イタリア語を独学でゼロから始めたい初心者の方へ、
私がイタリア語を独学でゼロから初めて3ヶ月で実用イタリア語検定3級に受かった時に使った
独学初心者におすすめの一番初めに読むべき本とその本を使った勉強法とノート術をご紹介します!
Ayettaは最初は独学で学び、ベースを作ってから日本で半年、イタリアで3ヶ月語学学校で学びました。個人的にはゼロからベースを作るまでは独学をおすすめします。
イタリア語を独学するには、モチベーションの維持やテキスト選び、勉強法など悩みもあると思いますが、それさえ乗り越えれば、ゼロから語学学校に行くよりも最初は独学の方がいい!と思っています。
これからイタリア語を独学でゼロから始める方のために、
自分の経験を通して初心者に本気でおすすめできる一番初めに使うべき本・参考書と勉強法をノート術を含めてご紹介します!
Contents
イタリア語を独学で始める初心者のための一番初めの本・おすすめ参考書!
Ayettaが使い倒した一冊は、国際語学社出版の「あなただけのイタリア語家庭教師 」。
家庭教師のマルコが語り口調で教えてくれるわかりやすいテキストで、特に独学の初心者にオススメ!
この本のいいところは7つ。
- テキストに沿った音声のCDが付いていて、リーディング&リスニングの同時学習ができる
- レッスン形式のかたまりの章になっていて自学しやすい
- 理解すべきかたまりごとに小テストが付いていて、理解度チェックが自分でできる
- 巻末の動詞の活用一覧表が便利
- テキストに出てくる単語が巻末にまとめてあるので便利
- 架空の家庭教師マルコの語り口調で説明されていて、テキストが創り出す世界に入り込みやすい
- 説明が無駄なくシンプルでわかりやすい
オススメの勉強法として「最初にいっぱい聞いていっぱい読む」と説明しましたが、このテキストはそれができます!まずイタリア語の音からレッスンが始まります。
付属のCDで、テキストを使いながらリスニングの練習をして、書いてあることが聞き取れるようになってきたら、聞こえたとおりに発音する練習をしたり、書いてあるとおりに読んでみたり、読んだとおりに書いてみたり、聞こえたとおりに書いてみたり、スピーキングやライティングなどの発信する練習もするといいです!
このテキストのコンセプトが、マルコ先生が1人の生徒にマンツーマンでレッスンをしているとなっています。
学習内容の順番は一般的なイタリア語のテキストと変わりませんが、マンツーマンレッスンというコンセプトに沿った構成になっているので、1回ずつレッスンを受けているように学べます。
マルコ のキャラ設定がしっかりしていて、生徒に語りかけるような文章で、メンタルに訴えかけるメッセージなども盛り込まれていて、孤独な独学でも励まされます。
巻末の付録として、動詞の活用表やテキスト内で使われる単語がアルファベット順にイタリア語&日本語でシンプルに記載されており、このテキストだけの辞書としても使えて便利です。
イタリア語独学初心者は辞書を買わなくてもいい?
少しずつ本当の辞書も使うようにした方が語彙力を養うには効果的です。
Ayettaはイタリアに来てから紙の辞書も少し使ってましたが、重たいのと探すのが面倒なので、オンライン辞書でもいいと個人的には思っています。
オススメのイタリア語のオンライン辞書サイトはこちらの二つです。今もよく使ってます。
★テキストが一通り終わってからの利用がオススメ。伊伊辞書 HOEPLI.itのDizionario Italiano
★英語がわかる人にはこちらもオススメ WordReference.com
当ブログで紹介するイタリア語の単語をまとめた単語帳もあります。よろしかったらこちらもどうぞ♪
イタリア語の動詞の活用の学習におすすめの一冊
学習を進めていくと、ボキャブラリーが広がって、おすすめ本「あなただけのイタリア語家庭教師」の巻末辞書では対応しきれなくなります。
「あなただけのイタリア語家庭教師」の巻末の「動詞の活用表」はすごく便利なので、手が止まるたびに何度も見返します。
この動詞活用表では事足りなくなって、更にイタリア語の動詞を極めていきたい場合には、動詞の活用に特化した本「イタリア語動詞活用表」や、オンライン辞書の活用をおすすめします!
イタリア語の動詞活用を徹底的に強化したい場合には、「イタリア語動詞活用表 」というそのままのタイトルのこちらの本が一番良いです。
私は中級レベルの壁を超える時にこの「イタリア語動詞活用表」でイタリア語の動詞の活用を強化しました!
イタリア語を独学で始める初心者におすすめ勉強法とノートの使い方も紹介
イタリア語単語帳引き続き作成〜
音源聞きながら、”un quaderno”(ノート) が○○○ ○〜○○にしか聴こえなくて困ってるww pic.twitter.com/g37xLP7cEF— 🥂🇰🇷🇻🇳🇹🇭しゃனお🇮🇹🇨🇳🇲🇲 @ 6月21日ベトナム検 (@yuyuan_2020) September 4, 2019
イタリア語を独学で始める初心者におすすめの勉強法のポイントは3つです。
- 自分でノートにまとめて復習する
- 最初はいっぱい聞いて読む
- 聞いて読んで学んだことを、話して書く
この3つさえ押さえて勉強すれば、ゼロからの初心者でもイタリア語を独学でマスターすることができるようになります!
私の実体験が証明しています!
イタリア語を独学で始める初心者におすすめの勉強法の3つのポイントを詳しく説明していきますね。
自分でノートにまとめて復習する
イタリア語を勉強する時に1冊のテキストを使うので、そのままそこに書き込んでもいいんですが、Ayettaのオススメの勉強方法は、わからなかったことや理解が難しかったことだけノートにサクッとメモすることです。
学生時代の授業の板書みたいにテキストに書いてあることをゴリゴリ書くのはオススメしません!
ノートをとるポイントは、あとで復習するためにメモをするということです。
例えば、Mangiare(マンジャーレ:食べる)の動詞の活用が覚えられなかったら、ノートには「Mangiareの動詞の活用」って書く。
復習する時は、ノートのこのメモを見て、Mangiareの動詞の活用を言ってみる。
復習した時に三人称の過去形だけ言えなかったとしたら、「Mangiareの動詞の活用」というメモの近くに「三人称の過去形」って書く。
そうやって一つのメモに対して5回くらい復習するとよく覚えられますよ!
最初はいっぱい聞いて読む
これからイタリア語をゼロから学ぼうとしている人にとって、イタリア語は母語じゃないですよね。
第二言語とか第三言語とか母語じゃない言語を学ぶ時は、最初にリスニングやリーディングのような受け取る能力を学んでから、話したり書いたりという発信する能力を学ぶのがオススメです。
イタリア語を喋りたくても、イタリア語を知らないと喋れませんよね?
こんにちは!ってイタリア語で挨拶したいなら、Ciao(チャオ:こんにちは)という単語を知ってないといけない。
知らない単語をどうやって知るかというと、音を聞いたり、文字を読んで知るしかないですよね。
だから、イタリア語を学ぶファーストステップは、いっぱい聞いて読む!インプットです!
CD付きのテキストがあると、リスニング&リーディングをセットで学習できていいですよ!
文法や地道な単語暗記をとりあえず置いといて、そのまま覚えてそのまま使える!フレーズで学習する方法があります。
フレーズ学習のCD付きおすすめテキストをこちらの記事で紹介しています♪
ABCを覚えるよりも、1~10まで言えるようになる方が、覚える数が少ないし、とりあえずすぐに使えるものを覚えられて、最初の一歩としては、成功率&モチベーションにもなっておすすめです。
子供も好きなリズムやメロディーに合わせて、イタリア語で1~10まで言えるようになってみると自信がつきますよ!
できることをひとつずつ増やしていくことが、孤独なイタリア語独学における学習のモチベーション維持のコツです。
フルーツや野菜、身の回りにある「かわいいもの」をイタリア語で言ってみるのも楽しくておすすめです。
イタリアの子供向け教育系Youtube動画で、イタリア語を聞いて、絵と文字を見て、一緒に口にしてみる、という勉強法があります。
覚えたものをノートに書いておいて、次の日も覚えてるか、1週間後も覚えているか、1か月後も覚えてるか?なんてチェックしてみるのも楽しいですよ♪
聞いて読んで学んだことを、話して書く
いっぱい聞いて、読んで、単語やフレーズ、文法などのルールをインプットしたら、次はアウトプット、発信する番です。
学んだイタリア語を発信するというのは、話したり、書いたりするってことです。
イタリア語は動詞の活用がいっぱいあったり、形容詞や名詞まで活用します。
名詞によって冠詞にも種類があって、助詞と冠詞がくっついたりします。
ルールが複雑で面倒臭い!でもイタリア人は子供でもそんなルールを使いこなしてるんですね。つまり、イタリア語の発信する能力(話す&書く)は、慣れです!
しっかりベースをインプットしたら、話したり書いたりのアウトプットは、とにかく練習!車の運転とか、スポーツと似てますね!
イタリア語初心者にゼロから独学で始めることをおすすめする理由
イタリア語をゼロから独学で学んだ私が「イタリア語初心者にゼロから独学で始めることをおすすめする理由」をご紹介します。
具体的には3つの理由があります。
- 自分のペースでできる
- 自分にあった学校や先生を見つけるのが大変(選択肢が少ない)
- ベースを作ってから習いに行った方が学ぶスピードが速い
ひとつずつ詳しく説明していきますね。
自分のペースでできる
独学の一番いいところは自分のペースで学習することができること。
特に仕事が忙しい社会人や家事などに追われている主婦の方、定年後に余暇をのんびり過ごしながらイタリア語を学習したい方にはオススメです。
逆にペースを引っ張ってほしい、他人と競争しながら学習したい、そんな人には独学はあまりオススメできません。
自分にあった学校や先生を見つけるのが大変(選択肢が少ない)
日本でイタリア語を学べる場所は、英語や中国語、韓国語などと比べると少ないんですよね。
学校などの選択肢が少ない、近くにない、どこで学んでいいかよく分からない、通うための時間の都合がつかない、まずは独学でどこまでできるかやってみたい、など色んな理由からイタリア語を独学でゼロから始めたい人はいると思います。
せっかくお金を払って学ぶなら、イタリア人から学びたい!でも自分にあった先生を探すのは結構大変!
比較的場所や時間を選ばずに学ぶ方法として、オンライン学習がありますが、オンライン学習を提供するイタリア人の先生は、日本語ができないことが多いので、初心者にはあまりオススメできません。
説明の内容がわからなくても、イタリア語で質問する能力がなくて消化不良になったりします。
Ayettaが最初の頃にオンラインレッスンのお試しを受けた時はそうでした。
ベースを作ってから習いに行った方が学ぶスピードが速い
第二 言語や第三言語などに関わる能力は、基本的に受け取る能力と発する能力の2つに分かれるので、この2つに分けて学ぶのが良いと言われています。
最初に受け取る能力を学んで、それから発信する能力を学ぶのが効率がいいんです。具体的に言うと、最初に受け取る能力、リーディングとリスニングをセットにして学びます。
第二、第三言語の習得の場合には、リーディングとリスニングの習得のために、脳の同じ部分を使うからです。次に発信する能力、スピーキングとライティングをセットにして学びます。
スピーキングとライティングをセットで学ぶ理由も同じで、脳の同じ場所を使うからです。
つまり、はじめに読む&聞く学習をして、ある程度能力をつけてから、書く&話すを練習するのが、効率的な学習方法なんです。
ちょっと難しげなことをごちゃごちゃ言いましたが、つまり、自分のペースで、まずは読む&聞く学習でベースを作ってから、継続して独学でも、日本で語学学校やカフェレッスン、オンラインレッスン、留学などでも方法はその人にあったものでいいので、話したり書いたりする能力をつけていく、のがイタリア語の学習でも効率がいい方法です!
イタリア語を独学でゼロから始める初心者が最初にすべき3つのこと
こんにちみ。星の王子さま、イタリア語版読み始めました。いちいちノートに書いていては読み終わりが10年後になりそうなので、学生時代に買った日本語訳(内藤濯氏訳)を見比べながら、辞書を引き引き意味を確かめながら読み進めています。それでも手間がかかる。イタリア語も文法が分かれば論理的だな pic.twitter.com/zJLZuxYxbP
— 瑠璃 (@account4101) December 19, 2019
・目的を明確にして具体的にイメージする
・目標を設定する
・使い切るテキストを1冊決める
目的を明確にして具体的にイメージする
目標を設定する
使い切るテキストを1冊決める
独学の時は、色々不安になっていっぱいテキストや参考書を買いたくなるのですが、厳選した1冊を徹底的に使い切った方がいいです!理由は3つ。
- 1冊終わらせるという具体的な目標が設定ができて、完了した時に達成感を味わえる。
- 今どれだけやって、あとどれだけ残っているかが見える。
- 迷ったりせず一本道でベースを作ることができる。
特に重要なのは最初の2つです。目標設定って結構難しいんですが、1冊終わらせるという目標はシンプルで明確です。目標達成できたかどうかもハッキリわかります!1冊終わった時の達成感は、その後イタリア語の勉強を継続する時のモチベーションにもなります!
当ブログでも目的別におすすめのテキストを紹介したり、ブログ記事内で教材や勉強法を紹介しています。
よければ参考にしてくださいませ♪
独学でもイタリア語検定3級くらいは絶対できる!
独学で「イタリア語検定3級」!そんなに高い目標ですみません。
でも、独学でイタリア語検定1級とかCILS C2とか言われるより現実味ありませんか?(笑)
このくらいのレベルでイタリア語が楽しくなってきます。
独学でイタリア語を学ぶ楽しさ&自信を養いながら情報を集めて、
語学学校に通ったり、オンラインスクールを活用するので全然OKだと思います。
イタリア語を学びたいけど、どうしようかなぁ〜と思っている人や、とりあえず始めてみたい!近くに通えるところはないし…と機会がなくて困っている人、お金を節約したい人には独学スタートがオススメです!
このブログでもイタリア語独学したい人に向けての情報をこれからも発信していく予定です!
Ayettaと一緒にイタリア語を勉強していきましょう!
イタリア語について質問や相談があれば、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
のっぽさん&Ayettaが可能な限りでお答えします!
Impariamo l’italiano insieme!
(インパリアーモ・イタリアーノ・インシエメ!:一緒にイタリア語を学んでいきましょう!)
【独学でイタリア語】おすすめ学習方法・コツ・教材・アドバイスまとめ
独学でイタリア語を学習中の方のために、
おすすめの学習方法、学習のコツ、おすすめ教材、役に立つイタリア語の例文などをご紹介しています。
本ブログでは、
楽しく使えるイタリア語を効率よく学ぶ!ことをモットーに、挫折しないイタリア語学習のサポートをしています!
独学でイタリア語を学びたい!という方は、まずはこちらからご覧下さい♪
<独学でイタリア語>「日常会話ができるようになる」を目指すのにオススメの本
イタリア語を独学で勉強するには、第一にインプット。
聞いたり、読んだりしてイタリア語の語彙やフレーズを増やす!
そしてアウトプット。書いたり、話したりしてみる。
使うことを前提としてイタリア語を学習するなら、「フレーズでイタリア語を学ぶ」というのは、なかなかいい方法
私が使い倒したフレーズでイタリア語を学ぶのに、オススメの本と学習方法をご紹介します!
【イタリア語で日常会話ができるようになる!フレーズ学習】まとめ
イタリア語で日常会話ができるようになりたい!なら、フレーズ学習がおすすめ。
フレーズ学習は、とりあえず使えるフレーズで覚えて使ってみる!という学習法です。
単語、文法、長文読解、リスニング、スピーキング、机に向かってテキスト・問題集・ノートを開いて、ペンを持って勉強するよりも、雑な学習法ですが、
使うことを前提としてイタリア語を学習するなら、「フレーズでイタリア語を学ぶ」というのは、なかなかいい方法
そのまま使えるフレーズを覚えて、覚えたフレーズを応用したり、単語や文法に分解して、必要に応じて細かく学習すると効果的に学習できます!
【英語でイタリア語】日本語よりも伊語に近い英語の知識を活用して効率よく伊語をマスターする方法
イタリア語を勉強しようと思う人って、
「英語が好き」「できれば英語も合わせて勉強したい!」って人が結構いるんですね!
実は私もそうでした。
しかも、英語の知識を活用してイタリア語を勉強すると、効率が良いのです!
英語を使ってイタリア語を楽しく効率よく学んでいきましょう♪
【イタリア語日常会話チャレンジ】で紹介した単語をリスト化しています。
この単語帳の使い方→「Ctrl+F」で検索ウインドウを表示して、知りたい単語を探すことができます。
あくまでも元ネタのある「簡易単語帳」です。言葉を辞書できちんと調べたい場合は、既存のオンライン辞書を活用されることをおススメします。
色んなネーミングで使える!可愛いイタリア語をテーマ別にご紹介するシリーズです。
レストラン、カフェ、エステサロン、ヘアサロン、ネイルサロン、その他ショップ名、ブランド名、会社名、アカウント名、メールアドレス、ハンドルネーム、パスワード、ペットの名前など…
あなたの大切なものにイタリア語の可愛い名前を付けて、命を吹き込めば、そこからストーリーが始まります。
日本語でも英語でもイタリア語でも!
歌は子供のボキャブラリー(語彙力)、表現力、コミュニケーション力を豊かにします!
子供から大人まで、親しみやすいリズムやメロディーで、聴いたり、歌ったりしている間に、難しいイタリア語の文法や理解もスッと自然に身に付けてしまう♪
歌で楽しくイタリア語を学ぶ方法を提案します♪
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