英語の知識を使ってイタリア語を勉強してみましょう!
英語でイタリア語♪
今日の【英語でイタリア語】は
イタリア人がよく使う「形容詞」25語を使ったフレーズ学習
25個一気に覚えるのは大変なので、3回に分けて紹介しています!
初回の今日は新しい8語を使った例文(フレーズ)にチャレンジ!
すでに知っているよ!というものも多く含まれているかもしれませんが、
復習を兼ねて、英語とセットでチェックしてみてくださいね!
Contents
イタリア人がよく使う基本の「形容詞」8語×例文(フレーズ)Part1
1 grande(グランデ) /big
日本語の意味は「大きい」です。
そのままですが、モノや事柄の大きさを表現するときに使います!
La mia mano è grande.(ラ ミア マーノ エ グランデ)/My hand is big.
:私の手は大きいです。
・mano/hand :手
Il mondo è grande.(イル モンド エ グランデ)/The world is big.
:世界は大きい!
E’ molto molto grande.(エ モルト モルト グランデ)/It’s a big, big world.
:(世界は)とってもとっても大きい!
・mondo/world :世界
世界は大きい♪世界は回る♪地球が回ると、ぼくらはすっ転ぶ~♪
というイタリアの童謡♪( ´艸`)
この歌を楽しむポイントは、イタリア語の連想ゲームを楽しむこと。
ぐるぐる回るもの→世界!→世界が回ると地面が動く→地面が動いた!みんな転んじゃう!
とういう感じの連想ゲームです♪子供の発想って楽しいですね!
子供の柔軟でクリエイティブな頭の中を想像しながら、ストーリーの展開を推測しながら聞いてみてください!
2 piccolo(ピッコロ) /small
日本語の意味は「小さい」です。
一番ベーシックなannoを使った表現は、相手の年齢を尋ねるフレーズ。
Ho un piccolo cane.(オ ウン ピッコロ カーネ) /I have a small dog.
:私は小さな犬を飼っています。
・ho →avere/have(持っている)の直接法現在形ioの活用
※avereの詳しい使い方はこちら↓をご覧ください。
・cane/dog :犬
「grande:大きい」と「piccolo:小さい」は、セットで覚えると便利ですよ♪
3 dolce(ドルチェ) /sweet
日本語の意味は「甘い」です。
Il gelato è molto dolce.(イル ジェラート エ モルト ドルチェ) /Ice cream is really sweet.
:アイスクリームは甘い。
「dolce」は、人の性格を表現するのにも使えます!
人の性格を表現する場合の「dolce」の意味は、英語の「sweet」の人の性格を表す時の意味と同じで、
「優しい、親切、素敵」です。
Sei una persona dolce.(クエッロ ウオーモ エ ミオ パードレ) /You’re a sweet person.
:あなたって素敵!
・sei →essere/be(ある、いる)の直接法現在形seiの活用
※essereの詳しい使い方はこちら↓をご覧ください。
・persona/person :人
4 diverso(ディヴェルソ) /different
日本語では「違う」です。
La gente dovrebbe rispettare i diversi modo di pensare.(ケ ジョルノ エ オッジ) /People should respect the different ways of thinking.
:人は違う考え方を尊重するべきだ。
・gente/people :人、人間
・dovrebbe →dovere(~しなければならない)の条件法現在形leiの活用
※動詞dovereについて詳しく知りたい方はこちら↓をご覧ください。
・rispettare/respect :尊敬する、尊重する
・modo/way :方法
・pensare/think :考える
ババーン!とカッコイイこと言いましたが、
イタリアでは、何かを語り合っている時、話し合っている時などに、
「えー!?違うよそれっ!」とガッツリ否定してくる人もけっこういます!(# ゚Д゚)
No! E’ diverso!(ケ ジョルノ エ オッジ) /No, it’s different!
:えー?!それ、違うよ!
まぁ、意見が対立しても、後に引きずらずにケロッとしてる人が多いのもイタリア人♪
陽気なラテンの血がそうさせるのでしょうか?! 自由だなっ!
5 primo(プリモ) /first
日本語では「第一の、一番の、最初の、はじめの」です。
過去の栄光を語ってみたり♪
Ero la prima nella mia classe.(エロ ラ プリマ ネラ ミア クラッセ) /I was the first in my class.
:私はクラスで一番でした!
・ero →essere/be(ある、いる)の直接法半過去形【Indicativo imperfetto】ioの活用
※essereについて詳しく知りたい方はこちら↓をご覧ください。
※essereの活用を詳しく見たい方はこちらをご覧ください。
・classe/class :クラス
「Primo」は、日にちの表現にも使います!
Oggi è il primo giorno di febbraio.(オッジ エ イル プリモ ジョルノ ディ フェッブライオ) /Today is the 1st day of February.
:今日は2月最初の日です。
・oggi/today :今日
・giorno/day :日
・febbraio/February :2月
もっとシンプルにこんな言い方も♪
Che giorno è oggi?(ケ ジョルノ エ オッジ) /What’s the date today?
:今日は何日?
E’ il primo Febbraio.(チェラ ウナ ヴォルタ) /It’s February 1st.
:2月1日だよ。
・che/what :なに
「primo」は序数の「1」です。日本語では、ひとつ、1日、一番、一個、一匹などですね。
単純に数字を数える時の「1、2、3、4…」「いち、に、さん、し…」「one, two, three, four…」は、「uno, due, tre, quatro…」となります。
6 ultimo(ウルティモ) /last
日本語では「最後の、最新の」です。
Ultimo, ma non meno importante.(ラ トゥア カーザ ドヴレッベ エッセレ アッコリエンテ) /Last but not less important. →Last but not least
:最後になりましたが、重要でないわけではありませんよ
グループや組織内、セレモニーなどのイベントで、司会者など誰か一人の人が順番に、複数の人やモノ・事柄を紹介していく場合などに、よく使われる英語のイディオム「Last but not leas,…」ですね。
「紹介する順番は、最後(last)にはなりましたが、だからといって重要度が一番少ない(least)というのではなく、ほかのものと同じように重要なことですが・・・」という前置きのフレーズです。
Gli ultimi saranno i primi.(ヴオイ ヴェニーレ ア カーザ ミーア スタセーラ) /The last one becomes the first.
:後の雁が先になる。
後の雁が先になるとは、後から来た人が、先を行く人を追い越すって意味ですね。
遅れていた者が、先の者が油断している隙に追い越すとか、童話の「うさぎとかめ」的な♪
後輩が先輩を追い越して、出世したりすること、イタリアでもあるんですよ!
7 anziano(アンツィアーノ) /old
日本語では「年配の、年を取っている」です。
英語のoldは、「年を取っている」と「古い」という意味があり、モノにも人にも使えますが、
イタリア語で「古い」は、vecchio(ヴェッキオ)で、vecchioは、基本的には人に対しては使いません。
Dovremmo rispettare i anziani.(ラ プリマ パルテ ディ ウン フィルム) /We should respect older people.
:私たちは、年配の人を尊敬すべきだ。
イタリア語で「i anziani」と言う時は、英語の「elders」、日本語の「お年寄り」と考えても大丈夫です!
Lascia il posto a quell’anziano laggiù.(ラ プリマ パルテ ディ ウン フィルム) /Give your seat to that old person.
:あのご老人に席を譲ってあげなよ!
あの曲何っていうんだろう?ってな感じで、会話を続けることができます♪
イタリアでは、日本の東京や大阪など大都市の「満員電車」ほど混むことはありませんが、
それでも、バスや電車では、
お年寄りや赤ちゃんなど小さな子供連れなど、身体的弱者に対して、
みんな優しくて、サッと席を譲ってくれる文化があります♪ イタリアのいいところです!
8 giovane(ジョバネ) /young
日本語では「若い」です。
La cosa importante è avere uno spirito giovane.(ラ コザ インポルタンテ エ アヴェレ ウノ スピリト ジョヴァネ) /The important thing is to have a youg spirit.
:大切なことは、精神的に若いことだ。
基本、明るく陽気な人が多いイタリア人、年齢を重ねた人でも、精神的に若い人が多いです!
のっぽさんのパパ、Ayettaからすると義父、コロコロちゃんのおじいちゃんも、70歳にして気持ちは少年のよう!創造力豊かで、好奇心にあふれていて、人が大好き!おしゃべりが大好き!じっとしているのは苦手…という典型的なイタリア人です!
コロコロちゃんと会話している姿は、まるで「ちびまる子ちゃんのまる子と友蔵」( ´艸`)
「giovane」は、単純に「〇〇は若い」という表現にも使います。
E’ una giovane poeta.!(エ ウナ ジョヴァネ ポエタ) /He is a youg poet.
:彼は若い詩人だ。
まとめ
今日はイタリア人がよく使う形容詞8語を、使い方の例としていくつかのフレーズを添えて学習しました!
1 grande /big :大きい
2 piccolo /small :小さい
3 dolce /sweet :甘い、優しい、親切、素敵
4 diverso /different :違う
5 primo /first :最初の、一番の、
6 ultimo /last :最後の、最新の
7 anziano /old :年配の、年を取っている
8 giovane /young :若い
形容詞を覚えると、イタリア語のより深い、細かい表現ができるようになりますね!
「人」と言っても、若い人、年を取った人、優しい人、自分と違う考えを持っている人などなど色々な表現ができますからね!
形容詞の学習と合わせて、少しずつでも名詞や動詞を覚えていくと、表現豊かな文章が作れたり、スムーズなコミュニケーションができるようになりますよ!
【英語でイタリア語】シリーズには、動詞学習の教材もあるので、よければ合わせてご覧下さいませ♪
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