イタリアのバールやカフェでトイレを借りようとすると、たまに2つの難関に遭遇することがあります。これを自力れ解決することは困難っていうかほぼ無理なので、助けを求めるのが正解です。
バールやカフェのトイレに行くときにたまに遭遇する2つの難関はこちらです。
【難関1】トイレに鍵がかけてある
【難関2】トイレがものすごく分かりにくい
いやいやいや、乗り越えられるよ、このくらい!って思ったも、最後までこちらの記事を読まれることをお勧めします。後悔しないように!
こちらの2つの記事でもご紹介しましたが、
イタリア旅行中、街中で、トイレに行きたくなった時に駆け込むのに適した場所は、バールやカフェです!
バールやカフェのトイレに行く時にたまに、自力で突破するのはかなりハードルの高い2つの難関に遭遇することがあります。
この記事では、この2つの難関の突破方法を解説します!
難関突破のポイントは、「素直に助けを求める!」です。
では、見ていきましょう。
Contents
バールやカフェのトイレに行くときにたまに遭遇する2つの難関
【難関1】トイレに鍵がかけてある
カフェやバールでトイレに行こうとすると、トイレに鍵が掛かっている場合があります。
「あ、先客がいるんだな!」と前の人が出てくるのを待つのはいいのですが、いくら待っても出てこない、むしろ他にお客さんいたっけ?なんてことがたまにあります。
そんな時は、カウンターのバリスタやウエイターに尋ねてみてください。
Posso andare in bagno?(ポッソ アンダーレ イン バーニョ?)
お手洗いをお借りできますか?
トイレの鍵を手渡してくれるかもしれません!
この難関に初めて遭遇した時、Ayettaは衝撃を受けました。
なんだそれーーーーー!?!?!?!?!?
トイレに鍵が掛けてあるのは、主に防犯上の理由だそうです。
トイレがカウンターなどから見えにくいところや、離れたところ、一度店内を出ないといけないところにある、などの場合、トイレに鍵がかけてあることがあり、店員さんに鍵を貰わないと、いつまで経ってもトイレの扉は開きません!
しかも鍵はとってもアンティークなものだったりすることもあります。ちょっと写真撮りたくなるくらい可愛いじゃないか!という鍵も、イタリアでは普通に使われていたりするんですよ!
アンティークな鍵の場合、1周、2周とカチャとなるまでぐるりと鍵を回す必要がある場合があります。
右回り、左回り、回す方向が違うと回し続けているのに開かない…ということも(笑)正直そうなると焦りますが、2回以上同じ方向に回して開かない時は、大抵逆です。落ち着いて、逆にカチャっとなるまで何度か回してみてください。必ず開きますから!
イタリアのバールやカフェのトイレは、店員さんが管理する鍵が必要な場合があります。
トイレに行く前に、店員さんに「トイレをお借りできますか?」と尋ねると、鍵を渡してくれる場合があるので、困った時には尋ねてみてくださいね。
イタリア語での尋ね方はこちらです。
Posso andare in bagno?(ポッソ アンダーレ イン バーニョ?)
お手洗いをお借りできますか?
【難関2】トイレがものすごく分かりにくい
特に古い建物の1階に入っているカフェなんかで起こることがあるのですが、トイレが店内に無いことがたまにあります。
トイレが店内を見回しても見当たらなくて、お店の人にトイレの場所を尋ねました。
Dove è il bagno?(ドヴェ エ イル バーニョ?)
お手洗いはどこですか?
Ayettaが経験した一番複雑だったトイレの場所は…
バールの正面扉を出て、
店の隣のまるでアパートの中に入る扉かな?みたいなところの鍵ロックを解除してもらって、中に入って、
屋内の廊下を突き抜けて、中庭に出る扉を開けて、
中庭に出て、
中庭にある3つの扉のうちの二番目の扉が、トイレだった!
というものでした。。。
お店の人にトイレの場所を聞いたものの、口頭で説明されて、全く理解できず...店員さんにトイレの場所まで連れて行ってもらいました。
店員さんのイタリア語の説明は、言葉としては理解できたんですが、
道順が複雑過ぎて覚えられなかったので、
オーバーにうろたえて見せて、
「えええええ?わかりません。案内してもらえませんか?」とお願いしました。
お店の人は、「Aspetta un attimo(アスペッタ ウナッティモ):ちょっと待ってね」と入れかけのコーヒーをお客さんに出したら、わざわざカウンターから出てきて、トイレまで親切に案内してくれました。
イタリア人って、結構親切なんです!
分かりにくさや不便さを解消するのは、どうやら苦手な国民性を感じますが、その分かりにくさや不便さを、面倒がらずに親切な対応でカバーする、そんな人たちなんです。ちょっと微笑ましいですよね。
トイレの場所を説明されたけど、分からなかった時には、素直に助けを求めましょう。
Mi scusi, non ho capito. Mi fa vedere, per favore?(ミ スクージ, ノノ カピート. ミ ファ ヴェデーレ, ペル ファヴォーレ?)
すみません。分かりませんでした。案内して頂けませんか?
仕掛かりの仕事あったり、お客さんが沢山いる時は、多少待つ必要があるかと思いますが、大抵は、次のお客さんにも、「Ti vengo subito! Aspetta un attimo!(ティ ヴェンゴ スビト!アスペッタ ウナッティモ!):すぐ戻りますから、ちょっと待っててくださいね!」と声を掛けて、トイレまで案内してくれます。
むしろ待たされるお客さんに、こっちが申し訳ない気持ちになりますが、お客さんもまたそういうことには慣れっこだったりして、待たされることにそんなにイライラする様子もなく、普通に待ってます。「持ちつ持たれつ」という日本のことわざを思い出しますね。イタリア人ってどこかのほほんとした人たちです。
まとめ:バールやカフェのトイレに行くときにたまに遭遇する2つの難関を突破する方法
バールやカフェのトイレに行くときにたまに遭遇する2つの難関を突破する方法は、ズバリ素直に助けを求める!これに尽きます。
バールやカフェのトイレを利用する時に、たまに遭遇する2つの難関はこちら
【難関1】トイレに鍵がかけてある
【難関2】トイレがものすごく分かりにくい
防犯上の理由で、トイレは店員さんが管理する鍵がかけてあることがあります。
トイレには入れなくて困った場合は、店員さんに相談しましょう。
Posso andare in bagno?(ポッソ アンダーレ イン バーニョ?)
お手洗いをお借りできますか?
快くトイレの鍵を貸してくれるはずです。
トイレがものすごく分かりにくい場所にあることがあります。
説明を受けても分からない時は、仕事の邪魔をして申し訳ない気持ちで一人果敢に挑んで迷子になるより、素直に店員さんに助けを求めてください。
Mi scusi, non ho capito. Mi fa vedere, per favore?(ミ スクージ, ノノ カピート. ミ ファ ヴェデーレ, ペル ファヴォーレ?)
すみません。分かりませんでした。案内して頂けませんか?
困った時は素直に助けを求めて、あなたの問題が解決して、笑顔になってくれれば、みんながハッピーですから!イタリア人ってそんな考え方です♪
近代的で便利な国日本からやってくると、イタリアはなんだか複雑で旧世界のようで、イライラすること、困ることもたまにありますが、そこを助け合いの精神でカバーして、丸く収めるのがイタリア流。
イタリア旅行楽しんでくださいね!
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