おしゃれなイメージがあるイタリア語!
日本でもお店の名前(レストラン、エステサロン、美容室、ネイルサロン、雑貨屋さん)、ブログ名、会社の名、ブランド名、ペットの名前、メニュー名などにイタリア語はよく使われています。
おしゃれな言葉と言えば、フランス語、英語もよく言われますが、フランス語も英語も、日本人にとっては発音が難しい。。。
せっかくあなたの大切なもの(お店やブランド、会社名、アカウント名、ペットの名前など)に、おしゃれな外国語を使っても、覚えてもらえにくいのはちょっと残念ですよね。
イタリア語の発音は、日本人にとって比較的簡単です。基本的にはローマ字読みでOKなので。
個人的には、大学生の頃に学んだお隣の国の言葉、韓国語よりもイタリア語の発音の方が簡単でした♪
イタリア語の発音で難しいのはRとLの発音ですが、日本で使うためのイタリア語の名前で、ネイティブの発音を求める必要はないですよね。日本語の「ラ・リ・ル・レ・ロ」で発音すればいいと思います!
あなたの大切なものに名前を付けるというのは、子供に名前を付けるように、それに命を吹き込むようなもの。
日本では、姓名判断という名前による占いがあるくらい、名前って大事なものです。
この記事では、色んなネーミングで使える!可愛いイタリア語厳選30個を紹介します。
今日のテーマは「小さいもの」。
小さいものってそもそも可愛いイメージがありますが、その可愛さをイタリア語らしく表現した「かわいい」イタリア語を見てみましょう!
「これだ!」というあなたのお気に入りの名前が見つかりますように!
Contents
「小さい」ってイタリア語でなんて言うの?
「小さい」はイタリア語で、piccolo(ピッコロ)と言います。
すでにかわいいですよね♪
でも「小さい」をもっと可愛いく表現するには、こちらを使います。
「piccolino(ピッコリーノ)」
イタリア語では、その単語の語尾を「~イーノ」「~イーナ」「~ット」「~ッタ」と変形させることで、「小さい」「かわいい」という表現になります。
具体的な例で見てみましょう。
犬: cane(カーネ) → 子犬、小さい犬、可愛い犬: cagnolino(カニョリーノ)
カップ: tazza(タッツァ) →小さいカップ、可愛いカップ: tazzina(タッツィーナ)
お菓子: dolce(ドルチェ) →小さいお菓子、可愛いお菓子: dolcetto(ドルチェット)
女の子、女の赤ちゃん: bimba(ビンバ) →小さな女の子、可愛い女の子、小さな赤ちゃん、可愛い赤ちゃん: bimbetta(ビンベッタ)
語尾を少し変えただけですが、「小さい」「かわいい」という雰囲気が言葉の響きからも感じ取れますよね!
イタリア語の表現って、かわいいですよね!
日本語の「かわいい」とイタリア語の「かわいい」の違い
イタリア語で「かわいい」は、「carino(カリーノ) または carina(カリーナ)」と言います。
*ちょっとイタリア語文法*
文法は苦手!今は必要ない!という人はここは読み飛ばしてくださいね。
carino(カリーノ)は男性名詞を「かわいい」と表現する場合、
carina(カリーナ)は女性名詞を「かわいい」と表現する場合に使います。
イタリア語の名詞は、男性、女性、中性という種類があるのですが、
基本的な覚え方としては、語尾が~a(ア)で終わるものは、女性名詞。
語尾が~e(エ)や~o(オ)で終わるものは、男性名詞。
中性名詞は、男性名詞みたいな形も、女性名詞みたいな形もどっちもあるのですが、数が少ないので理屈ではなく、これは中性名詞!と覚えます。
日本語の「かわいい」は、実は…
イタリア語の「かわいい」:「carino(カリーノ) または carina(カリーナ)」ではなく、
イタリア語の「美しい」:「bello(ベッロ)または bella(ベッラ)」を使うことが多いのです!
「なんて可愛い赤ちゃん♡」
と街中やお店で、かわいい赤ちゃんと遭遇した時に、つい言いたくなっちゃいますよね。
この場合、イタリア語では、可愛い(carina)ではなく、美しい(bella)を使います。
「Che bella bimbetta!(ケ ベッラ ビンベッタ!)」:なんてかわいい(女の)赤ちゃん!」
赤ちゃんは、男の場合、女の子の場合があるので、女の子ならbimba(ビンバ)/bimbetta(ビンベッタ)、男の子ならbimbo(ビンボ)/bimbetto(ビンベット)と言います。
男の子の場合は、上記の表現はこうなります。
「Che bel bimbo!(ケ ベル ビンボ!)」:なんてかわいい(男の)赤ちゃん!」
「carino(カリーノ)」と「bello(ベッロ)」、どっちを使うべきか迷った時は、
「bello(ベッロ)」を使ってください。
「bello(ベッロ)」の方がオールマイティな表現です。
小さい&可愛いものを表現する「可愛いイタリア語」30選
小さい&可愛いを表現する「可愛いイタリア語」を集めてみました!
あなたの心に響くものが見つかりますように!
1 piccolino(ピッコリーノ) : 小さい、ちっちゃい
2 il cagnolino(イル・カニョリーノ) : 子犬、小さいな犬、可愛い犬
3 il gattino(イル・ガッティーノ) : 子猫、小さな猫、可愛い猫
4 il coniglietto(イル・コニリエット) : 子ウサギ、小さなうさぎ、可愛いうさぎ
5 il ricciolino(イル・リッチョリーノ) : 小さなハリネズミ、可愛いハリネズミ
6 il maialino(イル・マイアリーノ) : コブタ、小さなぶた、可愛いぶた
7 il fiorellino(イル・フィオレリーノ) : 小花、小さな花、可愛い花
8 la stellina(ラ・スッテリーナ) : 小さな星、可愛い星
9 il cuoricino(イル・クオリチーノ) : 小さなハート、可愛いハート
10 la casetta(ラ・カゼッタ) : 小さなおうち、可愛いおうち
13 la cameretta(ラ・カメレッタ) : 小さな部屋(ベッドルーム)、可愛い部屋
14 il giardino(イル・ジャルディーノ) : 小さな庭、可愛い庭
15 il laghetto(イル・ラゲット) : 小さな湖、可愛い湖
16 la tortina(ラ・トルティーナ) : 小さなケーキ、可愛いケーキ
17 il dolcetto(イル・ドルチェット) : 小さなお菓子、可愛いお菓子
16 il lettino(イル・レッティーノ) : 小さなベッド、可愛いベッド
17 la manina(ラ・マニーナ) : 小さな手、可愛い手
18 il piedino(イル・ピエディーノ) :小さな足、可愛い足、小さなあんよ、可愛いあんよ
19 il tavolino(イル・タヴォリーノ) : 小さなテーブル、可愛いテーブル
20 la seggiolina(ラ・セッジョリーナ) : 小さな椅子、可愛い椅子
小さいもの、可愛いものは、親しみやすさとほっこりした優しさを感じます。
出しゃばり過ぎず、控えめに、でもそっとそこに居てくれる、そんな存在でありたい。
そんな時に、小さなものを表現する可愛いイタリア語は最適です。
いつも忙しい毎日の中で、ちょっと一休み、ゆっくりできる空間を提供する場所にしたい!
例えば、こんな思いを込めて、
「Riposino(リポジーノ):一休み、小さな休憩」
という名前をエステサロンやカフェにつけてみたり♪
言葉の音や響き、意味の可愛さの中に、親しみやほっこりとした優しさが感じられるのは、「小さいもの」を表したシンプルなイタリア語ならではかな、と思ったりします。
使用上の注意
☆ 単語の冒頭の「il la l’ lo」は、冠詞(定冠詞)と言います。英語の「The」に当たるものです。ペットの名前や、ID、アカウント名、ハンドルネームでは、「il la l’ lo」は付けなくて大丈夫です。
☆ 動物や花など、数えられるもので、「1つの」と強調したい時は、「il la l’ lo」の代わりに「un una un’ uno」を使います。
「il la l’ lo」→ 「un una un’ uno」 の替え方は、以下のルールです。
il → un に替える
la → una に替える
l’ → un’ に替える
lo → uno に替える
ちょっと難しそうな説明をしてしまいましたが、もし実際に名前を付けるにあたって、不安になってしまったときは、気軽にお問合せくださいませ。可能な限りでお力になりますよ♪
色んなネーミングに使える!「かわいいイタリア語シリーズ」は、他にもこんな記事があります。
よければ併せてご覧下さいませ♪
コメント