が減少したため、片方の瞳が、元々の正常な瞳の色と異なる色を持つことになるためです。
オッドアイは視力障害って噂はホント?
先天性のオッドアイは、単純な遺伝情報の現れだったり、遺伝子異常によるオッドアイでも視力は正常であることも多く、「オッドアイは視力が弱い」というのは俗説のようです。
後天性のオッドアイは、眼の機能に物理ていな損傷が起こった場合が多いため、視力も何かしらの異常を抱えることが多く、後天性のオッドアイは視力が弱いことが多いです。
オッドアイは、瞳の虹彩が何かしらの理由で異常を抱えた結果、虹彩異色症(=オッドアイ)になっている場合が多いことから、「オッドアイは視力が弱い」というイメージを持たれることが多いんですね。
幸せを呼ぶと言われる「オッドアイ」のジンクス
神秘的な瞳「オッドアイ」を持つ猫は、幸せを呼ぶというジンクスがあります。
特に先天性のオッドアイは遺伝子異常によるとても珍しい現象です。(後天性のオッドアイも様々な条件が重なった時のみに起こる珍しい現象です)オッドアイの動物の存在自体が希少のため、珍しいものをはきっと幸せを運んでくる!と考えられたことによるジンクスのようです。
オッドアイは特に猫に発症することが多いそうです。猫の中でも白猫のオッドアイの発症率が高く、白猫には元々良いイメージがあり、白猫に関するラッキージンクスはたくさん存在しました。例えば、朝、白猫を見つけるとその日は良いことがあるとか、白猫が目の前を横切ると3日間ラッキーが続くとか、満月の夜に白猫が前を横切ると結婚できる!なんてものもあります。
オッドアイの猫が幸せを呼ぶというジンクスは、この白猫ラッキー説×珍しい神秘的な瞳のオッドアイのダブルラッキージンクスによるもののようです。
オッドアイは猫だけではありません。人間、犬、フクロウ、キツネなど他の動物にもオッドアイを持つ者がいるそうです!猫以外の動物では、さらに珍しいオッドアイ。オッドアイの動物は、さらなる幸運を連れて来てくれそうな気がしますよね!
イタリアの田舎で見つけた珍しい!オッドアイを持つ馬!
コロコロちゃんとお散歩に出かけた時に出会った、とっても珍しい「オッドアイ」の馬をご紹介します!
近所の乗馬クラブのお馬さんです。品種はおそらくペルシュロン。このペルシュロンくん、右目は他の馬と同じように濃い茶色ですが、左目はまるでアクアマリンのような綺麗な明るいブルーなんです!
コロコロちゃんも、このペルシュロンくんに魅了されてしまったようで、10分くらいずっとこのペルシュロンくんを飽きずに見てました。
ちなみに、ペルシュロンとは、フランス北西部ペルシュ地方で、フランス原産の重馬とアラブ種と東洋原産の馬などを改良して8世紀頃に作られた馬の品種です。短い足と太い胴体が特徴で、とってもおとなしい性格です。この乗馬クラブでよく乗馬しているのは、足が長くすらっと引き締まった体のサラブレッドだったので、ペルシュロンのように足が短くて体の太いこんな馬がいるのは初めて知りました!Ayettaは、最初は赤ちゃんなのかなぁ?と思ってました(笑)
オッドアイの猫は幸運を運ぶというジンクスがありますが、きっともっと珍しいオッドアイの馬は、絶対幸運を呼ぶと思います!だから皆さんにも幸運が届くように!ご近所さんのペルシュロンくんをご紹介させて頂きました!
あなたに幸運が訪れますように!
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