ニョッキとはイタリア料理で、パスタの一種。ニョッキがパスタだって知ってましたか?
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”korokoro-05.png” name=”コロコロちゃん”]知っているようで意外と知らない、ニョッキとは?わかりやすく説明します!
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”ayetta-27.jpg” name=”Ayetta”]本場イタリアのニョッキの美味しい食べ方や、夕飯やランチにニョッキを作るときの献立、イタリア人が教える美味しいニョッキの作り方もご紹介します!
[/speech_bubble]ニョッキ情報盛りだくさんで行きましょう!
Contents
ニョッキとは
ニョッキは、パスタの一種。基本的には、ジャガイモの粉と小麦粉、卵、牛乳、チーズ、バターなどを材料として作られるイタリア料理。材料を練り合わせて、団子状に丸めたり、棒状に丸めて切ったりものを、お湯で茹でて、バターで炒めたり、ソースをかけて頂きます。
現在のニョッキの定番は、ジャガイモのニョッキですが、もともとは小麦粉と卵、牛乳、チーズ、バターで作っていました。1800年代にアメリカ大陸からジャガイモが伝来した後に登場したのがジャガイモのニョッキです。ジャガイモの他にもかぼちゃのニョッキなども有名です。
ローマではセモリナ粉を使ったニョッキが有名&人気があります。セモリナ粉を使ったニョッキは、ニョッキ・ロマーニ(ローマ風ニョッキ)と呼ばれ、ローマだけでなくイタリア全土で愛されるイタリアの家庭料理です。
ニョッキの美味しい食べ方
ニョッキは主に、団子状に丸めたものを、お湯で茹でて、トマト系ソースやクリーム系のソースと絡めたり、バターで炒めたりしていただくのが一般的です。魚介類や肉類、野菜との相性も良い万能パスタです。
日本でメジャーなスパゲッティーやマカロニなどのパスタと比べると、ニョッキは、ちょっと高カロリーなので、ガッツリ食べたい時にオススメです!
ワインとも相性抜群です。魚介類とトマト系のソースに絡めて食べる場合は、白ワインと!肉類と一緒にクリーム系のソースに絡めて食べるなら、赤ワインと召し上がるのが絶品です。個人的にはローマ風ニョッキなら、ビールとの相性も◎でなかなかお気に入りです。
美味しくて食べやすいことから、ニョッキは、子供にも人気の料理です。Ayettaの周りでは、子供にはトマト系ソースの方が人気があります。
ニョッキの作り方
超シンプル☆基本のニョッキの作り方
ニョッキ初心者には、まずスタンダードなニョッキから味わってほしいです!ニョッキの作り方はとっても簡単!ぜひチャレンジしてみてください!
材料
- じゃがいも 2個
- 小麦粉 150グラム
- 塩 少々
作り方
1 じゃがいもを竹串がスッとストレスなく刺さるくらい柔らかく茹でる。
2 茹でたじゃがいもを大きめのボウルに入れて、マッシャーで潰す。(マッシュポテト状にする)
3 2に少しずつ小麦粉を加えながら捏ねて、耳たぶくらいの硬さにする。
4 生地をひとまとめにして、直径3cmくらいの太さの棒状にする。
5 4を1cm幅に切っていく。
6 切った直径3cm×厚さ1cmの生地は、フォークの背に乗せて、親指で押してちょっと潰す、を繰り返す。
7 深めの鍋に水をたっぷりして沸騰させる。沸騰したお湯に6を入れて茹でる。
8 ニョッキが浮かんできたら茹で完了。茹で汁を切って、冷たい水に浸ける。
9 食べる前に軽く温めるように茹でてソースに絡めるか、フライパンでバターと炒めて味付けするなどして食べる。
とっても簡単なジャガイモニョッキの作り方
ニョッキ作りの失敗例には、パスタ生地が柔らかくなり過ぎて扱いづらい状態になって、整形するときも手にベタベタついた…茹でたら溶けてしまった…なんてことがあるようです。
先にもお伝えした通り、ニョッキ作りは本当はとっても簡単!クックパッドに失敗知らずの簡単シンプルジャガイモニョッキの作り方がありましたので、ご紹介します!
小麦粉を使わないチーズのニョッキの作り方(簡単トマトソース付き)
Alice(アリーチェ)さんの小麦粉を使わないチーズのニョッキとトマトソースの簡単レシピ動画です。チーズたっぷりでとっても美味しいオススメレシピです!^^* 調理時間はわずか12分です!
材料
ニョッキ
- 卵 1個
- リコッタチーズ 250グラム
- クリームチーズ 60グラム
- 粉チーズ 50グラム
- パン粉 120グラム
- ナツメグ 少々
- 塩 少々
トマトソース
- トマト缶(カット) 150グラム
- オリーブオイル 10ml(大さじ3分の2)
- バジルの葉 数枚
- ハーブソルト 少々
- ナツメグ 少々
作り方
1 ソースを作ります。バジルの葉をみじん切りにします。
2 小鍋にカットのトマト缶、オリーブオイル、塩、コショウと1の刻んだバジルを入れて5分間煮てソース完成!
3 ニョッキを作ります。大きめのボウルにリコッタチーズ、粉チーズを入れて、木ベラでよく混ぜます。
4 3にクリームチーズ、ハーブソルトとナツメグを加えて、木ベラでよく混ぜます
5 4に卵を加えて混ぜます。
6 5にパン粉を少しずつ加えながら木ベラまたは手で捏ねます。
7 手で小さな一口大くらいの大きさに丸めます。
8 深めの鍋にひとつまみの塩を加えたお湯を沸騰させて、沸騰したところで7を入れて茹でます。
9 茹で上がったニョッキの茹で汁をしっかり切って、2のソースに絡めて完成
調理のコツ&ポイント
- オリーブオイルはエクストラバージンオイルを使ってくださいね。
- カットのトマト缶を煮る時は、木ベラなどで少し潰しながら煮るのがオススメ。
- ニョッキの成形は、ひとまとめにしたものを棒状にして、適当な大きさに切ったものを、手で丸めて成形すると簡単です。
- お皿に盛り付ける時は、最後にバジルの葉を飾ったり、粉チーズを表面にふりかけるのもオススメです。
ローマ風ニョッキ(Gnocchi Romani:ニョッキ・ロマーニ)の作り方
ニョッキ・ロマーニ(ローマ風ニョッキ)は、シンプルで、ジャガイモニョッキやかぼちゃニョッキよりも軽めで食べやすいのが特徴です。ニョッキパスタをお湯で茹でて、ソースに絡める、スパゲッティなど他のパスタのような食べ方と違って、オーブンで焼いて食べるので比較的さっぱりしていますよ。
ニョッキ・ロマーニ(ローマ風ニョッキ)では、小麦粉だけでなく小麦粉を荒く挽いたSemorina(セモリーナ:セモリナ粉)を使います。セモリナ粉は、イタリアのスーパーでは普通に見かけますが、日本ではあまり見ないので入手が少し困難かもしれません。楽天などの通販では簡単に手に入りますよ!
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材料
- セモリナ粉 250グラム
- 牛乳 1リットル
- バター 100グラム
- 卵黄 2個分
- 粉チーズ 100グラム
- ペコリーノ 40グラム *羊のチーズで塩気が強い
- 塩 7グラム
- ナツメグ 少々
作り方
1 鍋に牛乳入れる
2 1にバターと塩を入れて弱火にかけて煮る
3 2が沸騰したらすぐに、泡立て器で混ぜながら、セモリナ粉を雨が降るように少しずつ足していく
4 3を泡立て器で混ぜながら、数分弱火にかける
5 鍋を火から下ろして、卵黄を加える
6 5を木ベラなどでよく混ぜる
7 6に粉チーズを加える
8 木ベラでよく混ぜる
9 クッキングシートの上に、8の半分を乗せる
10 手でひとかたまりにして、棒状にして、生地の下に敷いているクッキングシートで巻く
11 もう半分の生地も同じように棒状にして、クッキングシートで巻く
12 粗熱が取れたら、冷蔵庫で20分ほど寝かせる
13 冷蔵庫で冷やした12の周りのクッキングシートを外して、包丁で適当な大きさに切る
14 切った13の生地を耐熱皿に並べる
15 溶かしバターを全体的に均等にかける
16 ペコリーノを全体にふりかける
17 200度に予熱したオーブンで20〜25分焼く
18 お皿に盛り付けて完成!
調理のコツ&ポイント
- ペコリーノがないときは、粉チーズかパルミジャーノチーズで代用してもOKです。
- 工程10の手で成形するとき、生地が熱くて扱いづらい時は、手を冷水に浸けてから生地に触るといいですよ。
- お皿に盛ったあと、少しオリーブオイルを垂らしたり、表面に粉チーズをまぶしてもOKです。
- 我が家は時間がない時は、成形せずに天板の上に記事を広げて、後で切り分けやすいようにカードで切って、そのままオーブンで焼きます!楽でいいですよ♪
<献立>ニョッキと一緒に何を食べよう?
ニョッキの付け合わせにはさっぱりしたものがオススメです。
具体的には、生野菜のサラダ、魚介のカルパッチョ、さっぱりしたシンプルなスープなどがいいですね。
ニョッキの付け合わせにオススメの生野菜のサラダのレシピはこちら
ニョッキの付け合わせにオススメの魚介のカルパッチョレシピはこちら
ニョッキの付け合わせにオススメのさっぱり&シンプルなスープのレシピはこちら
イタリアでは、パスタとパンとリゾットが1回の食事(コース)の中で出てくることもありますが、日本の食文化を考えると、ニョッキは炭水化物なので、ご飯やパン、芋類は控えめにする方がいいでしょう。
本場イタリアの手作りニョッキを家庭で味わおう!
本場イタリアのニョッキの魅力が伝わりましたでしょうか?
ニョッキは、スパゲッティーやマカロニに比べて、日本人にはそれほど馴染みのないパスタなので、なんだか難しそう、おしゃれな感じだけど敷居が高い…そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。
実はニョッキを作るのは簡単ということを、理解いただけたのではないでしょうか?ちょっとでもニョッキを身近に感じてもらえたら嬉しいです!
本場イタリアの手作りニョッキを日本のご家庭でも味わってみて下さいね!
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