11月11日は、ポッキーの日!
日本のポッキーが食べたいなぁ~。と思ってたら、
そういえば、イタリアにも日本のグリコ社のポッキーみたいなお菓子がありますよ♪
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でも「ポッキー」じゃなくて、「MIKADO(ミカド)」って言います。
なんで「MIKADO」と言うのか、というと、
どうやらヨーロッパでポピュラーなテーブルゲーム「ミカド」で使う″竹ひご″に、カタチが似てるかららしいです!
「ミカド」は、日本語の「帝(みかど)」、天皇のことです。
日本人があまり知らない、ヨーロッパ人が日本をイメージした遊びでなんですよ!
木製のテーブルゲームで、知育玩具の一つとされています!
ちなみにイタリアの「MIKADO」は、日本の普通のポッキーより結構細いです。
まさに竹ひごのよう。
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味は普通にポッキーです(笑)
ということで、イタリアの「ポッキー」、
「MIKADO(ミカド)」の名前の由来となった、
ヨーロッパで人気のある子供の遊び「ミカド」がどんな遊びか紹介します!
Contents
「ミカド」ってどんな遊び?
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「ミカド/MIKADO」は、ヨーロッパではメジャーな木製のテーブルゲームで、
ヨーロッパ人が日本をイメージしたゲームです。
日本=天皇!!!
イギリス=王室=エリザベス女王!みたいな感覚なんですかね?!
ゲームの道具はとってもシンプル。
18cmくらいの模様のついた41本の棒(たけひご)だけ。
ゲームの参加者みんなでジャンケンして、勝った人が41本の棒をまとめて握って、机や床に垂直に立ててパッと離します。
パスタを鍋に投入する時の、ぱぁ~と放射線状に広がるあの感じです♪
棒がランダムに広がったところで、ゲームスタート!
ジェンガとか将棋倒しみたいなゲームで、
重なり合って広がった棒を、1つずつ順番に、他の棒が動かないように、慎重に取っていくゲームです。
緊張感が走る中、集中して棒を取っていって、他の棒がちょっとでも動いたら、次の人に交代。
棒は5種類あって、それぞれ模様が違います。
★棒の種類
※セットによっては、模様や点数が若干異なることがあります
最終的に、取得した棒の合計点が多い人が勝ちとなります!
ミカドとサムライの棒には特典があって、
ゲットしたミカド棒またはサムライ棒は、他の棒を取るために使うことができます。
指だと他の棒を動かしてしまいそうな場面で、細い棒を使って欲しい棒を動かすことができる!というわけです。
シンプルなゲームだからこそ?!実際にやってみると、けっこう白熱します!
ヨーロッパでは、ホームパーティーや、キャンプ、旅行先で、家庭での子供と一緒に家族で遊んだりします。
実は、「ミカド」のゲームセット(セットと言っても41本の細い棒だけですがw)は、
きれいに収まる木箱に入っていて、片付けも持ち運びも便利なのです。
だから、キャンプや旅行のお供に、トランプやUNOなんかのカードゲームを持って行くように、
余興の一つとして持って行く人も多いのです。
イタリア人がイタリア語で紹介するよ!「ミカド」の遊び方
ミカドはこんな風に遊ぶんだよ♪
とママと子供がゆる~く紹介する動画です。
ご興味があれば、ぜひご覧くださいませ(笑)
ちなみに「ミカド」は、中国などアジア諸国でも遊ばれるゲームだそうで、
どうやらヨーロッパには、貿易などのためにヨーロッパを訪れた中国人から伝わったようです。
そのため、「MIKADO Shanghai(ミカド・シャンハイ)」という名前で呼ばれることもあります。
え~?!これじゃ、中国王朝の帝のことではないの???
とツッコミたくなりますが、まぁ、ご愛敬ってことで(笑)
以上、ポッキーの日に、イタリアから、
ヨーロッパのポッキー「MIKADO」と
名前の由来となった子供も大人も楽しく遊べるヨーロッパで人気の「ミカド」ゲーム
についてご紹介いたしました。
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