英語の知識を使ってイタリア語を勉強してみましょう!
英語でイタリア語♪
今日の【英語でイタリア語】は
イタリア人がよく使う「形容詞」25語を使ったフレーズ学習
25個一気に覚えるのは大変なので、3回に分けて紹介しています!
最終回の今日は新しい9語を使った例文(フレーズ)にチャレンジ!
すでに知っているよ!というものも多く含まれているかもしれませんが、
復習を兼ねて、英語とセットでチェックしてみてくださいね!
Contents
イタリア人がよく使う基本の「形容詞」9語×例文(フレーズ)Part3
1 basso(バッソ) /short
日本語の意味は「低い」です。
Mario si arrabia se lo chiamiami “basso”.(オォ、クエル バンビーノ エ コジ カリーノ)/Mario get mad if you call him “short”.
:マリオを「チビ」って呼ぶと怒るよ!
・si arrabia/get mad :怒る
・lo →「Mario」を指す直接目的語「彼を」。
・chiami →chiamare/call(呼ぶ)の直接法現在形【Indicativo presente】tuの活用
※chimareの活用を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪
イタリア語の「basso」は、英語の「low」の「低い」という意味もあります。
La mia voce è bassa.(ラ ミア ヴォーチェ エ バッサ)/My voice is low.
:私の声は低い。
イタリア語の「basso」は、「音量が低い」という意味もあります!
Puoi alzare il volume? E’ troppo basso, non riesco sentire.(プオイ アルツァーレ イル ヴォルーメ. エ トロッポ バッソ、ノン リエスコ センティーレ)/Can you turn up the volume? It’s too low. I can’t hear anything.
:もうちょっとボリューム上げてくれる?音量が低すぎて、何にも聞こえない!
2 vero(ベロ) /true
日本語の意味は「正しい、本当の」です。
Questo è vero o falso? (ケ ベル ベスティート) /Is this true or false?
:これは正しいの?間違ってるの?
イタリア語の「vero」は、感嘆詞/interjectionとしても使えます。
簡単に言うと、相槌(あいづち)ってことですね。
Perché comunque la gente sai come fa…(ケ ベッラ ドンナ) /Because you know people how they do..
:だから、つまり、人がどうするかって…分かるでしょう?
Mmh…vero, vero.(ンー、ヴェロ ヴェロ) /Yeah, true, true…
:あぁ…うんうん、そうだよねぇ。
・perché/because :なぜなら
・comunque/you know, anyway :つまり、とにかく
・gente/people :人々、人
・sai →sapere/know(知っている)の直接法現在形【Indicativo presente】tuの活用
※sapereの使い方について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪
・come/how :どのように
・fa →fare/do(する)の直接法現在形【Indicativo presente】leiの活用
※fareの使い方について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪
3 aperto(アペルト) /open
日本語の意味は「開いている、開放的な」です。
E’ aperto oggi il negozio?(エ アペルト オッジ イル ネゴーツィオ) /Is the shop open today?
:今日はお店開いてますか?
・oggi/today :今日
・negozio/shop :店
人の性格を表す「開放的な」「度量が広い」「偏見のない」という意味にも「aperto」が使えます!
Aperto mentalmente(アペルト メンタルメンテ) /Open-minded
:開放的な(性格)
・mentalmente/mentally :精神的に
4 chiuso(キウゾ) /closed
日本語では「閉じた、閉鎖的な」です。
Il ristorante è chiuso oggi? (イル リストランテ エ キウゾ オッジ) /The restaurant is closed today?
:レストランは、今日は休みですか?
・ristorante/restaurant :レストラン
「chiuso」も人の性格を表現するのにも使えます!
Gli italiani del nord è chiusi.(リ イタリアーニ デル ノルド エ キウジ) /Northern Italians are close-minded.
:北部のイタリア人は、閉鎖的です。
一般的に「イタリア人」の世界的なイメージは、南のイタリア人、とよく言われます。
明るく陽気で、開放的で、おしゃべり好きの女好きなプレイボーイのイメージですよね(笑)
日本にはイタリア人タレントのジローラモさんの、ちょい悪オヤジのイメージが強いですもんねw
一方でよく言われるのは、北部のイタリア人は、日本人には馴染みやすい。誠実で真面目、プライドが高く恥ずかしがり屋、でも優しくてあたたかい人たちです。
とは言え、日本人に比べると、北部のイタリア人も十分イタリア人!明るく陽気で社交的、おしゃべり大好き!な人が多いと、個人的には感じます( ´艸`) あなたはどう感じるでしょうか?興味がある方は、ぜひ!実際にイタリアの南部(ローマやナポリなど)・北部(ミラノ、フィレンツェ、トリノなど)の両方を訪れて、現地のイタリア人と触れ合ってみてくださいね♪
5 caro(カッティーヴォ) /expensive
日本語では「高価な」です。
Vuoi andare in quel negozio?(ヴォイ アンダーレ イン クエル ネゴーツィオ) /Do you want to go to that shop?
:あのお店に行きたい?
No, è tropo caro!(イル セルヴィツィオ エラ オッティモ、マ イル チーボ エラ カッティヴォ) /No, it’s too expensive!
:いやいや、高すぎるよ!
・vuoi →volere/want(欲する)の直接法現在形【Indicativo presente】tuの活用
※volreの使い方について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ♪
・quel/that :あの
・troppo/too :~すぎる
イタリア語の「caro」の類義語に「costoso(コストーゾ)」という単語があります。
「costoso」は、「caro」と同じように「高価な」という意味で使えます!「caro」と置き換えができる言葉です。合わせて覚えておくと便利ですよ♪
イタリア語の「caro」には、「高価な」からは離れたイメージの使い方もあります!
Oh caro!(オォ、カーロ) /Oh, dear!
:まぁ!
日本語訳が難しい表現なのですが、イタリアでは、老若男女問わず割とよく使います!
優しくしてもらった時に、「あなたって(なんて優しいの!)」とか
かわいい赤ちゃんや犬や猫など動物などにうっとした時、幸せに満ちたため息のように「まぁ!(なんてかわいいの!)」とか
バレンタインや何かの記念日に、恋人がずっと欲しかったものをプレゼント!感動した相手が「わぁ、君って(本当に素敵すぎるよ!最高だよ!)」とか
こんなシーンで使います!
使い方のコツは、幸せのため息がこぼれおちるように「Oh, caro」と使うこと!
同じ「Oh, caro」なんですが、何か悲しいことがあったり、落ち込んでいる人に向かって、そっと寄り添うように「あぁ…可愛そうに…」という使い方もできます。
Oh caro…(オォ、カーロ) /Oh, poor you…
:あぁ…かわいそうに…
こんな感じで「Oh caro」は、割と便利な表現です。
または、何かおねだりをする相手に、話しかける際に使うことも♪
Caro Mario, mi fai un caffè per favore, grazie. Sei molto gentile!(カーロ マリオ、ミ ファイ ウン カフェ ペル ファヴォーレ、グラーツィエ.セイ モルト ジェンティーレ) /Dear Mario, could you bring me a cup of coffee please. Thanks. You’re so kind!
:優しいマリオ、私にコーヒーを用意してくれる?ありがとう!あなたって本当に優しいのね!
あるイタリア人夫婦の奥さんが、旦那さんにこう言ってました!( ´艸`)
こんな風に頼まれたら、旦那さんも断れませんよね~w イタリア人女性、素晴らしい!上手な甘え方を良く知ってる!
6 economico(エコノーミコ) /cheap
日本語では「安価な」です。
Allora andiamo nell’altro negozio!(アッローラ アンディアーモ ネッラルトロ ネゴーツィオ) /Then let’s go to the other shop!
:じゃあ、別のお店に行こうか?
Sì, lo preferisco molto, è così economico.(シィ、ロ プレフェリスコ モルト、エ コジ エコノミコ) /Yes, I like that way. It’s so cheap.
:うん、その方がいいな!安いところ!
イタリア旅行でショッピング!というと、グッチやフェラガモ、アルマーニなどラグジュアリーショップでのお買い物をイメージしがちですが、イタリアには安くてかわいい、オシャレで素敵なものがいっぱいありますよ!
チョコレートだって、特別な贈り物用のハイブランドから、グルメなイタリア人が日常生活の中で楽しむ、美味しくてお手頃価格の庶民的なものまで♪
イタリアでショッピング、お土産用の買い物をするときは、目的に応じて適切な場所を選んでいくことがポイントですよ~!!!
7 difficile(ディフィーチレ) /difficult
日本語では「難しい」です。
Qualche volta imparare una nuova lingua può essere difficile.(オー、アイ ウナ マッキナ ヌオーヴァ) /Sometimes, learning a new language can be difficult.
:時として、新しい言語を学ぶことは難しかったりします。
間違いないですねぇ~…( ̄▽ ̄;)
でも…
Ma non mollare! (マ ノン モッラーレ) /But don’t give up!
:でも、あきらめないで!
Possiamo farcela insieme! (マ ノン モッラーレ) /We can do it together!
:(私たちは)一緒に成し遂げることができるよ!
ですです!
この記事のココの部分を読んでいるあなたは、すでにイタリア語についての知識も練習した経験もゼロではないハズです!
ちょっとイタリア語の学習に疲れてたり、文法か語彙力アップか読解力かヒアリング力かスピーキング力か、何かしらで困難にぶつかって落ち込んでたりするかもしれませんね。外国語学習者あるある!
でも、そんな時は、あなたが学習した記録を振り返ってみて!こんなに頑張った自分を褒めてあげてください!
ゼロからそこまでたどり着いたのは、まさに、あなたの努力の積み重ね!
ココからさらに同じくらいの努力を積み重ねれば、それだけ前に進めますよ~! 当たり前?!Σ(゚Д゚) 事実ですから!
イタリア語の勉強法に悩んだときは、
こちらの記事を読んでみてくださいね♪ 何か突破口に気づけるかも?!
むしろ、ゼロでピンポイントでこの部分だけ読んでるあなたは、逆に稀有な存在!何かの天才?!Σ(・ω・ノ)ノ! (笑)
8 facile(ファーチレ) /easy
日本語では「簡単、易しい」です。
E’ più facile di quello che sembra.(エ ピュウ ファーチレ ディ クエッロ ケ センブラ) /It’s easier than it seems.
:思ってたより簡単!
イタリア語の学習も、実は「思っているより、やってみると、ずっと簡単♪」かもしれませんよ!
一生懸命頑張ってる時は、すごい大変だったりしますが、ふと振り返ってみると、ずいぶんイタリア語が使えるようになってる自分に感動するかも!( ´艸`)
9 divertente(ディヴェルテンテ) /fun
日本語では「楽しい」です。
Penso che il film fosse veramente divertente.(ペンソ ケ イル フィルム フォッセ ヴェラメンテ ディヴェルテンテ) /I thought the movie was really fun.
:その映画、もっと面白いと思ってた!
すごい宣伝や口コミに期待して観に行った映画が、意外とそうでもなかった…ってことは、まぁある話ですね。。。( ̄▽ ̄;)
Spero che sia un video divertente per voi ragazzi!(スペロ ケ シア ウン ヴィデオ ディヴェルテンテ ペル ヴォイ ラガッツィ) /I hope this has been a fun video for you guys!
:このビデオがあなたにとって、楽しめるものであるといいな、と思っています!
心から!!!
まとめ
今日はイタリア人がよく使う形容詞8語を、使い方の例としていくつかのフレーズを添えて学習しました!
1 basso /short :低い
2 vero /true :本当の
3 aperto /open :開いた、開放的な
4 chiuso /closed :閉まった、閉鎖的な
5 caro /expensive :高価な
6 economico /cheap :安価な、安い
7 difficile /difficult :難しい
8 facile /easy :簡単な
9 divertente /fun :おもしろい、楽しい
形容詞を覚えると、イタリア語のより深い、細かい表現ができるようになりますね!
「人」と言っても、若い人、年を取った人、優しい人、自分と違う考えを持っている人などなど色々な表現ができますからね!
形容詞の学習と合わせて、少しずつでも名詞や動詞を覚えていくと、表現豊かな文章が作れたり、スムーズなコミュニケーションができるようになりますよ!
【英語でイタリア語】シリーズには、動詞学習の教材もあるので、よければ合わせてご覧下さいませ♪
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