あなたが、人から「Grazie(グラーツィエ):ありがとう」と言われた時には、
イタリア語で何と答えたらいいのでしょうか?
教科書どおりなら「Prego(プレーゴ):どういたしまして」です。
でも、日本語の会話でも、
「ありがとう」の返事は、「どういたしまして」だけじゃないですよね?
イタリア語だって同じです。
「ありがとう」という感謝の言葉を受け取ったら、
「どういたしまして」以外にも、
「気にしないで」「大したことないよ」「とんでもない!」なんて返し方がありますよね。
この記事では、「ありがとう」の返事の仕方を3つ紹介します♪
Contents
絶対覚えておくべきイタリア語「ありがとう」
イタリア語で「ありがとう」は、
Grazie(グラーツィエ)と言います。
感謝の言葉「Grazie(グラーツィエ)」は、
ホテル、ショップ、レストラン、バール、空港など、
人とのコミュニケーションのある場ならどこでも使います。
「Grazie(グラーツィエ):ありがとう」は、絶対覚えておいた方がいい言葉です!
Grazieは、英語でいうところのThank you!
と言われると知りたくなりませんか?
Thank you very much!(どうもありがとう!)ってイタリア語でなんて言うの?
「Thank you very much/どうもありがとう」は、
イタリア語で、
Grazie mille!(グラーツィエ ミッレ!)
milleは、数字の1000。
1000個分くらいのありがとう!!!
って感じで、心の底からの感謝を相手に伝えている感じがしますよねw( ´艸`)w
イタリア人ってかわいい♡
Grazie mille(グラーツィエ ミッレ)は、
大袈裟な表現のようですが、イタリアでは普通に使います。
日本語の「ありがとうございます」くらいの感覚で、
Grazie mille(グラーツィエ ミッレ)を使うといいですよ♪
3種類の「どういたしまして」
Grazie(グラーツィエ)や Grazie mille(グラーツィエ ミッレ)という感謝の言葉を受け取った時、
よく使う返事の仕方は3種類です。
3種類の「どういたしまして」
Prego(プレーゴ): どういたしまして
Niente(ニエンテ) : 大したことないよ。気にしないで。
Figurati(フィグーラティ) : とんでもない!
Prego(プレーゴ): どういたしまして
教科書どおりの最もスタンダードな「どういたしまして」です。
ホテルの通路をスーツケースでふさいでしまっていたところ、他のお客さんに気づいてスーツケースをよけてあげる時、
Oh, mi scusi. Prego!(オー!ミ スクージ. プレーゴ!):あっ!すみません。どうぞ。
Grazie. (グラーツィエ!):ありがとうございます。
Prego.(プレーゴ):どういたしまして。
こんな場面に、映画のような素敵な出会いがあったりして?!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
なんて考えながら、人に親切にしたり、丁寧な対応をしたりするのも悪くないものですよ♪笑
Niente(ニエンテ) : 大したことないよ。気にしないで。
小さな親切をした時や、誰かをちょっと助けてあげた時など、
受け取った「ありがとう」に対して、
「いえいえ、大したことでないですよ。」「どうぞお気になさらずに」
という時に使うのが、Niente(ニエンテ)です。
Nienteは、
Di niente(ディ ニエンテ)、Fa niente(ファ ニエンテ)という使い方や、
Niente niente(ニエンテ ニエンテ)と日本語の「全然気にしないで!」みたいな感じで使うこともできます。
例えば、
電車やバス、トラムなどで、おばあさんに席を譲ってあげる時、
席を立って、空いた席に手をかざして…
Prego, signora. (プレーゴ シニョーラ): おばあさん、(この席を)どうぞ。
Oh, grazie, Lei è molto gentile!(オー、グラーツィエ!レイ エ モルト ジェンティーレ!):まぁ、ありがとう!貴方は、なんて親切なの!
Di niente!(ディ ニエンテ) :いえいえ。大したことないですよ。
自分にとっては大したことでないことでも、他の誰かにとってはすごく助かることだったりします。
イタリア人にとって、日本人は、親切で優しいというイメージがあります。
日本人の良いところは、いつも大切にしたいですね。
Figurati(フィグーラティ) : とんでもない!
友人や知人にプレゼントを贈った時、とても喜んでお礼を伝えられた場合などに使います!
Ecco per te! Un pensierino.(エッコ ペル テ!ウン ペンシエリーノ)
: これはあなたへ(のプレゼントです)。ちょっとしたものよ。
Figurati! Sono contenta che ti piace.(フィグーラティ!ソノ コンテンタ ケ ティ ピアーチェ)
: とんでもない!喜んでもらえてよかった!
イタリア語で「ありがとう」「どういたしまして」を言えるようになろう!
感謝の言葉を交わし合えるようになると、コミュニケーションに深みが増して、より仲良くなれます。
感謝を言葉にして相手に伝えるのって、日本語でもちょっとこっぱずかしかったりしますが、
イタリア語だからこそ、感情表現豊かなイタリア人相手だからこそ、
もっと気楽に言えるかもしれません!
「ありがとう」「どういたしまして」は、
基本的で簡単な言葉なので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね!
Grazie per leggere il mio articolo!(グラーツィエ ペル レッジェレ イル ミオ アルティーコロ)
: 私の記事を読んで下さって、ありがとうございます!
コメント