失敗したときの正しい対処法。落ち込む?ポジティブ思考で立ち直る?一番効果的なのは…

本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

何かに一生懸命取り組んだり、新しいことにチャレンジしてると、

当たり前ですが、「失敗」することもあります。

 

頑張ったからこそ、一生懸命取り組んだからこそ、

期待する結果が出せなかったことへのショックはなかなかです。。

 

さて、ここで大事なのが、そして、どうするか?」

 

なにか「失敗」してしまった時、あなたならどうしますか?

1 ズーンと落ち込む。ここまで頑張ってきた分ダラダラする。

2 ポジティブ思考で、あの時こうすれば良かった…などの後悔の気持ちを処理する!

3 それとも…?

 

落ち込んで、自分の能力や努力、運を否定をしたりするのは、メンタルが悪化するのでおすすめしません。

 

ポジティブ思考で、「いやいや、お前は本当はやれる!」「もっと頑張ればいいんだ!」と無理やり処理するのは、同じ失敗を繰り返したりと、その後の成長につながらないことが多いようです。

 

では、失敗してしまった時の、正しい対処法とはどういったものなのでしょうか?

Contents

失敗した時の正しい対処法


失敗した時は、

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる!

結論からお伝えすると、

失敗した時の正しい対処法は、

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる』

ことなんだそうです!

 

「自分への思いやり」を心理学の専門用語で、「セルフコンパッション」と言います。

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる方法とは?

「自分への思いやり」とか「セルフコンパッション」って言われても、

具体的にどうしたらいいの?

という疑問が湧いてきますよね?

 

何かを失敗してしまった自分に対して、

「自分への思いやり(セルフコンパッション)」で後悔を成長につなげる方法は、

とっても簡単な2ステップです。

 

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる方法

【ステップ1】

失敗して、何かしら後悔している自分に対して、

別の自分が思いやりと理解を持って話しかけているところを想像する。

 

DigiPD / Pixabay

 

【ステップ2】

そのとき、どんな言葉をかけてあげますか?

その言葉を紙に書き出す。

 

darkmoon1968 / Pixabay

 

気持ちが沈んでいる時に、ちょっと面倒なことかもしれませんが、

これをやると、具体的にはこんな効果が期待できるのです!

 

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる方法で期待できる効果

1871454 / Pixabay

★ 自分を許せる気分が高まる

★ 自分を改善するモチベーションがアップする!

★ 自分を受け入れ、セルフコントロールの力がアップする!

★ のちにその失敗をバネに能力をアップすることができる!!!

「失敗」をポジティブ思考で処理することをおすすめしない理由


palmera / Pixabay

基本的に私も「ポジティブ思考」って割と好きでして、

ポジティブのシンボルのような、松岡修造さんや出川哲郎さんなど、大好きなんですが(笑)

 

何かにチャレンジして、何かに一生懸命頑張って取り組んで、

または日常の中での失敗など(失言をしてしまった…遅刻してしまった…料理中に焦がしてしまった…なんてこと)で

「失敗」してしまった時、

ポジティブ思考で処理すると、成長できないのだそうです。

 

「ポジティブ思考で処理する」というのは、

ザックリ言うと、

「失敗した」ことでクヨクヨせずに、自信を持て!

落ち込んでいないで、笑ってみろ!

といった対処方法ですね。

 

 

Fotorech / Pixabay

例えば、受験で失敗してしまったとか、大事なプレゼンで重要なことが伝えられなかったとか、

そんな「失敗」をしてしまった時、

 

もっとしっかり準備しておけば良かった…とか

もっと早くから取り組めば良かった…とか

なんであの時〇〇しなかったんだろう…とか

どうしてあの時○○してしまったんだろう…とか

 

そんな後悔が頭や心を占拠しますよね。

 

StockSnap / Pixabay

自分には能力がない

やればできることをやらなかった、自分はやっぱりダメだ...

やろうと思ったのに、色々邪魔が入って、なんでこの大事な時に…本当に自分は運がない…

 

自己否定に走るのは

結果に凹んでいるところにさらに追い打ちをかけて自分をいじめるようなものなので、

メンタルをやられてしまいますので、やめましょう。

 

 

だからと言って、

 

「そんなことないぞ!本当はお前はデキルやつだ!」

「自信を持て!一回の失敗で凹んでいてはダメだ!」

「今回は不運だっただけだ!心配するな!次は必ずうまくいく!」

「大丈夫だ!笑え!落ち込むより前を見ろ!未来は明るいぞ!」

 

と、激しく?!ポジティブな思考で処理してしまうというのは、現実から目を背けることになるのです。

頑張ったことも事実、一生懸命取り組んだのも事実、

これが間違いないとしても、

自分の努力に対して期待した結果が出せなかった、出なかったことも、これまた現実なわけなのです。

 

ポジティブ思考で処理すると、次は必ずうまくいく!という自信をつけることになると思いますが、

自信を持て!というのは、気分は良くなるのですが、現状が改善しないのがポイントなようです。

 

因みに、最近の研究では、

「自信」と「能力や成功」に関連性はない! 

と言われています。

 

自信があるから成功する、自信を持つから成功できる!

のではなく、

能力をつけて、成功するから、自信が持てるようになる!

というのが正しいようです。

 

逆に、自信だけを育ててしまうと

自信と現実(能力など)のギャップに戸惑うことなどが増えて、

長期的にみると幸福度も下がってしまうのだそうです。

「自信を持て!」というアドバイスで、気分が良くなるのも短期的な効果なんですね。。。

失敗したときは、「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる!


yohoprashant / Pixabay

何かに一生懸命取り組んだり、新しいことにチャレンジして、

「失敗」してしまったときは、

落ち込んでやさぐれたり、ポジティブ思考で処理するのではなく、

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげましょう!

 

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる方法は、シンプルな2ステップ

「自分への思いやり」で後悔を成長につなげる方法

【ステップ1】

失敗して、何かしら後悔している自分に対して、

別の自分が思いやりと理解を持って話しかけているところを想像する。

 

【ステップ2】

失敗して落ち込んでいる自分に対して、

思いやりと理解を持ってかけてあげる言葉を紙に書き出す

 

ちょっと面倒でも、これをやってみると、こんな良いことが期待できます!



 

★ 自分を許せる気分が高まる

★ 自分を改善するモチベーションがアップする!

★ 自分を受け入れ、セルフコントロールの力がアップする!

★ のちにその失敗をバネに能力をアップすることができ!!!

 


Gadini / Pixabay

何かを頑張ると「失敗」があるのは当たり前。

そこで諦めたり、投げ出したりするのも、別にダメじゃないのですが、

自分の人生、自分で納得した選択をするなら、それを他人が間違っているなどとやかく言う必要ないですからね。

 

でも、せっかく頑張った自分に優しくしてあげられると、

元気やヤル気が湧いてきて、またチャレンジしたくなったりするものです。

 

何かに「失敗」して落ち込んでしまった時は、

ぜひ試してみてくださいね。

 

あなたの「失敗」がいつかバネになり、あなたの人生の糧になることを祈っています!

 

私も頑張りますっ!(笑)

参考資料

カルフォルニア大学の「セルフコンパッション」についての論文

Self-Compassion Promotes Personal Improvement From Regret Experiences via Acceptance /Personality and Social Psychology Bulletin (英語)

 

「失敗してもうた!」を成長の起爆剤にするセルフコンパッション法 /パレオな男

 

「意志力の科学」で有名なロウF.バイマウスター博士の論文

Does High Self-Esteem Cause Better Performance, Interpersonal Success, Happiness, or Healthier Lifestyles? (

高い自尊心は、より良いパフォーマンス、対人関係の成功、幸福、または健康的なライフスタイルをもたらすか?

)/Sage journals (英語)

 

「自分に自信を持て!」はデメリットのほうが大きい /パレオな男